フラクタル構造を理解しよう(4967)小林製薬 日足、週足、月足
「木を見て森を見ず」という言葉があります。
チャートでいえば、日足を見て月足を見ないというところでしょうか。
もしくは、5分足を見て4時間足を見ないというところでしょうか。
左側が日足チャートになり、右上が週足、右下が月足チャートになります。
チャートの形状が全く違うということをご理解頂けると思います。
日足で見ると、急落、急騰のような動きになっていますが、週足だともみ合い相場になっているように見えます。
これを月足で見ると、トレンド相場の調整局面のように見えます。
このように、木と森を見比べることで、大局の動き、直近の動きなどが見えてきます。
皆さんも、目先の動きだけを見るのではなく、大きな動きも確認してみましょう。
相場はフラクタル構造であるといわれます。
月足のチャートと日足のチャートを並べても見ても、どちらが月足なのか日足なのかがローソク足だけだと判断が難しく
ロシアのマトリョーシカのような形状のこを「フラクタル」といいます。
ということは、仮に月足が三角保ち合いになっているとすれば、
日足チャートはその月足チャートが三角保ち合いを放れるまではトレンド相場になり難いということを教えてくれています。
このようにチャートを見ていくと、様々なヒントが見えてきますよ。
チャートパターン
ボラが高い相場(EURUSD)ユーロドル 日足
相場は動きが小さい局面と動きが大きい局面が交錯しながら展開していきます。
ユーロドルは動きはそれほど大きくなく安定した下降相場となっていました。
そこから、価格が横ばいになり200日EMAを挟んでの推移となり、動きが大きくなってきました。
直近高値を更新し直近安値も更新する動きになりました。
今回のコロナショックの動きは強烈でしたが、波動的には「Y波動」のような展開になっています。
上昇、下降相場に移行するのか、もしくは、今度は動きが小さくなって収束する動きになるのかを見ていきましょう。
今回のように動きが大きくなってくると振り回されやすくなります。
よって、トレードするときのローソク足の種類を変更するという考え方も出てきます。
なぜなら、動きが大きくなるということは、1日当たりの動きも大きくなるわけですから、ATR(1日当たりの平均的な値動きのこと)も当然高くなります。
そうすると、トレードの量を減らすか、ローソク足の種類を短く(日足を4時間足とか、4時間足を1時間足へなど)するなど対応策が必要となりますね。
相場は生き物ですのでその時その時でスタイルを変えていきましょう。
日経225の急騰は買えたのか?早すぎて無理だったのか?(NK2251!)日経225先物 4時間足
日経225先物の動きを確認しましょう。
3月16日に底を付けました。
勿論、このときはまだ、そこが底とは決まっていません。
その後、切り返しが入り戻り高値を付けました。
そして、再び下落しましたが安値を割りませんでした。
いわゆる二番底という動きですね。
そこから再び切り返すわけですが、そのときに、戻り高値を超えて
1回ダマシが入りました。長い上ヒゲのところですね。
次に、再び高値を超えてきたところが変化の兆しであり仕掛けのポイントになります。
そこから、一気に上昇しましたが、それは、タマタマです。
この一連の変化の兆しを感じていたかどうかが重要です。
このような変化があってもダマシになることもあります。
今回のような局面もあります。
変化の兆しをチャートから探すことが大切なことですね。
中段保ち合いの考え方(NK2251!) 日経225 1時間足
トレンド相場があります。
今回であれば下降相場でした。
1時間足を見ると、価格は横ばいになっています。
水平線を2本入れました。
このような動きをテクニカル的には中段保ち合いといい、私は「中間波動」として研究しています。
教科書的には、下降→中段保ち合い→下降、という流れが書かれています。
個人的には、同意できる部分もありますが、決め付けが一番よくないので、若干、ほんの少しだけ下抜けが優勢くらいに考えておきましょう。
下降の後に中段保ち合いが来たから下抜けとイコールで結びつけるのではなく、
下降の後に中段保ち合いが来た、だから下抜けがやや有利だが実際はどうなるのだろうという検証が重要なのです。
さて、日経225は小さな中間波動に入ってきました。
ここからの動きに注目していきましょう。
【News Column】リーマンショック超える緊急予算、楽観材料の裏側を考える📌 市場動向
✅EU「EU域外からの入域を制限」
✅豪「国民の海外渡航を全面禁止」
✅2月米小売売上高「(前月比)‐0.5%、18年来の低水準」
新型コロナウイルスによる小売店の休業を受け、市場予想を大幅に下回る結果となった。
これら経済指標の落ち込みと同時に警戒されるのはGDPへの影響。住宅関連等、これまで大きく相場に影響しなかった指標すら敏感に反応する環境。各国政府らの緊急対応後も、上値を重くする材料になり得る為要警戒。
✅FRB「企業の資金繰り支援の為、CP市場への流動性供給プログラムを復活」
コマーシャルペーパーの購入発動は08年のリーマンショック以来。
既に米企業の債務残高は過去最高に達しており、FRBが購入母体となる事で、手元資金の確保に急ぐ企業に直接資金を供給したい考え。FRBは15日も1%の緊急利下げ+ゼロ金利政策+7000億ドル規模の量的緩和再開を発表していたが、やれる事は最大限やる姿勢から当局の危機感が伺える。
✅米政権「パンデミックの影響は一年半以上続く可能性」
✅ムニューチン財務長官「(迅速に対応せねば)失業率20%に達する可能性」
同長官は上院議員に向け、政府が労働者や企業への対策を迅速に行動しなければ、08年のリーマンショックよりも深刻な事態に陥るリスクを警告した。
✅トランプ大統領「最大1兆2000億ドル規模の景気対策を検討」
先日まで8500億ドル規模の対策を示唆していたが、更に大規模な対策が議論されている。
ムニューシン財務長官は2週間以内に約2500億ドルの小切手支給、後の進捗によっては4週間以内の第2弾となる追加支給案を提示。これら現金支給以外にも、約3000億ドルを中小企業向け融資、約2000億ドルを市場安定化資金、給与税免除が含まれる。
08年のリーマンショック当時ですら7000億ドル規模の緊急予算。
緊急対策そのものが市場安定化に繋がる事は充分考えられるが、予算が大規模な内容になればなるほど「事態の深刻さ」を認識させる。
焦点は1年半以上も続くとみられるパンデミックに対し、政府・金融当局による対策が如何に機能するかであり、発表自体が重要なわけではない。即ち、各国による緊急対応発表と同時に「一気にトレンド転換するかも」なんて焦りを抱える必要はない。
依然日足以上の時間軸で方向性を判断するのは難しい局面。
展開の早い相場は下位足が美しく機能するが、短期売買にコミットする以上、自身が取引する時間軸を見失ってはいけない。
例えると、今回のように日足以上の時間軸で方向性を確信できない段階で、15分足レベルの逆三尊を観て「転換の最安値になる可能性」を考えたりしないという事。
過去幾度となく暴落後持ち直したケースもあり、根拠なき期待を抱く投資家が多いかもしれないが、兎角15分足でチャートパターンが機能しても、あくまで15分足規模の影響力しか見込めない事を前提にエグジットを判断する。
短期トレーダーである以上、テクニカルの売買シグナルやファンダメンタルズに臆し、値動きの優先度を下げる必要はない。その時点でバイアス。如何なる状況も常にフラットな視点で相場に寄り添う事を意識して戦う。
📌 重要指標
✅欧州 19時00分 消費者物価指数
✅欧州 19時00分 貿易収支
✅米国 20時00分 MBA住宅ローン申請指数
✅米国 21時30分 住宅着工件数
✅米国 21時30分 建設許可件数
✅米国 23時30分 EIA週間原油在庫統計
大暴落という言葉を使う局面か!?(DJI)NYダウ 週足チャート
1年かけて上昇した上げ幅を僅か3週間で下げました。
暴落相場というか、大幅に下降する相場の特徴となっています。
2本の水平線とトレンドラインを2本入れるだけで、
チャートの変化がどこで起きているかが浮き彫りになります。
今回は2018年の安値を割ってきました。
ここで、気づくべき点があります。
それはどこかというと、2018年の安値をわったことで、2018年末からの上昇のサイクルが弱気型になったということです。
強気と弱気の分岐点とされる200週EMAも割ってきています。
物凄くシンプルな分析ですが、応用が効く考え方ですので皆さんも使っていきましょう。
週足ベースで弱気サイクルになってくるということは、大きな変化を示しています。
日々のチャート分析で、このような大きな変化になる前の小さな変化に気づけるようになりましょう。
リスク回避の動きが加速(USDJPY)ドル円 週足
先月はトライアングルを上抜けてきましたが、サポレジ転換できずに反落しました。
今度は下値のトレンドラインを下抜けてきました。
今週の動きがトレンドラインを下抜けた状態となると底抜けとなる可能性が出てきます。
しかし、そのラインを更新したときに一過性で終わることもあります。
いわゆる、「ダマシのブレイクアウト」といわれます。
トレンドラインや水平線はサポート(支持線)となり、レジスタンス(抵抗線)となります。
そこで、そのラインを更新した時に「サポレジ転換」という
サポートラインがレジスタンスラインになってくるとそのラインのブレイクが本物の可能性が高まります。
価格のブレイクが本物か、偽物かを意識することが重要です。
マーケットは新型肺炎の影響からリスク回避の動きが強くなってきています。
この動きによりマーケットのボラ(変動率)が高くなってきています。
ボラが高くなると、良くも悪くも大きく動きますので振り回されてしまえばピンチになりますし、
流れに乗れればチャンスになってきます。
意地を張っていてはピンチが近づきます。
流れに素直になればチャンスが近づきます。
あなたはピンチとチャンスのどちらを手に入れるのでしょう。
~どこで底打ちをするか~(YM1!)ダウ先物ミニ 120分足
新型肺炎の影響もあり、マーケットが急騰や急落を繰り返しており乱高下しています。
直近の高値と安値のところに2本の水平線(赤い点線)を入れています。
ここから安値を更新するのでれば、第2弾の大幅下落の動きがでてくると考えられます。
一方で、二番底を付けて上の赤い点線を超えてくるのであれば、一先ず目先の安値を付けた可能性が出てきます。
それが日足の動きで同様の展開になってくると底打ちの可能性が出てきます。
いえることは、大きく下落した相場は、「V」字回復で上昇するよりも、2回、3回安値を試してから底打ちすることが多いということです。
大きく下落している相場で、安いからと勝手に値ごろ感を持ってしまうと高値掴みとなることもあります。
「落ちてくるナイフは掴むな」という相場格言があります。
急落した相場がしっかりと底打ちするまでは慌てる必要はありません。
しっかりとチャートの推移を見て判断していきましょう。
そのヒントは水平線、トレンドライン、チャネルラインとなります。
その使い方を理解するとチャート分析の技術が向上していきます。
ラインを入れてレベルアップしましょう。
トレンドライン割れ(NK2251!)日経225先物 週足
新型肺炎の影響でマーケットが大きく下落しています。
週足チャートで見ても、移動平均線大循環分析で第3ステージに移行してきました。
トレンドラインを引いても下値の支持線を割ってきました。
今のところ、下ヒゲにはなっていますが、ここをしっかりと割って週足チャートでも下降トレンド入りとなるのか
それとも、ダマシのブレイクアウトとなって切り返すのかが、ここからのポイントとなります。
また、200週EMAの攻防にもなっており、大局の強気と弱気の分岐点の攻防となっています。
ここからの動きは非常に重要な局面となってきています。
落ちてくるナイフを掴まずに、売り転換するのであれば売り対応で、
買い転換するのであればそうなってから買い対応していきましょう。
中途半端な局面になった時は様子を見るというのも大事なことです。
これは週足チャートでの話ですので、違う足では対応が違いますのでご注意を。
【ユーロドル】ターゲット到達後綺麗に反転【コメント】
ユーロドルはターゲットの1.08に到達後、きれいに反転した
(ツイキャスで説明した部分)
1.08は様々なフィボナッチ数を用いた計算から導き出された値であり、
極めて強い抵抗ゾーンでもある(詳しくはテキストに記載)
フィボナッチ数はエリオット波動の波のカウントにより大きくことなるので、
カウントがしっかりと取れていることが大前提
ここでエントリーを行った場合、すでに建値ストップに移動
トレード管理を行えばリスクフリーのトレードが実現している
現在A波が進行中かと思われるが、実はまだ4波ということもあるので、安心せずにリスク管理を徹底すること
2020.2/26 USDJPYドル円からの基本的なチャート分析の仕方例!
一個人トレーダーが。
好きなようにチャート分析をしても良い世界であると、
巷の界隈では浸透していますが、
私個人的には、
【基本的なチャート分析の仕方&意識把握の仕方 】
等は。根底に存在すると考えています。
🌟そこで、
間近の動きに焦点を合わせ、
上位足を4時間足チャートから
順を追って、
基礎基本的なチャート分析描写の仕方を
アイデア投稿してみたいと思います(ΦωΦ)
★4時間足チャートからのチャート分析の仕方は、
アイデア投稿でのチャート分析描写に成ります。
↓↓ 下位足に
★1時間足チャートでのチャート分析(ラインの引き方描写)
※・水平ラインを緑色で引いています。
・方向性を青色下降トレンドラインを引いています。
世界にリスクがあると買われやすい銘柄(XAUUSD)ゴールド(ドル建て) 週足
リスク回避の動きがあるときに買われやすいのがゴールドですね。
では、チャートを見て見ましょう。
市場最高値を付けたのが2011年でした。
そこから、2015年まで反落しました。
2015年からは価格が切り返して下落幅の61.8%を回復してきました。
もう少しで76.4%戻りまで接近してきました。
では、ゴールドが7年ぶりの高値を付けているということは、
株価が7年ぶりの安値を付けているかというとそうではありません。
直近は新型肺炎の影響で大幅下落となっていますが、それまでは、米国主要3市場は史上最高値を更新していました。
リスク選好の動きとリスク回避の動きが同時に起きているような動きですね。
もしくは、世界的な金融緩和からインフレ懸念に伴い、株価とゴールドが共に上昇しているという考え方もできるかもしれません。
いずれにせよ、このような動きになっているということは、マーケット全体の相関関係が低くなっているとも言えます。
株式市場、為替市場、金利市場、コモディティ市場などの相関関係の推移を見ながら、
どの動きが本物なのかを見極めていく必要があります。
マーケットは新型肺炎の影響ということで、大きく変動しています。
ニュースに振り回されるのは致し方ない部分もありますが、各マーケットのチャートの推移を見ながら本質を見つけたいですね。
さて、どうなるでしょうね!?(US10Y)米国債10年利回り 週足
2016年の安値に接近してきました。
安値を割るかどうかですべてが決まるわけではありませんが、非常に注目されるポイントだと思います。
新型肺炎の影響でマーケットが荒れてきました。
NYダウや日経225が大幅下落となり、ゴールドが上昇しています。
直近はリスク回避の動きになっていますね。
このような時には、どのチャートに注目すればよいかは難しいところです。
ただ、大きく上昇している銘柄や大きく下落している銘柄などの動きに注目することで、ヒントを探すこともできるかもしれません。
チャートの動きって似た動き形状にもかかわらず、方向が真逆になることも多々あります。
チャート分析をしていていつも感じることは、決め付けたトレードは絶対に良くないということですね。
チャートの流れに素直に対応するということです。
さて、大きく下落している米10年債利回りですが、ここからの動きに注目していきましょう。
逆Cカーブの上昇(4574)大幸薬品 日足チャート
中国を中心に新型肺炎が大流行の兆しを見せていますが、これを受けて大幸薬品が大きく上昇しています。
チャートで見ると、上昇の角度が逆Cカーブの様相を呈しているのが分かります。
2018年から1年半ほどの長い下降チャネルラインを上抜けしてから、
じりじりと上昇を続けていましたが今年に入り一気に加速していきました。
やはり、長い期間のチャネルラインやもみ合い相場がどちらかに抜けてくると大きな動きになり易いですね。
抜けたから必ず大相場になるとは言えませんが、膠着状態というのはエネルギーが蓄積されている時間帯と考えると
膠着状態が長いほど、大きなエネルギーが溜まっていると考えられます。
さて、大きく上昇した相場ですが、ここからの動きにも注目です。
反動が出てくることも想定できますし、暫く高値膠着も考えられます。
どのようなチャートを形成するかが次の展開を考える時のヒントになります。
大きく動く銘柄は振り回されやすいので注意していきましょう。
2020.2/20 USDJPYドル円チャートを時間足で見てみよう★ドル円4時間足チャート
ドル円チャートは4時間足等でも、
強いブル基調の動きが出ているのですが、
その予測位置等を前もって分析しておくことも、
チャート分析ですよね(ΦωΦ)
その1つの分析方でもある波動論から、
ドル円チャートを確認してみてると、
こういうN波動が 予測も出来てきます。
4時間足チャートからの水平ライン
ネックライン等の位置等も確認したりしながらも
★チャート分析の際に、
長期足からの動きを確認してみることは、
基本中の基本ですよね(ΦωΦ)
🌟🌟
レジサポラインがブレイクすれば、
ストップロスを巻いたり、
その動きを利用する意識のトレーダー達が参加もして来るのは、
この投機相場の世界では、常識です(ΦωΦ)
そういうことも前もって考え準備したり、
リスク管理やトレード戦略を作り上げたり、
チャート分析やトレードをしていないと、
この世界では、
長生きするのは難しいですよね(ΦωΦ)
2/11~2/19日本日までの GBPUSDポンドドル15分足チャートでの変動の確認(トレード含め)
今一度、
ここに、
先週から1週間近くのチャートの動きや
ポンドドル相場の変動を確認する上でも、
チャートを掲載します。
一つやりたい作業として、
トレード内容等からのコメント等の記載等を削除し、
主要なラインだけでも、
チャートが見れトレードが出来ることを
検証したい意味合いもあり、
アイデア投稿に残してみます、
🌟🌟
スッキリさせてみた同じGBPUSDポンドドル15分足でのチャートがこちら
★見ての通り、
このライン引きの考え方から、
これだけでも、
十分なトレード戦略が出来き、
実践でも、
トレードが出来ても来ると思います。
チャートから、
何を見、意識しているか?
何を思考し、判斷し対処行動しているか?
チャート分析、トレード戦略、TPや損切りカットの逆指値、
それらから逆算したリスク管理の仕方 etc
ほんとうに、
基礎基本が大切ですよね。
それだけでも、十分なくらいです(ΦωΦ)
やれ小難しい知識や手法や計算式等を使わなくとも
巷に出回っている小手先だけの商材手法に、
翻弄されないことを願い、
これをアイデア投稿の教材としてみました。