NYダウ! ~ここからどうなる?~NYダウ(DJI) 日足チャート
FRB(米連邦準備制度理事会)は、FOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利を0.25引き下げました。
7月、9月に続く3連続の利下げとなりました。
利下げは今回で打ち止めであるといったニュアンスも含ませながら、景気の下振れリスクがあればFRBは適切に対応するということですから
更なる利下げにも含みを持たせているという内容ですので「ハト派的な」内容だったようですね。
では、チャートを見てみましょう。
すでにS&P500(SPX)は高値を更新していますが、NYダウは未だ更新していませんね。
前々回の高値から見ると3回目の挑戦ですので、「三山」といった見方をしてる方もいるかもしれません。
個人的には下値が切り上がっていますので、トライアングルを形成しているように見えますね。
トライアングルの基本は3種類あります。
「シンメトリカルトライアングル」
「アセンディングトライアングル」
「ディセンディングトライアングル」
今回はやや「アセンディングトライアングル」系のようにも見えますね。
いずれにせよ、トライアングルや持ち合いは「放れに付け」というのが鉄則ですので、どちらに抜けてくるのかをしっかりと見ていきましょう。
ポイント1
トレンドラインを更新する
ポイント2
トレンドラインでサポレジ転換する
ポイント3
高値(安値)を更新する
ポイント4
高値(安値)でサポレジ転換する
この流れが途中で終わればその動きには力が無いということですね。
チャートパターン
日米金利差チャートとドル円ドル円日足チャートに日米金利差チャートを入れました。
米国の10年債利回りは「US10Y」
日本の10年債利回りは「JP10Y」
日米金利差チャートを出すときは「US10Y-JP10Y」となります。
まず、通常に「USDJPY」を出します。
次に、「⊕」比較を出してそこに「US10Y-JP10Y」を入れます。
そして、目盛りを左右に分ければ上記のチャートになります。
このようにして比較チャートを出すと、ドル円と日米金利差チャートの相関性が高いことがよく分かります。
では、直近の動きを見てみましょう。
ドル円も日米金利差も8月から9月の同時期に安値を付けてから切り返しました。
そこから10月にドル円と日米金利差が二番底を付けました。日米金利差はwボトムのような形状になりました。
しかし、ドル円は直近高値を更新しましたが、日米金利差はもみ合っています。
ここから日米金利差が高値を更新してくるのか、それとも、ドル円が反落するのでしょうか。
上下どちらに動くかはわかりませんが、様々な角度からヒントを探すことができればトレードに活かせると思います。
やはり、通貨は金利の動向も重要ですね。
相関性が高いどうか・・~小さな「N」を探せ~東証33業種 TOPIXE(電気機器) 日足
黒色の折れ線チャートが日経225ですので、こうやって比較すると電気機器は日経225との相関性が今は高いということが分かりますね。
相関性が高い銘柄であれば、日経225の動きに合わせてトレードし易いことが分かります。
そして、その業種の中からチャートを見て選択することで銘柄選びの時間が短縮できますよね。
さて、チャートは日経225と共に年初来高値を更新してきました。
高値、安値が近くにあるときは水平線を意識しますが、更新した時は次の高値、安値やチャネルラインなどが意識されやすくなります。
今年は上昇帯と下降帯とが交互に入れ替わるもみ合い相場の様相でしたが、ここにきて変化が出てきています。
トレンド相場は上昇でも下降での「N」波動が連続します。
「N」とはアルファベットの「N」で上昇の時は、上げ→下げ→上げの流れが「N」のような形になり最初の上げのところの高値を次の上げの時に切り上がっていきます。
下降の「N」はその逆で下げ→上げ→下げとなり、最初の下げのところの安値を次の下げの時に切り下がっていきます。
この基本を理解してチャートを見ると、直近の動きは上昇の「N」が出来ているのが分かります。
さらに、年初来高値を更新したことでもう少し大きな「N」が出来てきました。
この変化が大切なのです。
昨年の高値を更新すれば、更に大きな「N」波動が出てきます。
もっと大きな変化になります。
小さな変化が大きな変化に変わるのかどうかを見ていくことでトレンドの流れを理解することができます。
大きなトレンドの変化の第一歩は小さな変化なのです。
チャート分析と比較チャート ~より多くのヒントを見つけるために~東証33業種 鉱業(MIN) 日足チャート
個別株の銘柄選びって難しいと感じている方が多いようです。
確かにそうですよね。
東証に上場している企業数が3600を超えているわけですから
その中から銘柄を選ぼうとしても、何を選択してよいのかが分からないですよね。
そういった時には日経225の動きを分析して、次に業種別のチャートを見るというのも良いのではないでしょうか。
その業種のチャートが良ければその業種の中から選択するという方法もありますよね。
では、今回は鉱業のチャートと日経225を比較しながら見ていきましょう。
チャートは今年の6月に安値を付けてから8月に二番底を付けました。
昨年末の安値も含めると逆三尊底のようにも見えますね。
青色の右肩下がりのラインがネックラインとなりますので、逆三尊底は未だ完成していません。
その上にも赤色の水平線の抵抗線が待ち構えています。
それと比べて日経225のチャートはもみ合いの上限のトレンドラインを上抜けてきました。
ということは、日経225よりも力がない動きになっているのが分かりますね。
つまり、今は他の業種を仕掛けながらこの業種のチャートが好転してくればそこから狙うのが良いのではないでしょうか。
日足だけでなく週足や月足を見る。その銘柄だけでなく他の銘柄と比較する。業種別のチャートも見る。
このように様々な角度から分析することで一つでも多くのヒントをチャートから探すことができるようになります。
東証33業種も簡単に表示できますので日経225や個別株と比較してみましょう。
チャートって美しい!! ~このチャートから何を感じ取るか~チャート分析には様々な分析がありますが、チャートの形から分析するのをフォーメーション分析といいます。
三尊天井とかダブルトップというのがそれにあたります。
ただし、残念ながら多くの方はチャートのパターン(形)だけを見て、フォーメーション分析を使っています。
なぜ、その形になり、なぜ、ポイントとなる価格を更新するとサインが発生するのかといったところが重要なのですが、理解していない方が多いですよね。
それを知っている方は、今回のチャートを見ると、うなってしまうはずなんです。
では、見ていきましょう。
移動平均線大循環分析では、第1ステージですので買いにエッジがある状態ですね。
200日EMAの動きと合わせてみてみましょう。
ボックス相場ではありますが、200日EMAが徐々に切り下がっていましたが、そこから横ばいになり価格が200日EMAを超えてきました。
そして、ボックス相場の上限を上抜けてきたのです。
マドを空けて上昇していますので、ボックスの高値更新が一過性で直ぐに反落すれば元の木阿弥ですが、
サポレジ転換して上昇が続くようであればトレンド転換の可能性が一気に高まります。
チャートを見ると重要な節目を突破してきたように見えます。
ここからの動きはとても重要です。
海運業のチャートが良くなるということは、海運業の個別株にも変化が出ているはずです。
銘柄選びをするときには、業種別のチャートを見るのも一つの選択肢ですよね。
大きな流れを確認しよう ~トレンド相場かトレンドが無い相場か~トヨタ自動車 週足チャート
皆さんはこのチャートを見て何を感じますか?
私には、非常に興味深いチャートに見えます。
これぞ、チャート分析の醍醐味だと感じるチャートです。
高値と安値が収斂してきています。
別の表現でいうと膠着している相場に見えます。
これは週足チャートですから、日足で見るとまた違った見え方がします。
けれども、週足チャートが収斂しているわけですから、日足で大きな大きなトレンドになることはありません。
大きなトレンドになるためには、乗り越えていくべきポイントがあり、そこを超えてきたときに大きなトレンドの可能性が出てくるのです。
2015年までのようなトレンド相場は分かり易いですよね。
大きな利益を獲るチャンスでした。
その後の動きは、上手く立ち回らないと対応できない動きでした。
そのような動きになった時には、上記のように高値と安値に水平線を引きましょう。
そして、その次の高値、安値に水平線を引きます。
そうすると、相場が収斂してきているのがよく分かります。
そこから高値か安値を更新してきたときに大きなトレンドになる可能性が高まります。
その変化の兆しをどれだけ早く捉えることができるかが一つの武器になります。
さらに、トレンドに乗ったらトレンドが続く限り持ち続けることも武器になります。
一緒に勉強して武器をどんどん増やしていきましょう。
トレンドラインとチャネルライン、ダウ理論から現状を分析する日経225先物 週足チャート
日経225の動きをみると、今年はパッとしない動きが続いていますね。
相場はトレンド相場とトレンドが無い相場の二つです。
2016年から上昇トレンドが続ていました。
ダウ理論での高値と安値が共に切り上がる動きだったからですね。
そして、昨年の秋から価格が反落し上昇トレンドが破綻しました。
そこから、下降トレンドに移行するには、高値と安値が共に切り下がる必要がりましたが、そうはなりませんでした。
つまり、トレンド相場からトレンドの無い相場になったのです。
その後の価格推移を見ていきましょう。
高値が切り下がり、安値も切り上がる収束の動きになっていました。
ところが、10月に入ってからその動きに変化が出てきました。
切り下がっていた高値が切り上がってきたのです。
この変化にいち早く察知することが大事ですね。
小さな上昇トレンドが始まりました。
高値と安値が共に切り上がってきました。
そのときに次に意識されやすい価格を確認するために、チャネルラインと水平線と引きます。
水平線のところ、現状の水準も意識されやすいということですね。
もし仮に上抜ければ、チャネルラインの上限も意識されやすいでしょう。
相場が上がるか下がるかはわかりません。
そこを考える必要はありません。
動きに変化が出てくるところをしっかりと見ていくだけです。
そして、その時に動きだしたほうに仕掛けていくのです。
例えば日経225であれば、まず9月に小さな小さな変化が出てきました。
そして、10月にも小さな変化が出てきました。
この積み重ねが大きな相場の変化に繋がっていくのです。
続かないときはどうするか?
そのときは、小さな変化で終わるので、ポジションを閉じればよいのです。
相場の流れに素直についていきましょう。
ビットコイン 損益分岐点(操業停止線)まとめ【1日足、3日足、週足、月足】移動平均線、過去の高値、100日線、200日線に注目!BTCJPY 2018年と同じく今年2019年もディセンディングトライアングル下抜け、
対称三角保ち合い、シンメトリカルトライアングルを下抜けました
100日線割れ、200日線割れです
bitFlyer:BTCJPY 1D 1日足チャート
シンメトリカルトライアングル下抜け
ディセンディングトライアングル下抜け
2018年も、2019年も結局ディセンディングトライアングルを下抜けました
BTCJPY 3日足チャート
相変わらず2017年11月のSwgWit2X騒動時の高値87万円が意識されています
2017年11月9日(木)ハードフォーク(Segwit2x)ドタキャンで瞬間的に大暴落(前日11月8日(水)高値87万4000円)
BITFINEX BTCUSD 3日足チャート
3日足チャート
20SMAを下抜け後、
かろうじて水色の移動平均線
100EMAに支えられている状況です
下抜けてしまうと
200EMA、200SMAまで落ちても想定の範囲内です
水色 100EMA=8000ドル=87万円
緑色 200EMA=7200ドル=78万円
週足単純移動平均線20SMAを下抜けて急落しました
BITSTAMP BTCUSD 1W 週足チャート
単純移動平均線20SMA
(20週移動平均線)下抜け
100SMA 7750ドル=83万円
100EMA 6900ドル=75万円
200EMA 5250ドル 56万円
200SMA 4600ドル 49万円
週足チャート BITSTAMP BTCUSD
2017年11月9日(木)ハードフォーク(Segwit2x)ドタキャンで瞬間的に大暴落
(前日11月8日(水)高値87万4000円)7888ドル(約84万円) 7888ドルを下回りすぎるとよくありません
BitMEX:XBT (XBTUSD BTCUSD)月足チャート
月足ボリンジャーバンド中心線
単純移動平均線20SMA 7000ドル 75万円 6800ドル 72万円
2017年11月9日(木)ハードフォーク(SegWit2X)ドタキャンで瞬間的に大暴落
(前日11月8日(水)高値87万4000円)BitMEX XBTUSD 月足チャート 高値7899ドル ここを割るときついです
最新マイニングの損益分岐点一覧まとめ
米国のファンドストラットが損益分岐点を発表しました
0.06ドル/ kWhと仮定 1ドル107.2円の場合
● Bitmain AntminerS9 8528ドル 91.5万円
● WhatsMiner M10 7351ドル 78.8万円
● Bitmain Antminer S17 Pro 6299ドル 67.5万円
● ASICminer 8 Nano Pro 5962ドル 63.9万円
● MicroBT Whatsminer M20s 5850ドル 62.7万円
● Ebang Ebit E11++ 5750ドル 61.6万円
● StrongU STU-U8 5625ドル 60.3万円
● Innosilicon T3+57T 5126ドル 54.9万円
強気相場ではビットコインは損益分岐価格の2~2.5倍の価格になる
ビットコインの適正価格は最大で2万1320ドル 228万円 2万ドル超え
『仮想通貨ビットコイン、半減期で上昇説は幻想?分析機関が指摘』
>Innosilicon T3+57T 5126ドル 54.9万円
損益分岐点55万円の2倍は110万円、2.5倍は137万円
2017年12月30日、31日
リバウンド安値 150万円(149万円)ライン
2019年6月27日(木) 2019年最高値 149万5427円
2017年12月8日(金) 日本円建て最高値
1BTC=現物231万2100円(FX価格293万1424円)
Coincheckの出川CM Web公開開始が天井
(テレビCM放送開始は 12月13日)
2017年12月17日(日) 227万8193円(bitFlyer現物)
BITFINEXで最高値を記録19891ドル
bitFlyerのSFD導入検討ツイートが天井となった
CMEのビットコイン先物取引
12月17日に立ち上げ 開始は12月18日
ちょうど天井となった
★2017年12月30日、31日 リバウンド安値 150万円(149万円)ライン
★2019年6月27日(木) 2019年最高値 149万5427円
操業停止線、損益分岐点の約2.5倍が天井になっていますね
高性能化が進むほど損益分岐点、操業停止線が下がるので適正価格も下がる可能性もあるのでは
Bitmain AntminerS9だとマイニング損益分岐点割れで操業停止に追い込まれています(電気代で赤字)
中国の雨季も終わりました。格安水力発電会社から電気を買えません 電気代が上がったので新型のマイニングマシンに乗り換える必要が出てきました 新陳代謝ですね
「採掘敷居が高くなっている」という指摘もあります(採掘機、マイニングマシンを数万台、数十万台を大企業は導入できるが、中小型採掘者では資金力が小さく、太刀打ちできない)
ビットコイン 損益分岐点一覧 画像 1日足チャート
BITFINEX BTCUSD 3日足チャート2019年9月20日
BITSTAMP BTCUSD 週足チャート 2019年9月24日
BITSTAMP BTCUSD 週足チャート 2019年9月25日
BITFINEX BTCUSD 3日足チャート2019年9月25日 2018年も2019年もディセンディングトライアングル下抜け
BITSTAMP BTCUSD 週足チャート 2019年10月18日 週足100SMA=7700ドル=83万円 週足100EMA=6850ドル=73万円
bitFlyer BTCJPY 3日足チャート 2019年10月18日 3日足100EMAを割りました
bitFlyer BTCJPY 3日足チャート 2019年10月18日 移動平均線なし 87万円割れ
2017年の高値、2018年の高値は見ておいたほうが良いですね
bitFlyer BTCJPY 1日足チャート 2019年10月18日 損益分岐点、操業停止線まとめ 100日線割れ 200日線割れです
bitFlyer BTCJPY 1日足チャート 2019年10月18日 1日足ズームアップ
100日線 (100SMA) 105万円
100日EMA 99万円
200日線(200SMA) 95万円
20日線 20SMA
300EMA 87万円
400EMA 84万円
100日線(105万円)や200日線(95万円)まで上がっても1万ドルに復帰できません(1万ドル=108万円)
新型そこが底インジケーターの売買矢印は半年以上、7ヶ月連続で的中しています
きちんとテクニカルが効くのがビットコインの面白いところですね 理不尽な動きはしていません
130万円、120万円、110万円、110万円で買い煽りに乗った場合、損切していない場合、含み損のはずです 2019年10月18日(金)現在86万円ですからね
2019年8月~9月に投稿したとおり、1万ドルを割って第二次仮想通貨ビットコインバブル崩壊開始しました
↑詳細はこちらの記事
損失5% 資金95% リターン5.26%
損失10% 資金90% リターン11.11%
損失20% 資金80% リターン25.00%
損失30% 資金70% リターン42.86%
損失40% 資金60% リターン66.67%
損失50% 資金50% リターン100.00%
損失60% 資金40% リターン150.00%
損失70% 資金30% リターン233.33%
損失80% 資金20% リターン400.00%
損失90% 資金10% リターン900.00%
損失が出た場合、元の資金に戻すには大変です 100万円を10万円にした場合、10万円を100万円に回復するためには900%のリターンが必要になるのです
よって下降トレンドで勝つまで買い増すナンピン・マーチンゲールはおすすめできません 30万円幅、40万円幅の含み損を相殺するのは大変です
「移動平均線や水平線を下抜け +復帰失敗確認で戻り売り」
「移動平均線や水平線を上抜け +支えられたから買い」
移動平均線が下を向いているのなら下抜けしやすい
移動平均線が上を向いているのなら上抜けしやすい
支えられたら上昇(買い 買い増し)
復帰できず弾き落とされたら下落(売り 売り増し)
テクニカル分析の基本、移動平均線を見ていれば天井買い、底値売りは防げます
バルサラの破産確率や資金管理術は知っておいたほうが良いですね
トレンドライン ~とにかく引きまくろう~NZDJPY 240分足
トレンドラインを引くことで何が分かるのか。
流れに変化が出てきたところ、変化の兆しを感じることができます。
小さな変化から大きな変化につながるところを探していきます。
直近のトレンドラインと大きなトレンドラインを引くことで、変化を感じましょう。
最初の変化は直近の動きのトレンドラインを更新してきます。
次に、切り返した価格が直前の価格を更新しなくなります。
今回の図の場合、直近のトレンドラインを上抜けたところが、一つ目のヒント、
反落した時に安値を割らないところが、二つ目のヒント、
次にその安値と安値の間の高値を超えてきたところが、三つ目のヒントとなります。
その三つのヒントが連続してくると、大きな変化に繋がっていきますね。
そうです。相場はフラクタルなんです。
さて、直近の動きを見てみましょう。
小さな変化の兆しが出てきますが、9月の高値は未だ上抜けていません。
トレンドラインを超えて、安値も割っていないということは二つ目のヒントが出ているということですね。
高値を更新していないので、三つ目のヒントが出てくるかどうかが注目となります。
この理論を理解すれば、どこに注目してどこを見ていくのかが分かるようになります。
そして、一つ目のヒント、二つ目のヒント、三つ目のヒント、それぞれのポイントで仕掛けるときの注意点を理解すれば
トレンドライン、水平線を使ったトレードルールが出来上がります。
慣れるまではトレンドラインを引きまくりましょう。
小さく見れば小さな利益、大きく見れば大きな利益につながるかも!?(9041)近鉄グループホールディングス 週足チャート
移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージの安定上昇となっているのが分かります。
これを日足で見ているだけならば気が付かないことも、週足などを見ることでヒントが出てくることがあります。
高値と高値と結んだライン、安値と安値を結んだラインをトレンドラインといいます。
その2本のトレンドラインがトライアングル(三角形)の形を作ることがあります。
そのトライアングルには基本的には3種類あるのですが、今回の形状は「アセンディングトライアングル」という形状のようです。(赤色のトライアングル)
下値が切り上がってきていますので、上げる力が徐々に強くなってきているので上抜けるケースがやや多いとされる形状です。
パターン通りに上抜けてきたのですが、これが壮大な「アセンディングトライアングル」の上抜けであれば夢のある相場展開になるかもしれません。
そうではなく、小さなトライアングル(青色のトライアングル)であれば、それなりの動きで終わります。
どちらになるかは分かりませんが、大きな動きがどうなっているかを知っておくことはとても大切です。
小さな足だけを見てトレードするのではなく、大きな足も確認しながら相場の大局をつかんでいきましょう。
ポンドの流れに乗っていますか? ~変化に気づく!変化に対応する!~GBPUSD ポンドドル 4時間足
日々アイデア投稿をしていると色々なご質問やコメントを頂きます。
本当にありがたいことで、日々のアイデア投稿の励みになっています。本当に有難うございます。
その中で今回のポンドに関するご質問を頂きましたのでポンドドルのチャートを分析してみます。
ポンドドルの4時間足を見ると、直近の上昇局面のところにトレンドラインを2本入れました。
1本目のところでは、トレンドラインを上抜けするも伸びきれずに反落しました。
けれども、サポレジ転換をして横這いの推移となっていました。
そこから、大循環ストキャスの買いサインが発生し、2本目のトレンドラインも上抜けてきました。
この2本目のトレンドラインを上抜けたところの大陽線のところでは仕掛けていきたいですよね。
暫くしてから移動平均線大循環分析でも、第1ステージに移行してきます。
日々のニュースを見ていると英国はEU離脱問題があるために、ポンドを買うという発想を持ちにくくなります。
しかし、チャートを見ていると、一番底を付けてから二番底がサポレジ転換されて切り返していますので、
トレンド転換の可能性が非常に高まっていると感じれるところでした。
トレードはニュースを見ているとエントリーが遅くなります。
チャートを見て素直にトレードしていきましょう。
このチャートを見て「なるほど!!」と感じますか?日経225先物 日足チャート
トレンドライン・水平線と沢山引きました。
普段の投稿の時はここまでラインを入れませんが、慣れていない方にとっては何を表しているかさっぱりわからないかもしれません。
「なるほど!!」と感じる方もいらっしゃれば、「なんじゃこりゃ!!」という方もいらっしゃると思います。
トレンドラインや水平線をその都度入れていくと、このようにゴチャゴチャしている場合は、トレンド相場ではなく中間波動(調整局面)となっていることを表しています。
トレンド相場であれば、もっとシンプルなラインしか入りません。
中間波動の場合は、このようなゴチャゴチャした動きとなります。
では、この沢山引いたトレンドラインを紐解いていきますね。
青色の右肩下がりの高値からのラインが、8月までのトレンドライン(上値抵抗線)でした。
そのラインを9月に上抜けました。
そこから10月に向けて反落し、赤色のトレンドラインを引きました。
次に、少し反落しましたが、青色のトレンドラインが抵抗線(レジスタンスライン)でしたが支持線(サポートライン)になって切り返しました。①のところです。
そして、今度は赤色の抵抗線を上抜けました。②のところです。
①から②のところは小さな変化の兆しです。
こうなると、下値支持線からのチャネルラインを入れると、②で上抜けましたが、まだ抵抗線があることが分かります。③のところです。
このチャートを見て、よく分からない方もご安心ください。
トレンド相場は、もっとシンプルなチャートなのでこういった局面になっているときはトレードを控えましょう。
トレンド相場だけを狙うようにします。
この動きを理解できる方はトレード時間を短くしたり、使うオシレータを変えたりしていると思います。
注目ポイントは、このゴチャゴチャした相場(中間波動)もいずれ終わりを迎えるということです。
大事なことはその中間波動が終わりトレンド相場に移行するところをしっかりと狙うということですね。
このラインが意味していることは、現在中間波動であり、
もしかしたら、中間波動が終わるかもしれないという兆しが出てきたということです。
チャネルinチャネル ~相場はフラクタル~EURUSD(ユーロドル) 日足
大局の流れに中に中局の流れがあり、その中に更に小さな小局があります。
つまり、大局や中局がトレンドがあれば、小局もその流れに追随するのがベターです。
逆に、大局や中局にトレンドが無ければ小局もトレンドはありません。
現在、ユーロドルの大局は下降チャネルライン(青色のチャネルライン)となっています。
その中に中局のチャネルラインが入っています。
因みにチャネルラインとは高値と高値を結んだライン、安値と安値を結んだラインが平行になったラインの事です。
直近の動きを見ると、チャネルライン(黒色のチャネルライン)で推移していたのが、少し上抜けしてきたような動きです。
この小さな変化が大きな変化に繋がるかどうかに注目ですね。
このように大局、中局、小局と相場をフラクタル的に見ていくとこで
小さな変化に気づき、大きな流れに乗ることができるのです。
「相場はフラクタル」
この考え方は大事だと思っています。
変化の兆しを探す ~トレンドラインと水平線~GBPJPY(ポンド円) 日足チャート
ポンド円を見ると今年の8月まで下降トレンドが継続していました。
そして、その下がる角度を見るとトレンドの特徴を理解することができます。
トレンドに勢いが出て下降しますが、一先ず下降する角度が緩やかになっています。
ここの動きで多くの方が気持ちが少し緩みます。
そこから、角度が鋭くなって逆Cカーブのような動きから下落しました。
ここでは特に買い方が慌てますね。
この下降トレンドの角度の違いを様々なチャートを見て研究してみましょう。
これに近いパターンが多いことに気づくと思います。
そして、一旦切り返しますが再び下降しますが安値を更新せずにダブルボトムのような形になります。
そして、トレンドラインを上抜けてから戻り高値を超えてダブルボトムが完成した形状となりました。
そのまま上昇を続けまずが、下降トレンドの時に意識されていたラインが抵抗線となって反落しました。
今度は抵抗線だったラインが支持線になって下げ止まります。
再び直近のトレンドラインを上抜けしてから一気に大陽線が出ました。
ここからの展開については、現状3本の水平線がポイントとなります。
水平線の上に抜けるのか、水平線の下に抜けてくるのかを見ていきましょう。
その水平線が現状の変化の兆しになっているのが分かりますね。
大局の強気と弱気の分岐点となりやすい200日EMAが右肩下がりで価格もその下で推移していますので売りにエッジがある状態です。
その流れが変わるには水平線超えからの200日EMA超えになる必要があります。
こうやってトレンドラインや水平線を引くと、そのラインが抵抗線や支持線となったり、それが入れ替わったりとします。
チャートが人の心理で動いているのだなと感じますね。
複雑なチャートはシンプルに考える (9020)東日本旅客鉄道 週足
チャートを見ると、非常に複雑な動きをしているのが分かります。
高値と高値、安値と安値を結んだチャネルラインを入れると、
下降チャネルと上昇チャネルが交互に出来ているのが分かります。
実際にトレードをしようと思うと、はっきりとしたトレンドが無いだけに
短期トレードになるか、諦めてトレードをしなくなるかといった銘柄です。
綺麗なチャートばかりであればトレーダーは苦労しないのですが、
このようなごちゃごちゃしたチャートによく出くわします。
そういったときに、どのように考えどのような投資行動をとればよいのでしょう。
まずは、トレンド相場が終わり、中間波動になっているわけですから、トレードの手法をかえるか控えなければいけません。
そして、トレンド相場がどこから発生するかに意識を持っていかなければいけません。
さらに、複雑に見えるチャートを出来るだけシンプルに考えるようにしなければいけません。
どうシンプルにするかといえば、波動の捉え方を大きくするということです。
日足を週足で見る、週足を月足で見るというのも選択肢としてあります。
また、チャネルラインやトレンドラインを大きく引くというのも考えられます。
投資は簡単でもあり、難しくもあります。
難しいものではありますが、出来るだけシンプルに捉えてきましょう。
相場はトレンドがある相場とトレンドが無い相場の二つです。
エリオット波動 ~メリットとデメリット~日経225 日足
上下とも同じ日経225のチャートです。
個人的にはエリオット波動分析が好きです。
様々なチャートをエリオット波動分析で捉えると、いつも芸術的だなと感じます。
ただ、エリオット波動は非常に奥が深く、カウントも微調整や訂正を入れながら行っていきますので、慣れていない方にとってはこの上なく難しくなります。
例えば、上記の二つのチャートは同じ銘柄です。
ところが、カウントの仕方が違うと一つは上抜け、もう一つは下抜け予想となります。
つまり、真逆の予想となってしまいます。
これが、相場の難しいところです。
上がると思って買った方は、多少下がったとしても「上がるはずだ」との思いから我慢するかもしれません。
エリオット波動分析もカウントが違えば、上下が真逆になりますので大きな違いになります。
相場を上がるか下がるかと視点で捉えると、間違った時の修正が難しくなります。
優秀なトレーダーは、朝に絶対買いだと思っても、昼に情勢が変われば朝令暮改的に売りに変更できます。
個人投資家には難しいところですね。
エリオット波動のメリットは何と言っても波動をカウントしていきますので、大きな流れをイメージし易い、
そして、フィボナッチを使うことで、価格の予測が立てられるというところでしょう。
波動のカウントがぴったりと合っているときのエリオット波動分析の攻撃力は凄まじいものがあります。
大事なことは、色々な分析がありますが、それぞれのメリット・デメリットを理解することです。
過信するのはよくありませんね。
さて、日経225が上がるのか、それとも下がるのかは分かりませんが、
相場の流れに変化が出てくるところを捉えるようにしましょう。
フォーメーション分析 ~ダブルトップなのか?~ドル円 240分足
チャートを見ると二つ山を付けてから反落し、ダブルトップのような動きになりました。
そこから切り返してきました。
ダブルトップや三尊天井などの型の分析をフォーメーション分析やパターン分析といいます。
では、今回がダブルトップなのかどうかを検証してみましょう。
ダブルトップとは山が二つある形ですね。
アルファベットの「W」の形が上にできるのでダブルトップといいますが、個人的には「M」の形なのでエムトップと言っても良いのかなと思っていますが・・
余談になりましたが、二つの山が出来た後に、高値と高値の間の安値を割ってきます。
その安値のところをネックラインと言います。
このダブルトップが完成するにはネックラインでサポレジ転換する必要があります。
ただし、今回はサポレジ転換せずに反発しましたので、ダブルトップ不成立ということになります。
ここからは、高値と安値とチャネルラインのどちらに抜けてくるかが焦点となります。
ダブルトップや三尊の形が出来ているとパターンが完成する前に天井を打ったという声も聞こえますが、
ネックラインをしっかりと割ってサポレジ転換しないと完成となりませんので注目して見ていきましょう。
金利の動向をチェックしよう ~最初の関門~米10年債利回り 日足
トレードをするときに基本的には金利の動きは直接的には関係ありません。
しかし、金利の動向はマーケットに大きな意味を成すことが多くあります。
だから、私は声を大にして伝えたいことがあります。
それは、「トレードをするのであれば金利をチェックしよう」ということです。
為替をトレードするときは、金利差が拡大したり縮小したりして、それが為替に影響することがありますのでチェックする人もいるでしょう。
ところが、株式をトレードする人の多くは金利の動きは見ていない方や気にしていない方が多いのではないでしょうか。
確かに直接的な影響は少ないかもしれませんが、金利の動きがマーケットに多大な影響を与えていることは間違いありません。
また、TradingViewでは、株も為替も金利も見ることができるわけですから、必ずチェックするようにしましょう。
コードは「US10Y」です。これは米国債10年利回りのチャートです。
先週のISM景況指数の悪化により、FRBの利下げ期待が高まってきています。
米国債10年利回りのチャートを見ても分かりますよね。
9月の安値と最初の切り返しの高値のところにラインを2本入れています。
この上下2本のどちらに抜けてくるかが最初の関門になってきます。
金利がさらに下がる世界となるか、金利が上昇する世界になるか・・・
マーケットでトレードするのであれば、金利の動きはチェックしましょう。
そして、金利とマーケットの関係を肌で感じていきましょう。
マーケットと金利の関係は今後も投稿していきますのでチェックしていってください。
一先ず、今回は2本の赤線の上下どちらに抜てくるかに注目しましょう。
ダウ理論 ~トレンドの基本を学ぼう~(7951)ヤマハ 週足チャート
混同されやすいのですが、オートバイの会社ではありません。
元々は一緒でしたが、オートバイはヤマハ発動機、
ヤマハは楽器や音響の会社ですね。
チャートを「ダウ理論」をもとに見ていくと、トレンドが見えてきます。
トレンドが見えてくると、トレードのレベルがアップしますね。
では、「ダウ理論」の基本的な考え方を学んでいきましょう。
上昇トレンドは高値切り上げ、安値切り上げの流れとなります。
下降トレンドは高値切り下げ、安値切り下げの流れとなります。
それ以外はトレンドがはっきりとしていない状況ということです。
チャートでトレンドの有無を確認しましょう。
2018年10月には直近高値を更新したものの、
その後の反落で直近安値を割り込み上昇トレンドが破綻しました。
次に下降トレンドに移行するには高値が切り下がり安値も切り下がらなければいけません。
まずは、高値が切り下がりました。
ところが安値は未だ切り下がっていません。
下降トレンド入りしたとは決めつけることができません。
考えられることはもみ合い相場に移行した可能性があるということです。
そして、ここからどういった展開になるのかを見ていく必要があります。
元のトレンドである上昇トレンドに戻るのか、
それとも、安値を切り下げて下降トレンドになるのかです。
ダウ理論の基本的な考え方を知るだけで、
現在のトレンドがトレンドが無いということが分かります。
トレンドが無いと分かれば、トレンドが出るのを待っておけばよいのです。
この基本的な考え方をトレードに活かしていきましょう。
トレンド相場か中間波動か ~一目均衡表からヒントを探す~日経225先物 日足チャート
相場はトレンドがある相場とトレンドが無い相場(中間波動)が混在しています。
振り返ると大きなトレンドがあったのに、それを丸ごと取りきることは難しいといったことがあります。
日経225も昨年の秋までは上昇トレンドがありましたが、現在は中間波動の動きとなっています。
トレンドの基本をおさらいしましょう。
上昇トレンドであれば、高値が右肩上がり、安値も右肩上がりとなります。
下降トレンドであれば、その逆ですね。
そのトレンドが破綻すると中間波動となります。
ただし、中間波動はトレンド継続のパターンとなります。
故に、トレンド相場が破綻した時に、トレンド転換かトレンド継続かを見極めていかなければいけません。
そして、中間波動の可能性を感じたら、トレードを控えるか、手法を変えるかをしなければいけません。
今回は手法ではなく、トレンド相場かトレンドの無い相場を見分けるヒントとして一目均衡表を掲示しました。
一目均衡表の先行スパン1と先行スパン2の間のところが抵抗帯となり、一般的には「雲」と言われています。
その雲と価格の関係をみることで、トレンド相場かトレンドが無い相場かを見分けることができます。
トレンドに勢いがある時は価格と雲に距離があり間隔が広がっていきます。
ところが、トレンドが無い相場になると価格と雲が入り交ざります。
現在の日経225先物も価格が雲を上下に推移しているのが分かります。
この状態がトレンドが無い相場となります。
これが理解できれば、ここでの難しく値幅が小さい局面でのトレードを減らすことや手法を変えることで対応ができるのです。
トレンド相場の時は移動平均線大循環分析で確りとトレンドを獲りましょう。
トレンドが無い相場をいち早く探し出して、無理・ムラ・無駄のあるトレードを減らしましょう。
一目均衡表でトレンドが無いと分かれば、上値抵抗線・下値支持線といったトレンドラインを引きましょう。
そして、チャネルラインを確認しましょう。水平線を引くところがあれば引いていきましょう。
そのブレイクを待って次の手を考えていきましょう。