複雑なライン ~如何にシンプルに見るか~(EURJPY)ユーロ円 日足
トレンドラインを引いていると、ラインが複雑になってくることがあります。
ユーロ円の日足チャートを見ると、安定下降しているようですが、ラインを引くと拡大トライアングルになっています。
その後、動きが小さくなり小さなトライアングルを形成しています。
動きが大きくなったり小さくなったりすることはよくあります。
ボラティリティ(変動率)が大きい時間帯と小さい時間帯があり、
それらが交錯するということを理解していれば対応し易くなります。
チャートの動きに素直に対応することが重要なのですが、なにも意識しないで素直に対応しようとすれば振り回されることになります。
いつも書くことですが、上がるか下がるかを意識するのではなく、動きの変化に対して意識することが重要です。
なぜなら、上がる下がるを予想して当たったとしても、動きが小さければ利益も小さくなります。
万が一、予想が外れて動きが大きくなれば損が大きくなります。
動きの変化を意識していれば、動き出しの初動を感じるようになります。
変化を捉えるところにチャンスがあると思っています。
チャートパターン
チャネルラインと水平線が示唆する世界(9202)ANAホールディングス 週足
皆さんもニュースでご覧になられたと思いますが、
「投資の神様」といわれているウォーレン・バフェット。
彼が率いる米国のバークシャー・ハザウェイは年次株主総会を開催しました。
そこで、彼は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、
保有していた米航空株を全て売却したことを明らかにしました。
今後、様々な分野でパラダイムシフトが起きるのであろうと思いますが、世界はどうなっていくのでしょうね。
一先ず、その渦中にある航空会社を見ていきましょう。
日本を代表する企業といえば「ANA」です。
チャートを見ると、リーマンショックから立ち直りしっかりと推移していましたが、今回のコロナショックで大きく失速しています。
このまま下降が続けばリーマンショックの時の安値を更新するかもしれません。
もし、仮に今ここでどうしようかと慌てている人がいるとしたら残念なことですが、
チャート分析や今回のテーマである「チャネルラインと水平線」について理解があれば、
もっと早い段階で対応ができていたと思います。
そのためにも、チャネルラインや水平線の引き方などを覚えてきましょう。
非常に簡単であり、尚且つ、初心者の方でも直ぐに使えるものです。
まずは、ご自身の感覚で水平線やチャネルラインを引いてみましょう。
ビットコイン水平線トレード・価格帯別色分けチャート 1000ドル刻みの法則?100日線200日線 365日移動平均線SMAが効く
価格帯別色分けチャート・水平線トレード
現在は9000ドル=94万円の水平線が意識されています
半減期は6日後に迫っています(2020年5月11日(月) 1週間を切っています
暗号資産/仮想通貨ビットコイン
1日足チャート
bitFlyer:BTCJPY
34万7789円=2017年5月25日高値
35万4350円=2018年12月15日安値)
56万6350円=2017年9月2日高値
64万5650円=2018年2月6日安値
82万4000円=2018年9月4日高値
94万2530円=2018年7月25日高値
価格帯別色分けチャート
過去の高値や安値が露骨に効いています
(1ドル@ 107円)
10.7万円=1000ドル
21.4万円=2000ドル
32.1万円=3000ドル
42.8万円=4000ドル
53.5万円=5000ドル
64.2万円=6000ドル
74.9万円=7000ドル
85.6万円=8000ドル
96.3万円=9000ドル
107万円=10000ドル
bitFlyer:BTCJPY 1日足チャート 価格帯別色分けチャート 2020年5月5日(火)21時撮影
移動平均線はサポートラインやレジスタンスラインとして意識されます
100日移動平均線SMA,EMAや200日移動平均線SMA,EMAはもちろんですが、
365日移動平均線SMAや600日移動平均線EMAも2018年に大活躍しました 2018年、2019年、2020年と3年連続で効いています 2020年5月5日(火)21時撮影
RCIインジケーターの見方ですが 短期線、中期線、長期線それぞれ-80上抜けで買い +80下抜けで売り(利確)が目安となります
ビットコイン 300日線刻みの法則性! 半減期後のマイニング損益分岐点一覧まとめ 100週移動平均線 BTCJPY&BTCUSD 2019年12月19日投稿アイデア
2019年12月19日投稿アイデア(アイディア)
ビットコインは75日線、100日線、200日線、365日移動平均線が効く!移動平均線は個別株でも効きます 2020年2月27日投稿アイデア
2020年2月27日投稿アイデア(アイディア)
BITSTAMP:BTCUSD 20日移動平均線SMA,EMA,100日移動平均線SMAEMA,200日移動平均線SMA,EMA,365日移動平均線SMAが露骨に効いています 2020年5月5日(火)21時撮影
600日移動平均線EMA,900日移動平均線EMA,1200日移動平均線EMA,1500日移動平均線EMA,2000日移動平均線EMAも見事に効いています 1800日線は約5年線です
BITFINEX:BTCUSD 週足チャート 高値切り下げ安値切り上げ(底値切り上げ) チャートパターントライアングル
BITSTAMP:BTCUSD 週足チャート
20週移動平均線、100週移動平均線SMA,EMA、200週移動平均線SMA,EMAはトレンド判断に便利です
基本的に移動平均線下抜けは売り(復帰失敗は戻り売り)、上抜けは買い(支えられたら買い)です
下ヒゲはぴったり300週移動平均線SMAで止まっています
今年も200週移動平均線SMAが大底サポートラインとして効きました
チャート形状からヒントを探す(AUDJPY)日足チャート
チャートに2本のラインを引きました。
高値と高値を結んだ線、
安値と安値を結んだ線、
この上下のどちらに抜けてくるかがポイントとなります。
上に抜けてくれば上昇トレンドの可能性が高まります。
下に抜ければ調整局面か下降トレンドの可能性が高まります。
このチャートの形状を「ウェッジ型」とみるか、
「ダイアゴナルトライアングル」とみるかで変わってきます。
ウェッジ型であれば、下降トレンドに移行しますので安値を更新していきます。
ダイアゴナルトライアングルであれば、一先ず下がりますがその後安値を割らずに上昇していきます。
チャートパターンを理解すれば、幾つかのシナリオができるので、あとは価格がどのシナリオに向かって推移するかを見ていけば対応が出来るようになります。
チャートパターンは幾つもありますが、少しずつ覚えていきましょう。
200日移動平均線の役割 ~トレンド転換の流れ~(2681) ゲオホールディングス 日足チャート
コロナショックで世界のマーケットは大きく荒れています。
「巣ごもり」などのキーワードが急上昇していますね。
今回は200日EMAの役割を見ていこうと思います。
200日EMAとは200日間の平均線となりますので、約1年間の平均線を示していることが分かります。
まず、
200日EMAより価格が高ければ、大局の強気を示唆します。
200日EMAより価格が低ければ、大局の弱気を示唆します。
次に、
200日EMAの方向性もポイントとなります。
200日EMAが上向きであれば、大局の流れが強気であることを示唆します。
200日EMAが下向きであれば、大局の流れが弱気であることを示唆します。
その200日EMAの方向性と価格の関係を見て大局の変化を捉えていきます。
様々なチャートでトレンド転換していく流れを見ていくうちに、トレンド転換する変化が見えてきます。
それにより、これからトレードするであろう銘柄を分析するヒントになっていきます。
原油の内部要因を見てみましょう ~CFTC建玉明細~(CL1!)WTI原油 週足チャート
4月20日に米国の原油先物市場が史上初めてマイナスとなりました。
先物取引特有の納会(のうかい)という制度が要因といわれています。
ただ、コモディティはモノの価格なので、「0円にはならない」というのが今までのコンセンサスでした。
そのコンセンサスが崩れたともいえる出来事でした。
そのときに、日本でも原油関連銘柄が非常に活況となりました。
では、市場での売買高において世界一位であるWTI原油の内部要因がどうなっているというのを見るのも、ときにはヒント探しの一つになるかもしれません。
そのヒントの一つが、CFTC(米商品先物取引委員会)が発表している、大口投機家(ファンド)のポジションがどうなっているかを見てみましょう。
チャートの下の緑色がファンドのポジション(買いの総数から売りの総数を引いた枚数)となります。
これを見ると、過去のパターンでは、ファンドのポジションが大きく減少したところで底打ちするケースが散見されます。
先週の動きでは、減少するところかファンドは買いポジションを増やしていました。
内部要因でトレードすることは全く推奨しませんが、過去のパターンからすれば底打ちには、もしかすると、もう少し時間がかかるかもしれません。
株式でも為替でも、あらゆる市場において、誰が買っていて誰が売っているのかを理解することも参考になる場合がありますね。
日足と週足だと見えるチャートが違う ~俯瞰することも重要~(2229)カルビー週足と日足
チャートを見ていて感じることは、トレードしている足種(日足とか、1時間足とか)だけを見ていてはいけないということです。
今回は日足で見るとやや乱高下しているように見える銘柄のチャートです。
2019年5月から順調に上昇し2020年を迎えましたが、そこから一気に急落し、2019年5月の安値を割りました。
相場が崩れたように見えますが、そこから息を吹き返し2020年2月の大きな窓開けの下限まで回復していきました。
ここだけピックアップすれば、獲りやすそうで狙い難い銘柄にも見えます。
もしくは、「V字」上昇しているので、簡単だったという声もあるかもしれません。
ただ、一般的には全世界がパニックになったことで急落した銘柄を強気で買うには一般の投資家には難しいと思います。
今度は週足チャートに切り替えてみて見ると、大局が下降チャネルの中で推移していることがよく分かります。
尚且つ、今回の安値は2017年9月からの更に小さな動きの拡大トライアングルの下限のトレンドラインでサポートされていることが分かります。
このように見ていけば、日足チャートだと一見難しそうでも週足で見ると規則性があるというケースも出てくるかもしれません。
流れに変化が起きるところは、トレンドライン、水平線、チャネルラインのブレイクから始まります。
日足の変化、週足の変化を一緒に観察することで、小さな変化も多きな変化も感じることが出来るようになっていくと思います。
いつもお話することですが、上がるか下がるかではなく、チャートの変化に意識を持っていきましょう。
木を見て森も見よう! ~大局観を備える~(GC1!)ゴールド 月足
コロナショックによってマーケットが荒れています。
そして、世界の経済がストップしたことで、活況があるのは「巣ごもり関連」くらいで、多くの産業が厳しい状況となっています。
食料品でも電化製品でも、株式市場や為替市場でも、基本は需要と供給のバランスです。
今はマスクなどの医療関係などの物は供給不足となっていますが、
不要不急により供給過多というか、需要激減によって大きく下落しているものが増えてきました。
株式市場も30%前後下落しましたので大きい動きですが、金融政策期待などから辛うじて踏ん張っているようにも見えます。
ただ、原油市場などは年初来から見れば、価格が半値以下になっており正に暴落といってよい動きになっています。
石油関連の企業やものは大きな影響を受けています。
ただし、モノの価格が下がるということは貨幣価値は上がることを示唆しています。
そして、通貨の側面も持っている有事に強いゴールドは勢いを増して上昇しています。
2011年に史上最高値をつけてから2015年までは調整局面となっていました。
そこから切り返しが入るのですが、まずはトライアングルを上抜けし、更にチャネルラインも上抜けしてきました。
後は高値を更新するか否かが注目となります。
大局を見ると、高値更新に挑戦しているようです。
そして、もし高値更新となればどういった展開になるのでしょうか?
どうなるかは分かりませんが、この上なく楽しみです。
いつの時代も下がるものがあれば上がるものがあります。
最近は動きが大きくなっている銘柄が多いので、もしかしたら、時間足や分足ばかり見ている人が多いかもしれません。
でも、時には大きな流れも確認してマーケットの全体像を捉えることを意識されてみても良いかもしれませんね。
落ちてくるナイフはつかむな ~エリオット波動的な見方~(USOIL)WTI原油 月足チャート
エリオット波動は非常に奥が深く、熟練の技が求められる手法です。
ですから、安易に波動カウントをすると誤った見方になることが多いので注意が必要です。
そこで、今回は「エリオット波動的」として、細かいカウントをするのではなく、「~的な」見方としてカウントを入れました。
エリオット波動の基本は上昇5波動と下降の3波動で構成されます。(推進する5つの波と修正する3つの波)
2008年のリーマンショック前に史上最高値を付けました。
そこまでは、綺麗な5波動のように見えます。
そこからまず急落しました。これを大局の「A波」と仮定します。
そこから2011年にかけて、戻り(上昇)が入りました。「B波」と仮定します。
そうすると、現在にかけては大局のC波がきているという見方もできるかもしれません。
2018年10月からC波の中の第5波が始まったのかもしれません。
そういう仮説が立つと、どうも、先日の1ドルがその5波目の中の更に細かな3波のようにも見えます。(難しい話ですので、理解できなくても大丈夫です)
底打ちしたのかもしれません。実際どうなるかは神様しかわかりません。
エリオット波動はその時々によって波動を修正しながら波動をカウントします。
ですから、安易に決め付けてトレードをしてはいけません。
上がるか下がるかではなく、変化を意識しましょう。
直近の下落により原油関連銘柄が活況銘柄や取引高の上位に入ってきています。
相場格言に
「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉があります。
これは、下がってくれば価格的に魅力を感じて買いたくなりますが、直ぐに買うのではなく底打ちを確認しましょう。
といった意味です。
ここから原油は上がるかもしれません。
ですが、値ごろ感でトレードするのではなく、チャートの変化を捉えていきましょう。
買いにエッジが出てきたから買いを検証する。
売りにエッジが出てきたから売りを検証する。
大事なことだと思っています。
トライアングル ~次への展開へのヒント~(9432)NTT 日足
2月から大きく下落し、3月13日に安値を付けました。
そこから切り返しが入りました。
4月になってからはトライアングルを形成しています。
移動平均線大循環分析でみると、上昇帯から下降帯になってから横ばいになってきました。
現在、チャートはトライアングル(三角もち合い)を形成しています。
もみ合い相場になってくると、帯が細く横這いになってきますね。
安定的に上昇しているときや、下降しているときは背景の色が一色で変化がありませんが、
もみ合い相場は背景の色がコロコロと変わる傾向があります。
トライアングルの時は動きが小さくなります。
このトライアングルが終わる時に動きが大きくなっていきます。
そのヒントの一つがトレンドラインのブレイクとなります。
直近のトライアングルになっているところに青色の線を入れています。
これがトレンドラインとなりますので、上下どちらに抜けてくるかにまずは注目しましょう。
傾向として、トライアングルが終わればトレンド相場となる傾向があります。
トレンド相場とならずに、更に違ったもみ合い相場になることもありますので、その点にも注目しましょう。
Akubiノート EURJPY15分 右下がりの逆三尊とCフォークで決まるパターンAkubiノート EURJPY15分 右下がりの逆三尊で決まるパターン
今後Akubiノートで代表的パターンを揃えて行きたいと思います。
為替 アイデア
その他チャートやアイデアの補足
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的中アイデアもチャートアイデアの参考になります。
jp.tradingview.com
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アクビお気に入り7つテクニカル道具
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①RSI・MACDダイバージェンス理論
②アクビ・ウォルフ波動
③フィボナッチエクスパンション
④一目均衡表
⑤移動平均線(EMA/GMMA)
⑥Cフォーク
⑦チャートパターン
他にも:ギャンスクエア・水平線/トレンドライン・他
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覚えておくと便利な為替用語
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ドルは通貨単位のひとつであり、複数の国で使用されている。記号は$。漢字では、字体の似た「弗」を宛てる。
国家の指定がない場合は、アメリカ合衆国でのドル(USドル)を指す。他の国のドルであることを明確に表したい場合は、オーストラリア・ドル、香港ドルのように国名や地名をつける。
ドル(ダラー)という名前は、ドイツで使われた歴史的通貨のターラー (Thaler) から来ている。ターラーは、16世紀にボヘミアのザンクト・ヨアヒムスタール(現在のチェコ・ヤーヒモフ)という銀の鉱山で鋳造されたヨアヒムスターラー (Joachimsthaler) という銀貨の名前が短縮されてターラーと呼ばれるようになったものである。
この銀貨は大型で品位も良く、フローリン金貨と等価として扱われたので、絶対量の不足していたフローリン金貨に代わって広く流通した。この品質の高さで知られた銀貨を指すターラーという言葉が良貨の含意で、ターラーが訛って『ダラー』が一般名詞化しヨーロッパ各国で通貨名として広まり、アメリカ合衆国他各地においても、良貨の意味を込め自国通貨をDollarと呼ぶようになった。
日本では、江戸時代末期にオランダからDollarが伝わり、オランダ語の音そのままに「ドルラル」と読んでいた。このドルラルが、明治時代に入ってから「ドル」と省略されたものが、現在の日本語である。
動いていない局面が大事なんです。(GBPJPY)ポンド円 120分
3月後半から上昇していましたが、10日間ほど横ばいの動きになってきました。
こういった動きが小さいときはマーケットへの関心度が下がりがちです。
そして、動きが大きくなってくれば関心度が上がってきます。
これは致し方ないところではありますが、この動きが小さい局面が終わるところを狙うことでトレンド相場の初動を狙うことができます。
そのヒントの一つが移動平均線大循環分析であり、トレンドラインや水平線となります。
どういう局面で変化が起きてくるのかを見ていきましょう。
相場も動きが小さくなり始めてくれば暫くは膠着状態となります。
この膠着状態のところを中間波動と私は呼んでおり、この動きを研究しています。
やはり、地味なところですので関心を持っている人は少ないと思いますが、
中間波動の終わりがトレンド相場の始まりであるということを理解してチャートを見ていきましょう。
「変化の兆し」を感じるようになってくれば、チャートの見方が変わってきますよ。
これが相場!といった動きを見せています。(NK2251!)日経225先物 60分足
日経225先物の60分足を見ると、7日からもみ合い相場になってきているのが分かります。
もみ合い相場になった時は上下に水平線、トレンドラインを引いてチャートの変化を見ていきます。
昨日の夜にまず、トレンドラインを下回ってきました。
この動きが本物かどうかを検証することが大事なのですが、すぐ下の水平線を割ることなく元のトレンドラインの中に戻っていきました。
このトレンドライン割れがダマシとなった動きでした。
次に、上のトレンドラインを一気に超えて一番上の水平線まで上昇しました。
そこからは小さなもみ合いのような動きになっています。
こういった一連の動きというのは、ちょくちょく見かける動きですので覚えておきましょう。
水平線とトレンドラインで比較した時に、個人的にはトレンドラインの方がダマシが多い印象を持っています。
故に、トレンドラインの攻防が相当激しいときは別ですが、今回のような時のトレンドラインの更新にはダマシにも注意しながら見ていく必要があります。
仕掛けの時にも十分注意して対応していきましょう。
パラダイムシフト!? ~散切り頭をたたいて見れば~(7974)任天堂 週足
新型肺炎の影響からリモートワークが進んでいます。
「巣ごもり」もキーワードになっており、株価も大きく影響を受けています。
業種で見れば医薬品などの多くは買われていますし、小売業も確りしていますね。
電気・ガスも確りしています。
そういったなか、ゲーム関連の「任天堂」もしっかりしています。
昨年の秋までは株価全体がしっかりしていましたが、コロナショックで全体が大きく下落しました。
多くの企業が厳し動きを見せるも、一部の企業は昨年の秋の高値を更新してきました。
「任天堂」もそのうちの一つです。
チャートを見ると、週足ベースで中間波動となっているのが分かります。
大局の高値と安値の間で推移してるからですね。
赤色の点線を2つ入れていますが、高値を超えると、大局のトレンド継続となります。
安値を割るとトレンド転換となります。
移動平均線大循環分析でも第1ステージとなってきていますので、
ここからトレンドに勢いが出てくるのかどうかに注目です。
帯の傾きと間隔を見ていく必要があります。
帯が横ばいになるようであればもみ合い相場になります。
パラダイムシフトの動きは一過性なのか、大きな転換なのかにも注目したいですね。
為替は膠着状態!?(EURUSD)ユーロドル 日足
一連のコロナショックで価格が乱高下しました。
チャートは上下に激しく動きました。
そこからは、やや落ち着いたような動きになってきています。
このまま、大人しい動きになるのでしょうか?
ポイントになるのは3月に付けた高値か安値のどちらかに抜けてくれば動きが大きくなりそうです。
その前に、直近のやや強引なトライアングルをどちらに抜けてくるかですね。
200日EMAは緩やかに右肩下がりになっており、帯も下降帯ですのでやや売り方優勢というところでしょうか。
大きい動き→小さい動き→大きい動きといったように変化していきます。
チャートを見ると、今は小さい動きの時間帯です。
いつ大きな動きに変わるのかを見ていきましょう。
上がるか下がるかを見るのではなく、動きがどう変化するのかを見ていきましょう。
コロナ問題で下がる銘柄、上がる銘柄(3141)ウエルシアホールディングス 週足
新型コロナウイルスの問題でマーケットが荒れています。
大きく下がっている銘柄が多いのが現状です。
一方で、上昇している銘柄もあるというのは事実です。
ドラッグストア業界首位のウエルシアホールディングスもその中の一つですね。
昨日、決算発表があり、過去最高を更新しました。
チャートを見ると、「知ったら仕舞い」のような動きだなと感じます。
ただ、チャートは週足で200週EMAが綺麗な右肩上がりです。
安定上昇を続けているのが分かります。
コロナ問題で一時的に下落しましたが、そこから高値更新しているところに、こういった時代だからこそ求められている企業なんだろうと感じます。
今回はチャートの上下に2本線を入れました。
これが、強烈な抵抗線、支持線になるとは思っていません。
では、なぜ線を入れたかというと、これにより、この銘柄のノイズ(上下する値幅)が大きくなっているのが分かるからです。
上の線が意識されるかは分かりませんが、上抜けるのか、抵抗を受けるかがポイントではなく、
ノイズが大きくなっている銘柄ということは、今後も、価格変動が大きくなりやすい(ATRが高くなりやすい)ことを示唆しているということです。
必ずそうなるということではありませんが、資金管理をするときにはヒントになります。
上がる下がるばかりに目を向けるのではなく、時には価格の変動幅、ノイズにも意識してみてはいかがでしょう。