移動平均線大循環分析 ~仕掛けの考え方~移動平均線大循環分析における仕掛けの考え方です。
今回のチャートはNYダウの日足チャートです。
基本的な仕掛けは3つあります。
「トレンド転換の仕掛け」
「トレンド継続の仕掛け」
「もみ合い放れの仕掛け」
移動平均線大循環分析において仕掛けの基本は、第1ステージで買い、第4ステージで売り、です。
ここで、トレンドが大きな相場をしっかりと獲ることが出来るようになれば、次に、相場の状況に応じて仕掛けを替えていきます。
「トレンド転換の仕掛け」
大きく上昇(下降)した相場が反転して、下降(上昇)相場に転換するところを狙う仕掛けです。
相場が転換するかどうかは後にならないとわかりません。また、完全に転換してからでは相場が大きく上昇(下降)していることもあります。
よって、一手早く仕掛けます。「第6ステージで買い」「第3ステージで売り」
「トレンド継続の仕掛け」
第2ステージ(第5ステージ)で決済した、とか、第3ステージ(第6ステージ)で決済したあとに、トレンドが転換せずに継続しているとき、
つまりは、第1ステージ(第4ステージ)に戻ってきたときは、その時に仕掛けます。
「もみ合い放れの仕掛け」
帯を挟んで価格が推移しているときは、もみ合い放れを待ちます。
もみ合い相場の高値(安値)を更新して、尚且つ、第1ステージ(第4ステージ)であれば仕掛けます。
トレンド転換したのか、継続しているのか、もしくは、もみ合い相場なのか、
この見極めは慣れるまでは時間がかかるでしょう。
しかし、これらを意識するのとしないのとでは、天と地の開きがあります。
時間がかかってもマスターしていきましょう。
チャートパターン
フォーメーション分析の研究 ~三角持ち合い~フォーメーション分析
フォーメーション分析には大きく分けて
「天底を暗示するフォーメーション」
「相場の継続を暗示するフォーメーション」
の二つがあります。
天底は三尊天井(ヘッド・アンド・ショルダー)やダブルボトムなどなど~
継続パターンは、ペナント(三角持ち合い)、フラッグ(平行四辺形)、ウェッジ(上昇(下降)三角形)などなど~
ある程度トレンドが出来ていて、そこから、三角持ち合いになる時は、トレンド転換ではなく、トレンド継続となることが多いとされています。
フォーメーション分析は、見た目で分かり易いのが特徴です。
ただ、ダマシに合うこともあるので決めつけるのは厳禁です。
エリオット波動や一目均衡表の値幅観測論、そして、フォーメーション分析などは、
パターンに入るとターゲット(予測価格)が明確になるところが便利ですよね。
継続パターンもターゲット(予測価格)が明確です。
ここの価格を超える(割る)と、第1予測価格が~円、第2予測価格が~円、といった形で予測価格が出てくるのがフォーメーション分析です。
大循環MACDの研究 ~ダイバージェンス~ユーロドル 週足チャート
移動平均線大循環分析は3本の移動平均線を使います。
大循環MACDは
MACD1
MACD2
MACD3
3本のMACDを使います。
では、MACDとは何でしょう。
MACDを日本語にすると移動平均線収束拡散手法といいます。
MACDの最初のMAとは、移動平均線のMA、Moving Average、ここはわかると思います。
MACDのCがコンバージェンスのC、
MACDのDがダイバージェンスのD、となり、日本語で収束、拡散となります。
つまり、移動平均線(短期線)と(中期線)の間隔の差を表しているのが「MACD」となります。
そして、ダイバージェンスとは、価格とMACDの動きが逆方向に動き、反転の兆しとされるサインです。
このダイバージェンスは、売買サインではなく、変化の兆しとなります。
現状もダイバージェンスとなっていますので、ここからのユーロドルの動きにも注目しましょう。
リップル(XRP)どこの取引所のチャートを見ればいいの? 取引所によって異なるように見える動きに対処する方法==========================
<お詫びと訂正>
クリプトマーケットキャップとは、時価総額のことです。
ビデオ内では、総出来高とか言ってますが、言い間違えです。
まぁ、誤解されるような方はいないと思いますが念の為…
なんで毎回言い間違えしちゃうんでしょうね(T_T)/
無意識に言葉を間違ってしまう…
お詫びして、訂正いたします。
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最近のリップルの下落で露呈しました。
取引所によってチャート形状が異なる!
ある取引所では安値を切り下げていないが、
ある取引所では安値を切り下げている。
こうなると、エリオットウェーブの計測などに大きな影響が出てきますよね?
解決策はあるのでしょうか? あくまで長期の場合ですが、
以前からお話ししているように、
3つの(老舗的)取引所の平均値を使う方法です。
(BITFINEX:XRPUSD+BINANCE:XRPUSD+POLONIEX:XRPUSD)/3/JPYUSD
↑これをティッカー検索欄にコピペしましょう( ´ ▽ ` )ノ
ただ、無料プランの方は計算式入力ができないのでちょっと不利ですよね…
それと、デイトレードの場合まだトレビューにビットバンクが掲載されていません。
これについては、今、トレビュー日本支部のほうでアンケートを取るなりして、
検討してくださっているので、今後も調査に協力していきたいですね( ´ ▽ ` )ノ
もう一つは、ローソク足のヒゲを無視して実体でチャートパターンを捉える のも手だと思います。
つまり、終値ベースでチャートを捉えていく方法です。この場合、
ローソク足ではなく、ラインチャートで表示させるとより扱いやすいでしょう。
この点については、追って検証していこうと思います。
それでは、また!
エリオット波動の世界へようこそ ~基本編~トヨタ自動車 月足チャート
エリオット波動の基本的な部分を見てみましょう。
エリオット波動はフィボナッチを使いチャートの形状から次の展開を予測する分析手法です。
基本形
推進波の5波動(上昇に向けた波動)
「1波、2波、3波、4波、5波」
修正派の3波動(下降に向けた波動)
「A波、B波、C波」
5波動と3波動の8波動がワンセットとなり、この流れが続いていきます。
このチャートの形状が綺麗ですよね。
今回は目盛りを「通常」を「対数」に変えて
対数チャートで表示しています。
右側の目盛りのところをクリックすると、「対数」がありますよね。
エリオット波動分析のとき使うこともありますので、
エリオット波動を使いたい方は知っておきましょう。
ここから、少しずつ「エリオット波動」の世界を紹介していきます。
エリオット波動は、芸術的なチャートです。
実に美しいチャート分析です。
このエリオット波動を知ってから、私は「三角持ちあい(トライアングル)」が大好きになっていくのでした。
こんなとき、貴方はどうしますか?~フォーメーション分析~パート3ドル円 60分足
トライアングルを下抜けし、ロスカットを巻き込み一気に大きな陰線を付けてから、急転換で切り返す。
この流れ、今年の1月3日の流れに似ていますよね。
為替市場では、こういったロスカットを巻き込んだ動きが散見されます。
これを避けるために、逆指値を出さないというのは、リスクが高くなるので推奨は出来ません。
こういった時は致し方ないですよ。
ただ、チャートを見て適切な逆指値を出さなければいけません。
今回であれば、逆指値が約定した後に、大ストの切り返しで仕掛けると決済値よりも安く仕掛けることが出来ます。
当然、今回も逆指値は必須ですよ。
トライアングル下抜けからチャネルラインでサポートされて切り返す。
これが「ザ・相場」といった感じがしますね。
こんなとき、貴方はどうしますか?~フォーメーション分析~パート2ドル円60分足
昨日の続きです。
60分足で見るとトライアングルを下に抜けてきましたね。
個人的には「上」で見ていましたが、下に抜けてきました。
相場は本当に面白いですよね。
下抜けした瞬間に一気に動きが早くなりましたね。
大きく下抜けてから動いていては遅くなりますので、トライアングルが長くなってくれば、
上下に逆指値を出しておきましょう。
そうすれば、ワンテンポ早く動けますからね。
では、移動平均線大循環分析で見ていきましょう。
60分足は第4ステージです。
240分足は第2ステージです。
日足で見ると第1ステージです。
週足で見ると第1ステージです。
ここから240分足、日足がトレンド転換するとみるのであれば、売り方針で対応でしょう。
60分足だけの調整と見れば、押し目買い狙いでしょう。
皆さんがここからどう見るかで作戦が変わってきます。
私ですか? ドル円の過去の記事を見ていただければご理解頂けると思います。
上下両方を常に狙う方法もありますが、私はそこまでの時間がありませんので、
大局の推進波のところを狙うようにしています。
さて、60分足、240分足の動きがここからどうなるか・・・注目しましょう!!
こんなとき、貴方はどうしますか?~フォーメーション分析か?~ドル円 1時間足
移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージと第5ステージでの攻防です。
ルール通りであれば、売りを狙うところであり、買いを狙うところではありませんね。
確かに、ここから相場が崩れることもあるかもしれません。
ここで相場が崩れるとトレンド転換となります。
多くの投資家にとって難しく感じるのが、
トレンド転換とトレンド継続の見極めではないでしょうか。
多くの投資家の方と接していると感じることがあります。
相場が熟成していないのに、直ぐにトレンド転換したと感じて逆張りをするのです。
そして、トレンド継続となった時に順応できずに撤退するのです。
アニメ「一休さん」の言葉に
「慌てない、一休み、一休み」というフレーズがあります。
相場で多いのが中段保ち合いです。
上昇(下降)の途中の休憩の時間帯です。
色々パターンがありますので、細かいことはまた次回ということで、
中段保ち合いをトレンド転換と判断するとやられてしまいますよね。
さて、今の動きはトレンド転換なのか、それとも、中段保ち合いなのか・・・
皆さんは、どう感じていますか?
このような記事を作成しているということは、個人的には中段保ち合いの動きと見ているわけですが、
だからといって、自身の相場観に拘ることはしません。
完全に相場が崩れてくれば、買い方から売り方に替わるだけですからね。
トレンドラインを引こう~経225~日経225 日足チャートです。
トレンドラインを引いていると、トレンドラインをブレイクするもダマシとなることがあります。
3月25日に米国債が逆イールドとなり、日本株も今年最大の下落となりました。
それまでの下値支持線を下抜けしました。
トレンドライン下抜け、移動平均線大循環分析で第3ステージですので、
下降トレンド入り寸前となりました。
そこから、大スト(大循環ストキャス)も切り返し、ステージも第1ステージに戻りました。
青色の点線が新たなトレンドラインとなります。
赤色の点線と合わせると綺麗なチャネルラインとなっているのが分かりますね。
チャネルラインとは下値支持線に対して平行なラインを引き、その中で値動きをすることです。
トレンドラインで取引をすることはありませんが、相場の方向性や流れを確認するには非常に役に立ちます。
皆さんも一緒にどんどんトレンドラインを引いていきましょう。
トライアングルの研究~三角持ち合い~(6328)荏原実業 週足チャート
三角持ち合いが大好きな私ですが、
上記のチャート「いかがでしょうか?」とメッセージを頂きました。
素晴らしいチャートです。
このようなチャートを見ると、私はワクワクしますが、投資家泣かせのチャートですよね。
このような複雑なチャートは分析のやりがいがありますが、複雑な波動だけに自身の分析に拘らないことが肝要です。
昨年末の安値、今年1月の高値をどう見るかが焦点になります。
昨年末の安値が調整完了ならば、今年の高値は天井ではなく新たなトレンドの始まりとなります。
そうであれば、今年の三角持ち合いは上に抜けてくるでしょう。そして、年初の高値を更新してきます。
一方で、今年の高値がイレギュラートップ(拡大トライアングル)の戻り天井であれば、
底打ちをしていないことになりますので、昨年末の安値に向けた動きになります。
上記の説明はエリオット波動的な説明になりましたが、
移動平均線大循環分析で見ると、帯が横ばいで価格が帯を挟んで推移していますので綺麗なもみ合い相場になっているのが分かります。
三角持ち合いも、もみあい相場も、放れを待って放れた方についていくのが基本的な手法になります。
暫くは投資家泣かせの動きが続きそうですが、何れ分かりやすい動きになるところが出てくると思われます。
そこを狙っていきましょう。
銘柄探しに苦労されている方が多いようです。
個人的には、このようなゴチャゴチャしている銘柄をトレーディングビューのウォッチリストに入れています。
綺麗な波動の後には、わかり難い動きになることが多いです。
わかり難い動きが終われば、わかりやすい動きになります。
そこを狙うためにわかり難い銘柄をトレードせずにウォッチリストでチェックしておきましょう。
大循環ストキャスの研究~ドル円 240分足 240分は私が主に使う足のなかの一つです。
移動平均線大循環分析の「第1ステージ」で買い、「第4ステージ」で売るのが基本です。
個人的には買うときに「第1ステージ」まで待てないし、売りときにも「第4ステージ」までは待てません。(初心者の方は基本を大切に!!あくまで個人的な見解!)
仕掛ける時は週足と日足を確認します。
週足は第4ステージから切り返しての第6ステージ、日足は第1ステージ、ならば大スト(大循環ストキャス)のボトムゾーン超えの買い狙い。
ラインを入れて大ストのサインが出た一本後のライン抜けが個人的にはポイント。
その前の一番底(その後に押し目がある時はその安値)にロスカットライン。
仕掛ければロスカットが入るか、何かサインが出るまでポジション維持。
利が乗ればロスカットラインがトレイリングストップに代わる。
トレイリングストップを引き上げながらその注文が約定するか、別のサインが出るかを待つ。
大ストの売りサインが先に出て、尚且つトレンドライン下抜けで手仕舞い。
日足の流れに反しており、売りの仕掛けはせず休憩。
結果論でいえば途転売りでも「ちょい獲り」は出来ていた。
昔は絶対途転していただろうな。
最近は無理をしなくなった。疲れるトレードをしなくなったな。
話がそれたが、このように大スト+トレンドライン
もしくは、大スト+αがあれば、大ストの精度が上がると考えている。
研究は続く・・・
大循環ストキャス ~ダマシをどう回避するか~ダウ工業株30種平均 日足チャートです。
移動平均線大循環分析の初級編の場合、第1ステージから第2ステージに移行して再度第1ステージになる局面であれば「買い」を維持します。
つまり、第1ステージが第3ステージになるまでは「買い」を持ったままですね。
ところが、大循環ストキャスであれば、第1ステージでもトップゾーンを下抜けすれば「売り」のサインになります。
「買い」を手仕舞うか、「売り」ヘッジをするかというところです。
ところが、ボトムゾーンに入ることなく、切り返すところがダマシになりやすい局面です。
そこを、素早く対応しなければ利益が減るか、損切りが大きくなってしまいます。
上級者の方にとっては、このような局面の研究が必要です。
一先ず大循環ストキャスがボトムゾーンに入ることなく、トップゾーンに戻りました。
ここの研究がトレードの結果を大きく分けますよね。
ダマシのオシレーターが出てきたところをどう対応するかが、上級者にとっては大切なところとなります。
ここは、皆さんがオリジナルのルールを作成することが必要ですね。
個人的にはこのような局面のときには、途転売りをするのではなく、買いを維持しながら「売りヘッジ」をすることが多いですね。
そして、その売りにトレイリングストップを設定して対応することが多いですね。
ダマシに翻弄されていては落ち着いたトレードができません。
マイルールを作ってトレードをしていきましょう。
移動平均線大循環分析 初級編 ~もみ合い相場~移動平均線大循環分析を学んでいきましょう。
ピジョン(7956)
初級者の方にとっては、投資は難しいと感じることが多いと思います。
「買ったら下がる」「売ったら上がる」といった経験もあるのではないでしょうか。
投資を始めたばかりの方はトレンドがしっかりある相場でも早く決済してしまったり、
もみ合い相場では、ひっちゃかめっちゃかになってしまったりしてしまいます。
移動平均線大循環分析を学べば、トレンド相場をしっかりと獲れるようになります。
そして、もみ合い相場でのトレードを減らせます。(上級者になれば、もみ合い相場でのトレードもありますが・・)
トレンド相場では、第1ステージで「買い」、第4ステージで「売り」、
ステージが変わるまで持ち続けます。
難しいのがもみ合い相場ですよね。
そのヒントが200日EMAの方向性と黄色と青色の「帯」の傾きと間隔ですね。
200日EMAが横ばいになり、帯が細いのがもみ合い相場ですね。
現在、綺麗なもみ合い相場になっているのが分かりますね。
もみ合い相場は、もみ合いが放れるまで待ちましょう。
もみ合い相場が長くなればなるほど、次の展開は分かりやすい相場になることが多いので注目しておきましょう。
パターン分析(底打ちバージョン)今回は二つのチャートをアップしました。
一つはビットコイン、もう一つは上海総合指数
この二つの共通点は少ないと思いますが、チャートのパターンが似ていたので並べてみました。
テクニカル分析には実に様々な種類の分析手法があります。
現在「トレンドラインを引こう」シリーズを継続していますが、
新たに「パターン分析」シリーズも始めます。
第1回目は「底打ちパターン」です。
チャートを見ていると、実に様々なチャートの形状があります。
その中で似た形になることが良くあります。
今回は「W型」の底打ちパターンです。
仮想通貨と中国の株価なのに、チャートの形が似ていると思いませんか?
チャートって本当に面白いですよね。
「W」のような形で底打ちすることは多いので、これからチャートを見る時には注目していきましょう。
一番目と二番目の安値がほぼ同じになることもありますが、そのような綺麗なダブルボトムは少ないですよ。
故に、上記のような「W」型の変形バージョンには、皆さん意外と気づき難いのかもしれませんね。
(サポレジ転換!)トレンドラインを引こう ~ユーロドル2~ユーロ/米ドルの日足チャートです。
トレンドラインを引こうシリーズです。
下降トレンドが続きチャネルラインのなかで推移していましたが、チャネルラインを上抜けました。
そこで、それまでの支持線だった線が抵抗線になりました。
支持線(サポートライン)が抵抗線(レジスタンスライン)に変わったところです。
これを「サポレジ転換」といいます。
詳細は「ダウ理論」を勉強しなければいけませんが、それはまた、後日に記載するとして
サポレジ転換は以外とよく見かけます。
サポートとレジスタンスが両方で意識されているところはマーケットが強烈に意識しているところです。
トレンドラインを引き続けることで、この「サポレジ転換」を簡単に発見することができます。
「サポレジ転換」は簡単かつ、トレードの役に立ちますので
今後も一緒にトレンドラインを引いていきましょう。
フィボナッチ(黄金比率)を知ると相場が見えてくる!?ソニーの月足チャートです。
フィボナッチって?
黄金比率って?
フィボナッチとはもともと、12世紀のイタリアの数学者の名前です。
厳密にいえば「ボナッチさんの息子」というあだ名で本名はレオナルドさんといいます。
そのフィボナッチによって有名になったのがフィボナッチ数列です。
そして、自然界にそのフィボナッチ数列が出現します。
その比率を黄金比率といいます。
有名なのがピラミッドや、ミロのヴィーナスの均等の取れたプロポーションなどが黄金比率になっています。
これは相場でも良く使われています。
相場の黄金比率が、0、0.382、0.5、0.618、1.0などがそうです。
今回、月足チャートで見ると、上昇幅に対して38.2%の下落を見せています。
強い相場であれば、38.2%の下落から反発します。
そうでなければ50%幅の下落を見せます。
ここで切り返すのか、更に下落するのか・・・
黄金比率の38.2%のところまで下がっていますので、ここからの動きに注目しましょう。
ZigZag(ジグザグ)を表示~トレンドラインを引くのがめんどくさい~ドル円 4時間足
トレンドラインを引いたチャートをよく掲載していますが、
今回は少し横道にそれて、ZigZag(ジグザグ)というインジケーターを表示しました。
トレンドラインを引くときに、
「どこから引けばよいのかわからない。」といった意見もいただきました。
そこで、シンプルなインジケーターを紹介します。
ご存知の方も多いとは思いますが、非常にシンプルなインジケーターです。
しかし、意外と使い勝手が良いということで、多くのトレーダーが活用しています。
高値と安値にラインを引くだけのものですが、
トレンドの流れを確認できますので使ってみてはいかがでしょうか。
トレーディングビューでも簡単に表示できます。
パラメーターの大小を変えることで、ラインの引き方が変わります。
相場の流れを掴むために、どのインジケーターを使うか・・・
トレンドラインを引くのが面倒だという方は、一度試してみてはいかがでしょう。
【Eトレ】日経225先物こそ大きなトレンドを確認したい誰でも簡単分析アイデアを紹介する、「Easyトレード」こと通称【Eトレ】シリーズ。
初回は、日経225先物を読みたいという事で初参戦です。
今回のテクニカルは、前回同様
メインは平均足。
a:移動平均線(5,13)に色付けしたもの
b:移動平均線(45)
c:移動平均線(100,200)に色付けしたもの
こちらの3点です。
a:こちらで目先の動きを追っていきます。
直近で平均足の大陰線をつけてからトレンド転換が起きていますが、
5,13の移動平均線は一時的な下降トレンド目線でした。
現状でいうと、また上昇トレンドのシグナルらしきものが見えますが、
平均足が陰線つけており、様子見というところです。
b:気持ち大き目の流れをこの線で読みます。
緩やかにあげておりますが、平均足の実態部との位置も意識します。
まだ、移動平均線の上にあるので上の目線ではいますが、
大きい流れとの兼ね合いも考えます。
c:より大きな流れを読みます。
現状下降傾向にありますので、
安値を切り上げていますが、
もしかしたら一時的な戻りであることを優先的に想定していきたいところです。
【まとめ】
よくオリジナルのインジケーターじゃないといけない
といったものがありますが、もちろんそれも大事です。
とはいえ、今回のようにどこにでもあるインジケーターを活用しながら
組み合わせを1つ変えるだけでトレードルールがいい方向に変えられることがあります。
ぜひ、ご参考にしてください!
トレンドラインを引こう(シリーズ3)~ユーロドルバージョントレンドラインを引くシリーズです。
今回はユーロドルです。
一先ず、日経225、ドル円、ユーロドルの3つを
トレンドランを引きながら追いかけていきましょう。
トレンドには
上昇トレンド
下降トレンド
もみ合い
この3つがあることを前回記載しました。
現在のユーロドルは下降トレンドですね。
トレンドラインを引くとよく分かります。
この次の展開を皆さんはどう見ていますか?
勿論、移動平均線大循環分析でもよくわかりますが、
どちらに抜けるかの仮説を立てて、トレードの展開をイメージいます。
利食いとなればどれくらい獲れそうか、ロスカットになれば、次の展開はどうなるか・・・
実践の練習をすればするほど、ロスカットになれば、次は様子を見た方がよいか、
途転(反対の売買)をした方がよいのかのイメージが湧きます。
まだまだ、トレンドラインの入り口の話をしていますが、
トレンドラインを一緒に引きながら
ステップアップしていきましょう。