超シンプルなチャートで分析する【米国株式指数】史上最高値更新なのに利下げという異例の事態になりそう、その後どうなる?SPXUSD
米国株式指数S&P 500は直近高値を抜けて、史上最高値を更新しています。
にもかかわらず、7月30日のFOMCでは0.25ポイントの利下げが行われることがほぼ確実となっているようです。
株式が低迷している時ならばともかく、史上最高値を更新中に利下げとは極めて異例の事態でしょう。
その後の動きについては次の3つを考えています。確率はあくまでも私の主観です。
【シナリオ1】調整開始 確率60%
ここまでの株価の上昇はその利下げを織り込んで上昇してきているので、実際に利下げがあれば一旦は材料で尽くしで、利益確定の売りが多くなるのではないかと思います。
史上最高値、と言う事は、過去に買った人ほとんどみんなが含み益になっているわけで、積極的に得る理由は無いものの、利益確定売りをする人が多ければ、それなりに調整が入ってくると思います。
その範囲は、直近安値あるいはその一つ前の安値位までであれば、短期間の調整となりましょう。
さらにそれよりも下げた場合は、またその時に分析したいと思います。
【シナリオ2】もみ合い 確率30%
予想通り、利下げが実施されたということで、しばらくははっきりしない動きになる可能性もあります。
これ以上高値は買いたくないし、かといって積極的に売り込むこともできないと判断する投資家が多ければ、そうなります。
【シナリオ2】上昇継続 確率10%
反対に、FOMC後にさらに上昇が継続していく可能性も、あると思います。それは、ここまでで買えていない投資家が、利下げの実施をみて、いよいよ買い参入を決意した場合です。
FOMC後の動きをみて、また分析したいと思います。
(ほぼあり得ないシナリオですが、もしも万が一、利下げがなかった場合は、株式は、大暴落するでしょう)
チャートパターン
ゾーンで考えよう!【ドル/円】 日足 ゾーンが依然として有効!一方、ゾーン抜ければ大きな変化。USDJPY
ドル/円は、レジスタンスゾーン、サポートゾーンに挟まれた動きが続いています。依然としてゾーンが有効に働いていることがわかります。
即ち、多くの市場参加者に意識されているということになります。
ここ1週間ほどは、上昇してきていて、EMAもGC(ゴールデンクロス)しそうになってきています。
今後も、ゾーンに阻まれた動きが続いていくことをメインシナリオにしていますので、ゾーンの中での逆張りトレードが有効だと考えます。
ただし、109円を上抜けて行った場合には、大きな変化(トレンド転換)が起きる可能性があるので、そこには注目しています。
中段保ち合いパート3 ~中間波動攻略メソッドを身に付けよう~WTI原油 日足チャート
中段保ち合いに関しても、お陰様で反響が多かったところですね。
今回は中段保ち合い(中間波動)の基本的な3パターンについて見ていこうと思います。
今日は「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」を見ていきましょう。
トレンド相場と調整局面が交互に混ざり合って波動が出来ています。
その波動を簡潔にいうとわかりやすい波動とわかり難い波動となります。
そして、そのわかり難い波動が調整局面であり、その時にできる形の基本系の3つが「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」となります。
では、それぞれ見ていきましょう。
ペナントとは、三角形の形の調整局面の動きです。野球で使うペナントレースのペナントと同じ意味です。横向きの三角形の旗の形ですね。
フラッグとは、旗のフラッグのことで、平行四辺形の形の調整局面の動きです。
ウェッジとは、くさびのことで鋭い三角形の形の調整局面の動きです。
それぞれ、分かり易い動きが終わり、ごちゃごちゃした動きをし始めれば高値と高値を結んだライン、安値と安値を結んだラインをみていきます。
そして、その形が上記の3つの形になれば、そのラインを超えてきたところが変化の兆しとなります。
上昇相場の調整局面は下方向に出やすいです。
下降相場の調整局面は上方向に出やすいです。
上昇相場が下方向に動き出すので、トレンド転換と思いポジションを転換すると実は一時的な調整局面で再び上昇する。
下降相場が上方向に動き出すので、トレンド転換と思いポジションを転換すると実は一時的な調整局面で再び下降する。
この動きのパターンを理解すると調整局面でのトレードの失敗が減っていきます。
トレンドが転換するところか調整局面かの見極めが出来るようになると成績が一気に変わってきます。
中間波動攻略メソッドを身に付けてトレード技術を向上していきましょう。
中段保ち合い パート2 ~ここがトレードのカギとなる~WAJJMART 週足チャートです。
先日、中段保ち合いの記事を作成しました。
今日は日柄調整と値幅調整の違いを見ていきましょう。
※(「フラッグ」「ペナント」「ウェッジ」はまた、次回に記事を作成します。)
まず、上昇(下降)トレンドが続いた後は、調整局面となります。
その調整には二種類があって、日柄(時間)をかけてじっくりと調整するケースと、日柄(時間)をかけずに一気に価格が変動して調整するケースがあります。
日柄調整のところは「ペナント」となっており赤い線でラインを入れています。
値幅調整のところは「ウェッジ」となっており青い線でラインを入れています。
価格変動の違いがわかるでしょうか。
値幅調整の場合は、価格が大きく変動しますので調整局面と感じたとしてもポジションを維持するには難しい動きを見せます。
そして、その調整が終われば何事もなかったかのように切り返していきます。
日柄調整の場合は、価格の変動が少ないのでポジションを維持するのは難しくはありませんが、
日柄が多くかかりますので投資家が迷いを感じてしまいます。
大天井を打つまでは、こういった調整局面を何度も入れながら投資家(特に一般投資家)を振るい落としながらトレンドが継続されていきます。
トレンド継続とトレンド転換の違いを理解することでトレードの幅が広がりますね。
中段保ち合いは幾つもの種類があります。
「フラッグ」「ペナント」「ウェッジ」もまた後日記事を作成しますが、
中段保ち合いのパターンはそれだけではありませんので、それもまた後日に作成していきます。
今日は、調整局面には日柄と値幅があるということを理解しましょう。
そして、その調整局面が終わるところのヒントをどうやって見つけるかは、また次回以降に。。。
中段保ち合い ~ここを理解するとトレード技術が変わる~マイクロソフト 週足チャート
中段保ち合いを理解すると、トレードの幅が広がりますよね。
中段保ち合いとは、トレンドがあるところから一旦調整局面となりますが、
トレンド転換とならずにトレンドが継続するケースの時に出てきやすいチャートパターンです。
基本的な中段保ち合いは、フラッグ、ペナント、ウェッジという形があります。(詳細はまた後日に。)
相場の多くは大天井(大底)を打つまでは、中段保ち合いを挟みながら相場が展開されていきます。
その中段保ち合いは、基本的には二つの調整のパターンがあり、一つは日柄調整、もう一つは値幅調整です。(この詳細も後日に。)
要は、基本形が3つの形があり、調整の仕方も日柄と値幅があるために、変則系も入れると非常に多くのパターンが出てきます。
故に、ここの局面で振り回される方が増加するのです。
ですから、今回はパターンの習得は次回以降として、中段保ち合いがあることを理解しましょう。
そうすれば、そこで勝率やRR比率が下がることが分かりますのでトレードに注意しますよね。
中段保ち合いのパターンを知ることや、そこでの大循環ストキャスをどう使うかなどなど。
中段保ち合いを理解するとトレードが変わります。
一緒に勉強していきましょう。
水平線を引こう ~変化の兆しを捉える~(4971)メック 日足チャート
銘柄に関係なく、チャートから変化の兆しを感じ取るには、チャートの変化に気づかなくてはいけません。
その中の一つに水平線があります。
今まで何度も「トレンドラインを引こう」シリーズでラインを引いてきましたが、今回は水平線に焦点を当ててみようと思います。
下降トレンドが続いていましたが、もみ合い相場に移行してきました。
移動平均線大循環分析でみると帯が細くなり横ばいになっていているところからも分かります。
また、大循環MACDでもMACD3(帯MACD)が小さくなっていますね。
そして、価格が横ばいになる前の高値と安値のところに水平線を引きます。
そこから価格が上下どちらに抜けてるかを確認します。
上抜けとなるのであれば、二番底を付けて上の赤い線の水平線(高値)を超えてきます。
さらに、赤い点線の水平線を超えてくると信ぴょう性が更に高くなります。
下抜けとなれば、現在のもみ合いが中段保ち合いという見方になりますので、ここから更に下降トレンドが継続していきます。
赤い線の水平線(安値)を割ってきたときはその可能性が高くなります。
このようにトレンドラインだけでなく、水平線を引くことでチャートの変化を捉えることができます。
水平線を挟んでサポレジ転換(サポートとレジスタンスが転換するところ)が起きることも多いので、
水平線も大事にしてどんどん引いていきましょう。
【宇宙の法則】???1月3日にビックなサプライズをしてくれたユロ円が またまた意味深なところまでやって来ましたね。
大きな時間軸での保ち合いですから全然慌てる必要はありませんが こういうエリアに到達したんだ!という事実を忘れずにシナリオをたててくださいね。
それが大切なことですから☆
木なんて見ていなくていいから しっかりと森を見ることですよ♪
水星逆行は8月1日で終了。
そして2019年の後半に第24太陽周期が終りを迎えます。
今年は天候不順で穀物の収穫量(単収)なんかも前年よりも低い見通しているみたいですし いずれやって来る大きな景気の傾きの予兆なのかもしれませんね。
面白い周期理論(太陽黒点数と景気や気象は連動している。)なので参考程度に調べて見てみると良いかもしれませんよ。
恐るべし【宇宙の法則】って感じですかね…この先が楽しみになりますね。
それでは Have a nice day !
トレンドラインを引こう ~トレンド転換の流れ~(2181)パーソルホールディングス 日足チャート
トレンド転換の流れを見てみましょう。
下降相場の時は、当然ですが下降帯を中心で上昇帯になっても直ぐに終わり下降帯に戻ります。
天井を打ってからトレンドラインを引いていると、下降相場に勢いが出てくると下降する角度が鋭くなります。
そうすると、トレンドラインを引きなおしますが、最後のトレンドラインを抜けてくると最初の変化の兆しとなります。
そこから、上昇帯と下降帯が交互に入れ替わりますが、安値を更新するかしないかが次の変化の兆しとなります。
このように、トレンドが変化するときの流れを
移動平均線大循環分析で確認、(短期移動平均線と帯の関係)
トレンドラインでも確認、(ライン抜け)
大循環MACDでも確認していくと、(MACD1、MACD2と帯MACDの関係)
それぞれの特徴を理解するとトレンドが転換するのか、否かの違いが見えてきますね。
最近の個別株はこのようなチャートになってきている銘柄が増えてきているように感じますね。
移動平均線大循環分析でチャートをチェック ~わかり難い銘柄は敬遠しますか?~(3436)SUMCO 月足、週足、日足
投資家の方にとっては銘柄選びは苦労されるところですね。
今回は銘柄選びのヒントをどうやって見つけていくかを検証してみましょう。
決して銘柄推奨ではありませんので誤解しないでくださいね。
あくまでもチャートの見方ということです。
まずは、月足チャートを見てみましょう。
2012年に大底を打ってからは安値、高値ともに切り上げの流れとなっていますので、
2000年代半ばからの安定下降期が一先ず終わっているのが分かります。
ただし、現在は第4ステージで下降期ですので、売りにエッジがある状態となっています。
次に週足チャートを見てみましょう。
2018年から安定下降となっており、第4ステージが継続しています。
買いを中心に取引している個人投資家にとっては、全く関心のない銘柄の一つかもしれません。
最後に日足チャートを見てみましょう。
移動平均線大循環分析では、獲り難い値動きをしています。
上昇帯と下降帯が交互に入れ替わっていますので、トレンドがありません。
高値と高値、安値と安値を結んだ線(トレンドライン)を引くと、トライアングルになっているのが分かります。
非常に興味深いチャートです。
トライアングルの起点をどこから取るかで、上抜けともトライアングル継続の両方の意見があると思います。
故に、現在は第1ステージではありますが、上抜けするのかどうかを確認していく必要があります。
仮に上抜けてくると、わかり難い動きが終わり分かり易い動きになる可能性が高くなると見ております。
このように月足、週足、日足とチャートを見ることで、大局の動きがどうなっているかが分かり、
多いな流れがわかり難い動きから分かり易い動きにかわる局面を狙うのが良いと考えています。
分かり易い動きが始まるところを狙いたいものですよね。
ゾーンで考えよう!膠着状態の続く【豪ドル/円】日足 今後の展開と対応は?FX:AUDJPY
豪ドル/円は、レジスタンスゾーン、サポートゾーンに挟まれた狭い領域の中での推移が続いています。
★日足レベルのトレード:ブレイク待ち
このゾーンを上か下にしっかり抜けてから、その方向に沿ってトレードしていくのが効率的です。
(ゾーンを抜けると大きな変動が期待できるので)
それまでは、【待ち】で。
下は75円の切り値まで広げて、ざっくり75円〜76円の間は、
トレードは見送りでも良いと思います。
何しろこの2ヶ月間の間、 ほとんどのロウソク足が75円〜76円の間に含まれいる のですから。
★1時間足レベル等短期でのトレード:ゾーンの中での逆張り
ゾーンの中で、反転してきたところを狙うトレードが有効だと思います。
この状態がいつまで続くかわかりませんが、続く限りはトレードのチャンスが何度もあるでしょう。
移動平均線大循環分析 ~基本編~(6165)パンチ工業 日足チャート
今回は移動平均線大循環分析の基本編を学びましょう。
では、そもそも、移動平均線とは何か?
過去の買い方(売り方)が平均的にどの価格で買い(売り)、現在の損益がどう変化しているかを分析するツールですね。
つまり、現在の価格が平均線より上(下)にあれば、買い方(売り方)にエッジ(優位性)があります。
移動平均線大循環分析では、3本の移動平均線を使います。
短期(5本)、中期(20本)、長期(40本)です。
まずはステージを学び、その時の移動平均線の並び順がどう入れ替わるかを学んでいきましょう。
ステージは1から6までの6種類です。
そして、短期だけでなく、中期、長期で買い方にエッジがあれば第1ステージとなり、
期間の違う平均線で買いにエッジがあるので、「買い」を仕掛けるポイントになります。
逆に、短期、中期、長期で売りにエッジがあれば第4ステージとなりますので、「売り」を仕掛けるポイントとなりますね。
そして、移動平均線大循環分析ではそのステージが循環していきますので、
移動平均線大循環分析を使うことで、慌てて動く必要が無く、第5ステージや第6ステージの段階で準備ができるのが素晴らしいところです。
移動平均線大循環分析でのポイントは「帯」がねじれるところです。
そこが「トレンド転換」となるところです。
このトレンド転換するまでの一連の流れを理解するととで移動平均線大循環分析の基本を理解できますね。
何事も基本が大事です。
移動平均線大循環分析の基本を理解し土台を強靭にすることで、
中級編、上級編の大循環MACDや大循環ストキャスが活きてきます。
トレンドラインを引こう ~トレンド転換の流れ、オシレーターの意味を知る~トレンドラインを引こうシリーズです。
銘柄はドル円 日足チャートです。
移動平均線大循環分析(イド大)では、第5ステージです。
第4ステージの下降期から第5ステージの下降期の終焉となってきました。
移動平均線大循環分析でのトレンド転換は、価格の動き、短期移動平均線の動き、帯の変化から確認していきます。
複合的に見る場合は、大循環MACD(大マク)と大循環ストキャス(大スト)の変化などからトレンド転換のヒントを探します。
今回は帯MACDが縮小して最初のサインが出ています。ただし、帯MACDの縮小はダマシも多いですよね。
次に大ストの買いサインが出てきています。その後に、トレンドライン上抜けのサイン、そして、イド大のステージの変化となっています。
帯MACD→大スト→トレンドライン→イド大となっています。
これは、状況によって違いはあるでしょう。
ただし、それぞれのオシレーターの特徴を理解することで、ヒントを探すことができます。
そして、サインが多くなればなるほど「エッジ」が出てくるということですね。
チャートの中になるヒントを一つでも多く探して、トレードの成果を上げていきましょう。
移動平均線大循環分析で銘柄選び ~銘柄選びは大事ですね~(6752)パナソニック 週足チャート
移動平均線大循環分析では第4ステージの安定下降期が継続していますね。
皆さんも銘柄選びで苦労されている方は多いと思います。
私も銘柄選びはチャートをたくさん見る中から、幾つもピックアップして選んだりもします。
また、チャートをどの足(日足や週足などのことを足といいます)でトレードするかをチェックするために、
足をかえてチャートをチェックしたりもします。
例えば、上記のチャートは週足との相性がよいことがよく分かりますよね。
移動平均線大循環分析でトレードするときには、日足が良いのか、週足が良いのか、それとも、4時間足が良いのか・・・。
それは、各銘柄の値動きによって違ってきますので、足をかえてチャートをチェックすることも大事になってきます。
これは、常に同じではありませんので、時期によって、4時間足よりも日足が良かったりしますので、
ときには、銘柄選びもチューニングが必要になってきますね。
金/ドル 超シンプルなチャート分析によるトレードポイント(本日限定のポイント含む)金/ドルは ダブルトップをつけて下落となっています。
・ネックラインを割り込んできた場合
このダブルトップと、ネックラインはかなり目立つので、市場参加者の多くが当然注目しているところです。ネックラインを割り込んだ場合は、ショート。
・「本日限定のトレンド回帰レベル」を上にブレイクした場合
メイントレンドは、依然として上昇トレンドであることには変わりありません。「本日限定のトレンド回帰レベル」を上にブレイクした場合は、ダブルトップからの下落が単なる「調整」であったことを示すことになりますので、ロングです。
(注)「本日限定のトレンド回帰レベル」の有効期間は本日のみです。
ユーロ/ドル 非常にシンプルなトレンド解析による、本日限定の買いエントリーレベル、ここを超えたら買い。7月4日アップデートユーロ/ドル 非常にシンプルなトレンド解析による、本日限定の買いエントリーレベル、ここを超えたら買い。7/4アップデート
非常にシンプルな見方で、トレンドを判断し、
エントリーできるレベルを見つけています。
本日のユーロ/ドル
・3本のEMAがパーフェクトオーダーを示現している上昇トレンド。
・高値と安値のレベルが切り上がってきています。
・前回高値から現在までは、上昇トレンドの途中の調整の期間。
・黄色のライン(2)を上抜けると、暫定安値は安値として確定し、調整終了で買いエントリーできます。
・昨日よりも、エントリーレベルが少し下っていることにご注意下さい。
ただし、今日は米国独立記念日なので、個人的にはトレードはお休みします。
ゾーンで考えよう!ドル・円 戻るとすれば、どこまで?ロウソク足の進行が何度も止められているあたりでは、
高値や安値がピタッと揃うこともありますが、多くの場合上ヒゲや下ヒゲが並ぶものです。
なので、レジスタンスやサポートを1本の水平ラインでだけではなく、ヒゲが出ていた辺りを「ゾーン」と捉えて、
「レジスタンスゾーン」、「サポートゾーン」
として考え、そのゾーンの中にロウソク足が入ったときに、進行が止まるのではないかと、考えておくと、トレードがしやすくなります。
また、長い上ヒゲや下ヒゲが出た範囲も、ゾーンと見なすことができます。
今朝の別の投稿で、SP500が今日の雇用統計をきっかけに調整することがあるかもしれないと言うことを書きましたが、
同様の理由でドル円が一時的に調整をする可能性も考えておきたいと思います。
その場合レジスタンスゾーンの中のどこかで止まる可能性が高いのではないかと見ています。
また、過去のサポートラインが次はレジスタンスラインになると言うこと合わせて考えるとドル/ドル円の調整があった場合、108.50〜109円のどこかで止まる可能性が高いのではないかと見ています。
一方、ゾーンを抜けた場合は、次のサポートやレジスタンスまでの動きが加速する可能性が高くなります。
S&P500(米国株式の最重要インデックス)が今夜の雇用統計をきっかけに調整するとしたら、その想定幅は?SP500は史上最高値を更新しているので、
今、買いポジションを持っている人(投資家、トレーダー)は、「過去のどこで買っていたとしても」、みんな含み益の状態にあります。
なので、買いポジションの人はできるだけ利を伸ばしたいわけなので、積極的に売る理由がありません。
ただし、今夜の雇用統計をきっかけに、いったん利益確定の売りを出す人もいるでしょう。
もしも、そういう人が多ければ、いったんは調整に入る可能性があります。もちろん、必ずそうなるわけではありませんし、逆に上げる可能性もあります。ですが、ここまでの上昇は、利下げ期待で上げてきたわけなので、
雇用統計が、
(1)良ければ、利下げ期待が後退で株が売られる。ただし、景気がそんなに悪くないわけなので、大きくは売られない。
(2)悪ければ、利下げ期待継続も、いったん利益確定の売りがでる。ただし、相変わらず利下げ期待は続くのだから、大きくは売られない。
というわけで、調整に入ったとしても、
前回の安値からの上昇幅のフィボナッチリトレースメントで、38.2%〜50%程度で収まるのではないかなと想定しています。
このチャートはSP500のCFDのチャートです。
これが3段上げの綺麗なチャート!! ~チャートはアートですね~(5020)JXホールディングス 週足チャート
綺麗なチャートって、ずっと見ていることが出来ますね。
エリオット波動的に見れば、教科書のような3段上げとなっており、
それぞれの波動の中が更に3段になっています。
これぞ、「チャートはフラクタル」を象徴しているチャートです。
一段目の上昇幅よりも二段目の上昇幅が大きくなっていますね。
そして、三段目の上昇の時に、MACDがダイバージェンスとなり、天井を形成しました。
そこから、調整が入り上昇幅の約70%下落となってから、今度はナベ底のような動きとなっています。
移動平均線大循環分析で見ると現在は第4ステージですので、「売り」にエッジがある状態です。
ここからの展開に注目していきましょう。
トレンド転換かどうかの見極め ~200日EMAを読み解く~上海総合指数 日足チャート
移動平均線大循環分析でステージが第1ステージへと移行してきました。
ここまでの軌跡を振り返ると、200日EMAを下回る安定下降時代が長く続いていました。
今年に入り、200日EMAで攻防をすることなく一気に上抜けました。
力強さを感じる動きですね。
そこから、調整が入り200日EMAで攻防がありました。
このような熾烈な攻防はよくある動きですので理解しておきましょう。
そこから、再上昇して第1ステージへと移行してきました。
200日EMAが上向きになってきているのが分かりますね。
さて、ここからの展開が重要です。
そうです。
直近の高値を更新するのか、直近の安値を更新するかで世界が全く変わってきます。
高値更新となれば200日EMAが上向きになってきます。
安値更新となれば200日EMAが下向きに戻ってきます。
このような動きのチャートは本当によくみかけます。
高値更新する銘柄もあれば、安値を更新する銘柄もあるのです。
今後も様々な銘柄で出てきますので、ここからの流れをしっかりと理解してチャート分析に役立てていきましょう。
今のような時こそが、「運命の分かれ道」なのです。
ありきたりなチャートだなと、侮ってはいけませんよ。