史上初の3万ドル突破! ~新たな歴史が作られる~(DJI)NYダウ 日足
NYダウ(ダウ工業株30種平均)が史上初めて3万ドルを突破しました。
もちろん、史上最高値を更新です。
では、ここからどういった展開が考えられるかを3本のラインを引いて考察してみましょう。
コロナショック前の高値を更新したことに非常に意味があります。
さらに、節目である3万ドルを突破したことも意味があります。
そこで、今度は、下値支持線、上値抵抗線の2本のラインを引きました。
これで見ると、上値抵抗線を超えるにはもう少し値幅があることが分かります。
上値抵抗線が意識されるのか、それとも、そこも突破されるのかも含めて、
ここからの展開に注目していきましょう。
相場の勢いが弱くなれば売られることもあるということも認識しておきましょう。
チャートパターン
ポンド円 ~小さな変化をどう感じるか~(GBPJPY)ポンド円 日足チャート
株式市場は堅調な動きになっているのが多いようですが、
為替市場は膠着した動きの銘柄が多いように感じます。
これは為替に限らず、どういった銘柄でも動きが膠着した時の考え方として理解しておく必要があります。
それは、今後膠着状態を脱するにはどこにどのような抵抗線や支持線があるのかということです。
今回は赤い水平線を何本も入れています。
これがまずは意識されやすい抵抗線であり支持線となります。
勿論、もっと細かく見れば、沢山の水平線を引くことができます。
その引いた線をどのように突破していくのか、もしくは、どのような抵抗を受けるのかを見ることで相場の強弱を測ることができます。
ここから、大きな相場になるかもしれません。
まずは、膠着状態をどう脱するのかを見ていきましょう。
CFTC建玉明細 ~ゴールド、ファンドのポジションを確認~ (GC1!)ゴールド 週足
2020年8月に高値を付けてからは調整局面となっています。
では、調整局面となっていますので、チャートとファンドのポジションに変化が出てきているのでしょうか。
まずはチャートを見てみましょう。
チャートはウェッジ型のような調整局面となっています。
現状の調整がウェッジ型であるとすれば、いずれ上値抵抗線を上抜けて上昇トレンドが復活してきます。
逆に下値支持線を下抜けてくれば下降トレンドに転換する可能性が高まります。
次にファンドのポジションを見てみましょう。
赤色の折れ線はファンドの「買い」、青の折れ線はファンドの「売り」です。
オレンジの棒グラフは買いと売りの枚数の差となっています。
ファンドの買いは2020年2月がピークで、そこから買い越し枚数は減少しています。
ただ、買い枚数も高水準を維持しており、今のところトレンド転換を意識したポジションにはなっていないことが分かります。
今後のファンドのポジションの推移を見ていきましょう。
キーボードショートカット!チャートの分析、作成、研究をより迅速にキーボードショートカットで時間を節約し、チャート作成をより速く、より簡単に、そしてよりダイナミックにすることができます。各ツールを個別にクリックするのではなく、ショートカットを使ってプロセスをスピードアップしましょう。以下でチャートでご利用可能ないくつかの人気のコンビネーションをご紹介しています:
Alt + T = トレンドライン
Alt + F = フィボナッチ・リトレースメント
Alt + H = 水平線
Alt + V = 垂直線
Alt + C = 十字線
Alt + A = アラートの追加
Alt + S = チャートのスクリーンショット
Alt + I = チャートを反転
Alt + P = パーセントチャート
Alt + L = 対数チャート
Macをご利用の場合は、Alt の代わりに option ⌥ を押してください:
⌥ + T = トレンドライン
⌥ + F = フィボナッチ・リトレースメント
⌥ + H = 水平線
⌥ + V = 垂直線
⌥ + C = 十字線
⌥ + A = アラートの追加
⌥ + S = チャートのスクリーンショット
⌥ + I = チャートを反転
⌥ + P = パーセントチャート
⌥ + L = 対数チャート
ご利用可能なすべてのショートカットのご案内については こちらの便利なガイド をご覧ください。例えばスペースキーを押すことでウォッチリストの各チャートを確認する事ができます。マウスホイールでオブジェクトを削除する事も可能です。描画やインジケーターにカーソルを合わせて、マウスホイールをクリックしてください。インジケーターメニューを開くには、キーボードの "/" を押すだけです。チャートの時間足の変更は、キーボードで直接任意の数字を入力してください。
これらのキーボードショートカットをご活用いただければ幸いです。トレードや投資に役立つ新たなショートカットのアイデアがございましたら、以下のコメントでお知らせください。あなたの為にそれを作成するかもしれません!素晴しい週末をお過ごしください。
もみ合い相場は難しい!?(PFE)ファイザー 週足チャート
2018年の動きとその後の動きを見て、どちらがトレードし易く、どちらが難しいかを検証してみましょう。
2018年は春先に2度ほど移動平均線大循環分析で第2ステージとなりましたが、それ以外はずっと第1ステージでした。
この動きは分かりやすく、トレードし易い動きでした。
では、その後を見てみましょう。
第4ステージを中心に推移していますが、途中に第1ステージや第6ステージが入り組んでおり、トレードし難いチャートであることが分かります。
このように同じ銘柄でも分かりやすい時期とそうでない時期が混在するのです。
そして、難しい時期だと感じればトレードを控えるか、上級者はトレードの手法を変更しながら、分かりやすい時期を待つのです。
今回であれば、200週EMAが横ばいになっています。
この時点でもみ合い相場ですので、難しい時期になったことが分かります。
ただし、この時期が終われば、再び分かりやすい時期になる可能性が高まります。
そこまで待つのです。
トレードする銘柄とウォッチする銘柄を分けましょう。
そして、ウォッチする銘柄はたまにチェックして、分かりやすい時期が来るのを待つのです。
このファイザーも今は我慢の時期です。
そして、どこかで分かりやすい時期が来ます。
その時に、しっかりとトレンドを狙うのです。
どのようにもみ合い放れが起きるのかを確認しましょう。
そのデータの蓄積があなたの財産となるのです。
様々なもみ合い放れをチェクしてみると沢山の気づきを得ることができますよ。
押し目買いか戻り売りか!? ~波動の見極め方~(8001)伊藤忠商事 日足
四半期決算が過去最高となった伊藤忠商事です。
今年の夏にはウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ社が、
日本の5台総合商社に出資を行い話題となりました。
商社各社の決算で優劣が出ていましたが、ここからどうなるかのヒントを探してみましょう。
2020年9月に高値を付けました。
その後に利益確定売りから10月末にかけて反落しました。
今度は切り返してきました。
ここからのポイントは9月の高値を更新するのか、それとも、10月の安値を割るのかです。
それによって、押し目買いとなるのか、戻り売りになるかが見えてきます。
その波動の基本は「N」波動です。
上昇の「N」波動、下降の「N」波動を探すことで波動を見極めることができます。
このような局面の時には、「N」波動を探してみましょう。
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションを確認~ (EURUSD) 週足
チャートの上は移動平均線大循環分析、下はファンドのポジション推移です。
下のファンドのポジションは、赤い折れ線は「買い」、青い折れ線は「売り」となっています。
この2カ月くらい買いが少し減少しているのが分かります。
価格は膠着状態となっています。
赤の水平線を2本入れましたが、上下どちらに抜けてくるのかがポイントとなります。
上放れてくると、大局のトレンド転換に向けた動きになり、
下に抜けてくると、もみ合い相場か、下降トレンドに戻ることが考えられます。
膠着状態が終わればトレンドが出る可能性が高まりますので注目していきましょう。
長期安定下降(5020)ENEOSホールディングス 日足チャート
2018年に高値を付けてから長期安定下降のチャートになっています。
その大局の動きを見るのは、200日移動平均線で見ていきます。
200日移動平均線ですから、200本分のローソク足の平均線となります。
厳密ではありませんが、おおよそ約1年の移動平均線となります。
約1年の動きが上向きか、下向きか、それとも横ばいかで、大局が上昇、下降、中間波動かを判別します。
さて、この長期安定下降のチャートですが、何度か200日移動平均線に挑戦し、200日移動平均線の抵抗を受けています。
この抵抗を受け続けている限り上昇トレンドになることはありません。
上昇トレンドになるためには、まずは現状の下降トレンドが終焉する必要があります。
また、現状のチャートから見れば、2020年3月の安値を割らない方が目先の転換の可能性が高まります。
そして、200日移動平均線を超えていかなければいけません。
さらに、超えるだけではなく200日移動平均線が右肩上がりになる必要があります。
この転換するときの一連の動きをしっかりと理解すると、チャートの読解力が向上していきます。
ここからどうなるを予想をせずに素直に見ていきましょう。
リクエストがあったポンド円の中期分析(GBPJPY) ポンド円 週足
このように週足で大きな流れを確認することは時には必要ですね。
明日の動き、2時間後の動きなどと目先の動きにとらわれ過ぎれば、大きな流れを見落として大局のトレンドを取り逃がしてしまうことがあります。
では、このように大きな流れを確認すれば何が分かり、どういったヒントが隠れているのでしょうか。
2007年の不動産バブルが崩壊してサブプライム・ローンショック、リーマンショックを経て大きく下落しました。
2011年までの下落が大局の大きな下落の波動と私は見ています。
そこから、反動のリバウンドが入り2015年まで上昇しました。
この上昇を上昇トレンドの始まりの上げと見るか、2011年までの下降トレンドの戻りと見るかで見解が変わってくると思います。
上昇トレンドの始まりの上げであれば、2015年からの下降は調整局面となりますので2011年の安値は割りません。
一方で、一時的な下降トレンドの戻りであれば、2011年の安値を割る可能性が高まります。
それから、2018年からの動きは複雑な動きで緩やかに下降しているのですが、拡大型トライアングルのような動きです。
これは、トレードし易いチャートか難しいチャートかでいうと、難しいチャートになります。
私は、価格が将来どうなるかは予想はしません。なぜなら意味がないと思っているからです。
するのは予測だけです。
幾つかシナリオを考えて上抜けならこういう展開が予測できる。下抜けならこういう展開が予測できると準備をしておきます。
後は、上がるか下がるかは考えずに、流れに素直にトレードをします。
そして、意識しているのは分かりやすい波動を狙うということです。
今は、むずかしい波動ですが、この展開が終われば次は分かりやすい波動になる可能性がやや高くなります。
勿論、むずかしい波動の後に、展開が変わってもまた難しい波動になることもあります。
ポイントはこの拡大型トライアングルの動きにどこで変化が起きるかです。
次の変化がチャンスになると思いますので、そこを狙いたいですよね。
具体的にいうと、拡大トライアングルを下抜けて大きく下落するか、上抜けるかが大きな変化となります。
その前に小さな変化がでてきますので、そこに気づけるかどうかというのもチャート分析の醍醐味ですね。
勉強すればするほど成長できるのがチャート分析です。
一緒に学んでいきましょう。
わかりやすい動きと難しい動き ~ユーロドルの考察~(EURUSD) ユーロドル 日足チャート
ユーロはECBによる金融緩和継続と12月に追加の金融緩和を行うというメッセージによりユーロ安の動きになってきました。
9月1日の高値を付けるまでは、わかりやすい動きでした。
買いを持ち続けるだけで大きく上昇しているわけですから分かりやすい動きですよね。
ところが、その動きが終わると急に難しい動きになっています。
相場は分かりやすい動きと難しい動きが混在して展開していきます。
では、ここから考えられる展開はどうなるでしょうか。大きく分けて二つの展開が考えられます。
一つは暫く難しい動きになるということです。上昇や下降しながらも難しい動きになるか、もみ合い相場となるかですね。
もう一つは分かりやすい動きです。上昇トレンド復活か、下降トレンドへの転換かです。
直近の動きに小さなチャネルラインを引きました。(チャネルラインについては下記などを参照)
チャネルラインが続かない動きになっています。
ここからどこで分かりやすい動きになるかです。
それを皆さんも一緒にチャートを見ながら、わかりやすい動きになるところがどこなのかを見ていきましょう。
皆さんがトレードしている銘柄が、今分かりやすい時期なのか、難しい時期なのかを意識するだけで
無駄な、もしくは無理なトレードが減ると思いますよ。
大局トレンドの4つのポイント(4062)イビデン 週足
先日の決算発表がいい意味でサプライズになっていたので取り上げてみました。
今回は、2019年の前半からのトレンド転換の流れについて見ていこうと思います。
今回みていくトレンド転換のポイントはざっと4つだと思っています。
まず、下降トレンドが続いている中で、週足はもみ合い弱含みの展開のようでした。
上値抵抗線や下値支持線を引くと、拡大型のトライアングルにも見えるような形状です。
その下降の流れから変化が出てくるときには多くの銘柄で決まった特徴が出てきます。
まず、安値更新をしなくなる。(二番底を付ける)【ポイント1】
次に、一番底と二番底の間の高値を上抜けていく。そして、上値抵抗線を突破する。【ポイント2】
そこから一旦反落するもサポレジ転換(下のアイデア投稿を参照)する。【ポイント3】
最後に下降する前の高値を更新して大局のトレンド転換となっていきます。【ポイント4】
勿論、ポイント4で仕掛けていても遅いのですが、この一連の流れを理解することが重要です。
こういった展開を理解しておくと、似た形状のチャートが出てきたときのヒントとなります。
大局の変化となるのか?(DJI)NYダウ 日足
大局の動きに変化が出てくるのでしょうか。
考え方としては、9月に高値をつけてから反落し、9月24日に安値をつけました。
移動平均線大循環分析のステージが第1ステージから第3ステージに移行しました。
今回の動きのポイントは短期移動平均線の動きです。
5月から短期移動平均線は上昇帯を下回ることはありませんでした。
そこから第3ステージなったことで短期移動平均線が上昇帯を下回りました。
そこから、今度はあっさりと短期移動平均線が上昇帯を上回りました。
上昇トレンドが復活かと思われましたが、高値を更新できずに再び短期移動平均線が上昇帯を下抜けてきました。
つまり、現在の動きで分かることは上昇帯が抵抗にも支持にもなっていないということです。
ということは、上昇トレンドの勢いが無くなり、もみ合い相場になるか、トレンド転換となるかもしれないということを認識しておく必要があります。
ここから上昇トレンドが復活するのか、違う展開になるのかはわかりませんが、短期移動平均線の動きがどうなるかを見ることでヒントを得ることができますね。
今話題の銘柄をチェック(9843)ニトリホールディングス 日足チャート
今年を振り返ると、コロナショックで下降しましたが、
巣ごもり需要やリモートワークなどからコロナショック前を大きく上回る上昇を見せました。
8月に高値を付けてからは調整局面の動きとなっています。
9月に安値を付けてから、膠着状態の動きになっています。
ここで中間波動に入って横ばいの動きになるのか、
それとも、9月の安値を割ってトレンド転換の動きに向かうのでしょうか。
予想をしてみ意味がありませんので予想はしませんが、今回の「島忠」に対するM&Aの報道が出てからはチャートが重たくなっています。
移動平均線の帯が細く横這いになってきているので、トレンドが無いことが分かります。
こういう時に今まで上昇が続いていて高くて買えなかったという人が、安くなったからという理由で買うケースがあります。
しかし、私はそういう買い方は推奨できません。
勿論、そのような買い方をしても上手くいくこともあります。
しかし、チャートの理屈に合った買い方ではありません。
トレンドを獲るというのは、上がっていく流れに付いていく、下がっていく流れに付いていくものです。
流れに逆らったトレードは、大きな損に繋がることがあります。
今回の買収報道からどういったチャートを形成するのかを丁寧に追いかけてみましょう。
こういう時はどう考える? (DEU30)ドイツのDAX 日足チャート
ドイツのDAXを取引しよという話ではありません。
こういう時はどう考えるかということです。
このチャートでいうと、9月3日に高値を付けました。
そこから、9月3日の高値を更新することもなく、7月30日の安値も割ることもなく推移しています。
では、どういった動きになっているかというと、高値が切り下がり、安値が切り上がるという動きです。
つまり、トレンド相場か中間波動(もみ合い相場)かでいうと、中間波動となっています。
私は中間波動の研究をしています。
なぜ、中間波動の研究をしているかというと、多くの方は今のDAXのチャートを見ても魅力を感じずに関心を持たないと思います。
でも、私はその考え方が逆で、中間波動が終わればトレンド相場になるケースが多いのだから、ここからどういった展開からトレンド相場になるのだろうと考えます。
トレンド相場の後追いをしても高値掴みになることが多いためトレンドの初動を狙う必要があります。
中間波動の終わりはトレンド相場の初動になることが多いと感じています。だから、中間波動が大事なのです。
皆さんも多くの投資家が関心を持っていない中間波動を研究していきましょう。
今回であれば、赤い丸印をしていますが、直近二つの赤丸印を更新することが最初の変化の兆しとなります。
最初の二つの赤丸を更新してくると、トレンド相場が始まる可能性が高まります。
必ずそうなるわけではありませんが、今後の展開に注目していきましょう。
MACDの考察(MOS)マザース指数 日足チャート
日本株の中では日経225やTOPIXなどよりも、マザーズ指数の動きが堅調に推移しいています。
7月末に一度、第3ステージになりましたが、それ以降は第1ステージを維持しています。
ここからの動きがどうなるかをみるときに、MACD(マックディ)の動きが参考になります。
ではMACDとはどういったものでしょうか。
それは、2本の移動平均線の間隔を見ているオシレータです。
2本の移動平均線の間隔が上昇しているときに広がれば上がり、狭くなると下がります。
そして、2本の移動平均線がクロスするところは、間隔がゼロになりますので数値は「0」となります。
ゴールデンクロスするとMACDは「0」を上に伸びて、デッドクロスすると「0」を下に伸びていきます。
MACD1=短期移動平均線と中期移動平均線の間隔
MACD2=短期移動平均線と長期移動平均線の間隔
MACD3=中期移動平均線と長期移動平均線の間隔
今回はMACD3の動きを考えてみましょう。
MACD3は緑と赤の色が塗られています。
そして、色の薄いところと濃いところがあります。
この違いは、中期移動平均線と長期移動平均線の間隔が広くなっているか、狭くなっているかの違いです。
では、直近の動きを見てみましょう。
MACD3の色が濃くなっています。
これは、中期移動平均線と長期移動平均線の間隔が狭くなっていることを示していますので、最初の変化の兆しとなります。
もちろん、これはトレンド転換を示しているのではありません。
MACD3の色の変化によって少し注意して見ていきましょう、となります。
さて、マザーズ指数の動きは大きな変化となるか、一時的な調整で終わるのかを確認していきましょう。
わかりやすく動く相場は少ない(9022)東海旅客鉄道 週足
2019年に高値を付けてから大雑把にいうと大局は安定下降しています。
細かく見ると、ところどころ反発したり、動きが小さくなったりしています。
2019年の高値を付けてから結果的には下降しているわけですが、途中の動きがあるがゆえに持ち続けることが難しくなります。
こういった途中での反対方向の動きを「中間波動」として私は研究しています。
これらの動きを完ぺきでは無くてもある程度理解しておけばトレードに活かせることができますね。
さて、2020年の8月からも切り返しを見せています。
下降相場において価格が反発するケースで考えられることは二つです。
一つはトレンド継続の時に出てくる一時的な反発。
もう一つは、トレンドが転換するときの反発です。
今回の反発がそのどちらになるかをしっかりと見ていくようにしましょう。
このチャートを見て何を感じますか?(UKX)FTSE100 日足チャート
このチャートを見て何を感じ取りましたか?
利益をとりやすいチャートと感じましたが?
難しそうなチャートと感じましたか?
それ以外は何か感じましたでしょうか?
恐らく多くの方は、利益をとり難く、尚且つ、わかり難い動きをしていると感じたのではないでしょうか。
振り返るとコロナショックで大きく下降し、そこから、切り返してきましたが、200日EMAで抵抗を受けました。
上昇帯から下降帯に移行しましたが、ステージが細かく推移し、値動きも小さい動きとなっています。
個人的には、こういった値動きをしている銘柄を発見したら、トレードは致しません。
ただ、トレードはしませんが、全く関心を持たないというのではなく、時々動きを確認します。
なぜなら、現在は約4カ月のトライアングルを形成しているように見えるからです。
これがもし、仮説通りのトライアングルだとすれば、ここからどうなるのでしょうか。
答えは私も分かりませんが、どこかで、上値抵抗線を超える、もしくは下値支持線を割るところが出てくるでしょう。
そのときに、わかりやすいトレンドになることが考えられます。
チャートは分かりやすい動きとわかり難い動きが入り合わさって出来ています。
わかり難いが終わればわかりやすい動きになることがあります。
このようなチャートを発見したら、この後の動きに注目しましょう。
トレードテクニック4(6.マーケットの不確実性)ここではマーケットの不確実性についてまとめたいと思います
まず,次のようなチャートがあるとき,人はこれをどのように認識するでしょうか
一つの見方としては日足レベルのダブルトップ形成から,更に高値を切り下げ,4Hレベルでもダブルトップを形成してきているようにも見えるので高値際からは売りを仕掛けたいと考えているトレーダーがいるかと思います
もう一方の見方としては日足レベルのダブルボトム形成から更に安値を切り上げ,4Hレベルでもダブルボトムを形成してきているようにも見えるので安値際からは買いを仕掛けたいと考えているトレーダーがいるかと思います
このように,マーケットではそれぞれの思惑によりチャートを形成しています
この後は結果的に直近安値を割ることで下降トレンドに入り,一段の下げに繋がっています
しかし,これはあくまで結果論に過ぎず,別の未来もあり得たということを理解しておく必要があります
例えば次のように直近高値を上抜けてくるようであればそれまで売りを仕掛けていたトレーダーの損切りを巻き込み上昇しやすくなります
また,そのように上昇してくるとSMAも水平から受けてくる形となり,一段の上昇に繋がりやすくなります
一方の見方しか出来ないともう一方のチャンス,リスクに気づけなくなります
双方の見方を身につけ,趨勢が決まった段階で上位足の高値,安値際から仕込めるようなトレードを組み立てる必要があります
トレードテクニック3(5.Multi TimeFrame)ここではMTF(Multi TimeFrame)についてまとめたいと思います
前回と前々回でダウ理論とグランビルの法則についてトレード足レベルのチャートで確認してきました
MTFとはこれらの理論と法則を各時間足に当てはめる分析のことを指します
一般的に長期,中期,短期で分析を行い,デイトレードであれば一例として1D,4H,1Hもしくは4H,1H,15Mと言うような組み合わせで行います
ここでは一例として1D,4H,1Hの組み合わせで行います
日足レベルでは大きく高値を切り下げてきているものの安値も切り上げてきており,直近では方向感が見出しにくい状況
4Hレベルでは高値を切り下げ,直近安値を割ることで下降トレンド形成開始
その中で次の高値切り下げポイントを作ってくるかという状況
1Hレベルでは上位足の4Hレベル高値際でダブルトップを形成し,直近安値を割ることで下降トレンド形成開始
このように,ここで見ているポイントというのは上位足の条件も揃っており,下げやすい環境になっていることが分かります
また,エントリー根拠がダウ理論であるならばエグジット根拠もダウ理論に基づく必要があります
チャートでみると安値を切り上げ,高値を更新したポイントになります
今見ているチャートで実際に下げたことはあくまでも結果論に過ぎません
チャートは予想できないという大前提を理解する必要があります
ただし,チャートにはどちらか一方よりももう一方に”傾きやすい”というポイントが存在します
そのようなポイントでのみトレードを繰り返すことでトータルでプラスに持って行くことが目標となります
あなたは分かりやすい時期にトレードしていますか?(9432) NTT 週足
今回、親会社のNTTが子会社のNTTドコモを、TOBにより完全子会社化すると発表しました。
ニュースで話題になっていましたね。
そこで、NTTのチャートを検証してみようと思います。
まず、皆さんがトレードするときにその銘柄がトレードし易い時期なのか、それとも、トレードが難しい時期なのかを見極める必要があります。
では、どうやって見極めるのかというと、日足でトレードしている人は週足チャートを、1時間足でトレードしている人は4時間足のチャートを見ます。
そして、その大きな足のチャートがトレンド相場となっているのか、中間波動(もみ合い相場)になっているのかを見ます。
NTTを見れば、2017年の高値を付けるまではトレンド相場でした。
2017年の高値のあとの2018年の安値を付けてからは中間波動になっているのが分かります。
なぜなら、2本の水平線を引くと一目瞭然で、そこからは高値も安値も更新していないからです。
週足で中間波動になっているということは大きなトレンドは獲れないということです。
では、これからずっとトレンドが出ないかというとそうではありません。
どこかでトレンド相場が発生します。
その初動をしっかりと狙うことができれば大きなトレンドを掴むチャンスが生まれます。
もしかしたら、難しい時期にトレードしているかもしれませんね。
どの銘柄でも分かりやすい時期とわかり難い時期があり、難しい時期にトレードすると、心身共に疲れ利益も少ないという状況になる傾向があります。
分かりやすい時期にトレードをすると、シンプルなトレードで大きな値幅を撮りやすくなります。
トレンド相場を獲るためには中間波動の終わりを狙いましょう。