BTC超短期予想(゚Д゚)ノギャンチャートは今の値動きに合わせて作っているわけでなくて現在よりも未来に向けて描いていることになります
実際このギャンチャートも去年の良い感じのポイントから書き足しているだけでここまで正確に現在の値動きの軌道を描くことが出来ます。それだけでもトレードにどれだけ有利になるのか('ω')ノ
円弧は全てレジスタンス・サポートラインとなる。
特にギャンスクエアでオレンジ色、青色の部分。ここを突破するということは、それだけ強い相場と捉えることができる。逆に弱い時は力なく円弧に沿って落ちていく。
つまり、実際のトレードにおいては、タイムサイクルに来た時、円弧に差し掛かった時、この2つの時は局面といえ、そこでローソクがどのような形を作って次の足に進むのか見極める、大事な時間がいつなのか事前に把握することができる。このようにして、今この通貨がどのような状況に置かれているか把握し、次に相場が動きそうな時間を知ることで、適切なエントリーポイント、損切りポイントが定まる。
All arcs are resistance and support lines.
Especially in Gann Square, the orange and blue parts. Breaking through here can be regarded as a strong market price. On the contrary, when it is weak, it falls along the arc without force.
In other words, in actual trading, when it comes to the time cycle, when it approaches the arc, these two times are phases, and it is important to determine what shape the candle will make and move on to the next leg. You can know in advance when the time is. In this way, by grasping the current situation of this currency and knowing the time when the market is likely to move next, the appropriate entry point and loss cut point can be determined.
チャートパターン
株価は大事な分岐点か?(NI225) 日経225 日足
今日の日経225は1200円以上の大きな下落となりました。
これによって、チャートは大きな分岐点に差し掛かってきたようです。
11月からの上昇相場に2本のトレンドラインを引きました。
辛うじて下値のトレンドラインを維持しているような動きです。
ここで踏ん張って上昇トレンド継続となるのか、もしくは、下値のトレンドラインを割って調整局面入りとなるのかを見極める必要があります。
11月の上昇の動きを細分化すると、3段の上昇となっているように見えます。
さらに、上昇している本数(日柄)を計測すると、21本、14本、11本と短くなっているのが分かります。
トレンドの勢いが加速するときは、この本数が増加していきます。
一方で、上昇しているのですが継続力は弱くなっているということをチャートは示唆しています。
現状は、上昇していますので、上昇する本数が多く、下がる本数が少ないのですが、
下降トレンドに移行すると下がる本数が多く、上がる本数が少なくなります。
これを株のチャートだけを見るのではなく、為替やコモディティなども見ながら変化を捉えていきましょう。
チャート上に3本の水平線を入れました。
トレンド継続で上昇が続くのであれば、上の水平線を上抜けてきます。
トレンド転換となるなら、まずは、真ん中の水平線を下抜けていきます。
更に弱い相場になれば下の水平線が意識されます。
ここからはいつも以上にチャートチェックの時間を増やしていきましょう。
チャートの変化をラインから感じる(9201)日本航空 週足
2020年のコロナショックにより、国内、国外などの移動に制限がかかりました。
それに伴い航空関連の企業も厳しい状況となっています。
チャートを見れば、コロナショック以前から下降の流れになっていたのが分かります。
今回は、直近の安値をつけてから切り返しが入るところの動きを確認してみましょう。
安値を更新しながらも高値も切り下がってきていました。
その高値と高値を結んだところにトレンドラインを引きました。
トレンドラインを上抜けるところが変化の兆しとなります。
次に、水平線を上抜けるところも変化の兆しとなります。
この水平線上抜けのところの変化は、トレンドラインの上抜けよりも大きな変化となります。
コロナショックによって業績は厳しくなっていますが、マーケットはコロナ克服から業績の回復を先読みしているのがよく分かります。
この上昇が本物となるのか、それとも、一過性の上昇なのかを見ていきましょう。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!番外編「勝ち易きを勝つ」「強きを買い、弱きを売る」トレーダーとしての私のモットーの一つは、
★「勝ち易きを勝つ」
ということです。
これは勝ちやすい相場でのみトレードをして、勝つのが難しい相場ではトレードをしないということです。
そのためにはどうすれば良いかというと
★「強きを買い、弱きを売る」
ということです。
現在、ポンドと豪ドルが、
米ドル、ユーロ、円、スイスフランに対して強くなっています。
ですので、強いものを買い、弱いものを売れば良いわけです。
これはチャートをみれば一目瞭然で、強い上昇相場になっていることがはっきりとわかります。
(注意)対ユーロのチャートが、ポンド、豪ドルが相対的に強いことをわかりやすくするために通常とは逆にしています。
こういうものをトレードしていくだけで、利益が出しやすく、生涯プロフィットが伸びていきます。
よくわからない相場を前にして、
「さて、これは買うべきか?売るべきか?」と考えているのだとしたら、それは見送ったほうが良いです。
そして、わかりやすいチャートのものを選んでトレードしたほうが良いです。
そのため、私はとくに、好きな銘柄や得意な銘柄というものを持ちません。
好きな相場の状態があるだけです。
それは言うまでもなく、トレンドがはっきり出ている相場です。
今回取り上げたようなチャートであれば、誰の目で見ても、どんな分析方法を使っても、はっきりと上昇トレンドであるとわかります。
トレンド転換の動き ~変化を常に意識する~(8698)マネックスグループ 週足
チャートを見ていると、様々な変化が起こります。
その変化がどういった変化なのか、何を予兆しているのかを感じて、トレードでのポジションを調整していきます。
前回は200日EMAとローソク足の関係を見ました。
トレンド転換する時のローソク足の変化を捉えることで、売りの時代から買いの時代にポジションをシフトすることができました。
今回は、トレンドラインやチャネルラインを引いて、そこから変化を感じていきましょう。
トレンドラインは高値と高値を結んだ線や安値と安値を結んだトレンドを確認するためのラインとなります。
チャネルラインはそのトレンドラインに変更なラインを引き、そのトレンドのノイズや勢いを見ていきます。
ノイズとは、上昇するにしても一本調子で上がらずに、小さく上がったり下がったりしながらトレンドを形成します。
その上げ下げの幅のことをノイズと言います。
2018年から2020年3月までは綺麗な下降相場となっていました。
トレンドラインを引くと、そこを上放れてからトレンド転換に向かって動いたのが分かります。
次に2020年3月からはチャネルラインを上放れてから勢いが付いたのが分かります。
このように、チャート上にラインを引くことでどういった変化が起きたのかが見えてきます。
仮想通貨の上昇に伴って好決算だったことも急上昇要因だと思いますが、次にどのような変化が起きるのかを見極めてきましょう。
【コラム】相場は"3"がお好き昔、「紳士は金髪がお好き」というマリリン・モンロー主演の映画がありましたが、同じようなタイトルで相場にまつわる”3”という数字についてまとめてみました。
頭の片隅に入っているか否かで、相場の見方が変わってくると思います。
三尊/逆三尊
相場に触れている人であればビギナーからベテランまで知らない人はいないのではというほど有名なチャートパターンですね。
それぞれ上げトレンドからの転換、下げトレンドからの転換を示すサインとして知られています。
トリプルトップ/トリプルボトム
江戸時代に考案された日本発祥のテクニカル分析手法である坂田五法でも三山三川という同じ概念がありますね。
3つの山をつけて下落、3つの谷をつけて上昇するというパターンです。
三尊/逆三尊との違いは中央の山が一番大きいかどうかです。
あくまで個人的な印象ですが、三尊/逆三尊が天井圏や底値圏、チャネルやトレンドラインの近辺で出やすいのに対して、トリプルトップ/トリプルボトムは下げ相場での踊り場、上げ相場の踊り場で発生しやすいという印象があります(下記の例参照)。
自分はこのようなレンジからのブレイク前のサインとして使っています。
例: 上昇の踊り場でのトリプルボトム ポンド円15分足(2021/02/16)
坂田五法には三空や三兵といった分析方法も登場し、3という数字がかなり意識されていると言ってよいでしょう。
三段上げ(三段高下)
上昇相場では大きな3回の上げで天井をつけて上げ切ったと判断し、その後は下降相場となり、同様に大きな3回の下げで底を打つという考え方です。
波動理論で有名なエリオット波動では相場は上昇5波、調整3波のサイクルを繰り返すと言われていますが、上昇5波も三段上げと同じ考えですね。
ダウ理論におけるトレンドの3フェーズ
19世紀に考案されたダウ理論ではトレンドは以下の3つのフェーズで推移していくという概念を提唱しています。
・アキュミュレーション(accumulate:蓄積): 一部の機敏な投資家が資本を投下するフェーズ
accumulateは蓄積という意味なので、一部の先見の明のある投資家が買い集めているフェーズです。
・パルティシペーション(participate:参加): participateは参加です。つまりトレンドを察知した投資家やテクニカル分析を用いた投資家が参戦してくるフェーズとなります。
・ディストリビューション(distribute:分配):トレンドが過熱してきて、先行する投資家が利食いを行う時期です。
トレンド初期の蓄積:買い集めに対して、分配:売りさばきのフェーズとなります。
Distributeは何か保有しているものを配分するというものですが、トレンドの初期から参加していた投資家が保有する資産を、最後に参加してきた投資家に売りさばいて手仕舞いをする、というニュアンスです。
3つのフェーズで推移していくというのは三段上げと同じ考え方ですね。
日米異なる国で考案された異なる分析手法が同じ数字に着目して考えているのは興味深い点です。
実社会でも、3度目の正直、石の上にも三年、3年目の浮気、若者はなぜ3年で辞めるのか?
といったように3にまつわるエピソードは多いですよね。
3は僕の投稿で度々登場するフィボナッチ数でもありますし、自然界に存在する人間の活動のリズムに働きかける数字なのかも知れません。
トレンド転換の基本的な動き ~200日EMAとローソク足の関係~(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
今回は堅調な動きになっているチャートの推移を確認していきましょう。
昨年3月にコロナショックで大きく下落しました。
結果的にはそこが直近の安値となり底打ちとなりました。
その後、価格が切り返して上昇しました。
そこから、再度反落しましたが、前回の安値を割らずに再び上昇したことで、3月が「底値」となり、7月が「二番底」となりました。
そして、価格は上げ下げを繰り返しながら、上昇相場へと移行していきました。
この一連の流れを、200日EMAとローソク足の関係を合わせて見ていきましょう。
まず、底打ちした時の200日EMAとローソク足の関係では、二つの距離が一番乖離しているのが分かります。
次に、戻り高値を付けたときには、200日EMAが抵抗となって上抜け出来ずに反落しました。
今度は二番底を付けたときの200日EMAとの距離は底打ちした時の200日EMAとの距離とは違って乖離が小さくなっています。
そして、今度はトレンド転換していく中で、200日EMAに挑戦をしていきます。
2020年11月では一度は突破するものの、長くは続かずに200日EMAを割り込みました。
その後に200日EMAを突破した時は、反落しても200日EMAがサポートとなっていました。
このように、ローソク足の動きと200日EMAの関係も見ることでヒントに繋がっていくことがあります。
今回のチャートはよく見かけるトレンド転換の動きですので、この特徴をしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
日経平均が3万円達成!!~値幅観測で見てみよう~(NI225)日経225 週足
日経平均株価が30年ぶりに3万円を達成しました。
いわゆる節目の価格となりますので、多くの投資家が意識する価格でしょう。
では、チャート分析からみた場合、どういった価格が意識されやすいのかを値幅観測を使ってみてみましょう。
値幅の観測の仕方は幾つかありますが、今回は一目均衡表の値幅観測の4つのパターンのうち3つで見てみました。
値幅観測の基本は「N計算値」です。
これは、前回の上昇幅と同じ値幅の時に出てくる計算値です。
次に「V計算値」です。
これは、もみ合い相場の時に出てくる計算値ですが、今回のコロナショックの下げ幅が大きかったので、「N計算値」よりも高い数値になっています。
最後に「E計算値」です。
これは、相場の勢いが強くなった時に出てくる計算値です。
こうやって日経225のチャートから計算してみると、意識されやすい「N計算値」は達成しています。
「V計算値」や「E計算値」はもう少し上の価格となっているのが分かります。
ここで一つ申し上げておきますが、この計算値は目標価格ではありません。
あくまで意識されやすい価格であって、その計算値で相場が止まるということではありません。
では、なぜそういった計算値を出すのかというと、現状の相場が勢いがあるのか、弱くなってきているのかなどを観測するために活用するのです。
非常に便利ではありますが、使い方を間違うと大きな失敗に繋がりますのでご注意ください。
ラインを引くとヒントが見えてきます(AUDUSD)豪ドル/米ドル 週足チャート
チャートに幾つかのラインを引きました。
ラインを引くことで、それまで見えていなかった、もしくは、気づかなかったところが浮き彫りになります。
また、日足ではなく週足を見ることで大局の変化にも気づけるようになります。
今回はトレンドラインと水平線を引きました。
2016年から2018年のところの青色の2本のトレンドラインを引くと、大局のトレンド継続のパターンになっているのが分かります。
2020年3月の急落が逆Cカーブになっています。
その後の上昇にトレンドラインを2本入れましたが、これが、どのパターンになるのかを見定める必要があります。
考えられることは二つです。
一つはトレンド継続のウェッジの形です。
もう一つはトレンド転換のパターンです。
チャートの細かな部分にラインを引きながら、変化を捉えることで柔軟に対応できるようになります。
豪ドルがトレンド転換するのか、一時的な調整で再度反落していくのかを見極めていきましょう。
トレンドが続く限りポジションは維持(6328)荏原実業 週足
相場はトレンド相場と中間波動で出来ています。
利益を獲りやすいのはトレンド相場です。
利益を獲り難いのは中間波動です。
トレンド相場が縦の動きとするならば、中間波動は横の動きとなります。
トレンド相場が「動」だとすると、中間波動は「静」となります。
この価格変動の動向を見ながら、現状の特徴を理解するようにすると、トレンド相場でトレードをして中間波動ではトレードをしないようになります。
このことは非常に重要なので何度も記載しますので、正しく深く理解していきましょう。
現在、ここにきて上昇幅が大きくなってきています。
上昇のスピードが速く、大きくなってきたときは、天井打ちからの急落に注意をしなければいけませんが、
そうはいっても、今は一番利益を伸ばしやすい時期であるということを理解しなければいけません。
チャートの動きからしっかりと現状分析をして、チャンスのところでトレードをしていきましょう。
中間波動の終わりを狙え!(GOLD)ゴールド 日足チャート
ゴールドのチャートを見ると、昨年の4月から8月辺りまでは綺麗なトレンド相場でした。
トレンド相場は大きな利益を獲り易く、トレードの悩みも少ないのが特徴ですね。
それに対して中間波動は大きな利益を獲り難く、トレードも難しいですね。
現状の状態がどうなっているのかを確認し、トレンド相場であればその流れに乗りながらトレンド相場がどこで終わるのかを意識します。
また、中間波動であればトレードは控えて中間波動が終わるところを待ちましょう。
なぜなら、中間波動が終わるとこはトレンド相場の始まりとなり易いからです。
では、今のゴールドはどうでしょうか。
直近の高値と安値に水平線を引いてチャネルラインを引けば、そのチャートがトレンド相場か中間波動かが見えてきます。
この見極めをどれだけ早く見抜けるかがトレードにおいては重要となってきます。
中間波動だという気づきが遅ければ遅いほど、無駄なトレードが増えてしまいます。
さて、現在は下降トレンドがあるとみるのでしょうか。
それとも中間波動なのでしょうか。
もしかしたら、判別においては意見が分かれるかもしれませんね。
私自身はノイズが大きい下降トレンドと見ています。
ノイズの大きいトレンドも大きな利益を獲りにくい難かしい波動ですが、この点についてはまた今度記載します。
そして、ここからのポイントは2020年11月30日の安値を割るのか、2021年1月6日の高値を上抜けるのかです。
それによって、方向性が見えてきます。
トレードをする時にわかりやすい波動を中心にトレードしているのか、それとも、難しい波動でトレードをしているのかを確認しましょう。
チャート分析は奥が深いのですが、分かりやすい波動だけを狙ってトレードをしたいですね。
【チャートはアートだ】芸術的な寸法に収まったオージーニュージーの波動サイクルこんにちは、サバイサバイFXです。
今回の投稿ではチャートアート的な観点で、オージーニュージー(AUDNZD)の波動を取り上げたいと思います。
普段投稿している相場分析の中でも度々触れていますが、僕は波動全体のバランスや見た目の綺麗さ、特に縦軸と横軸のバランスをかなり重要視して見ています。
波が綺麗に出ているチャートというのはテクニカル分析が効きやすいですし、反発のポイントが予測しやすいためトレードがしやすいからです。
今回紹介するオージーニュージーは昨年8月から開始した日足レベルの一つの波動サイクル(=エリオット波動理論で言う推進5波,調整3波の8波1サイクル)が終了し、新たな波動サイクルに突入したと考えられる局面にあります。
その完結した一つの波動サイクルを取り上げてみたいと思います。
チャートは2020年8月から2021年2月までを表示した日足のチャートです。
青の下降5波から調整3波を経て、オレンジの高値切り上げラインをブレイク。安値(B)を更新したことで、推進5波、調整3波からなる一つの波動サイクルが終了し、今後は安値(B)の切り下げに伴う新たな下降波動が形成されていく展開となるのではと見ています。(この辺りはトレード戦略として別の投稿でも取り上げています。(下記のリンク参照))
さて、今回の注目はこの波動サイクルが収まった縦横の寸法です。
波動サイクルの終点、つまり修正3波の終点(C)が、(A)波のフィボナッチリトレースメント1.414水準にあります。
一方、横軸に注目すると、推進5波全体のフィボナッチ比率1.414水準にやはり(C)の価格があるんですね。
幾何学的と言うか、何かこう定規か何かを使って意図的にデザインしたんじゃないか?と思わせられませんか?
今回の波動は縦横それぞれ1.414という比率に支配されている様ですが、この比率は波動サイクル毎に異なり、縦横が1.618で収まるケースもありますし、縦横が異なる比率になっているケースもあります。今回の例はむしろ綺麗にまとまっているケースであり、このように綺麗な比率にならないケースも当然のことながらあります。
チャートの左側にはグレーでスケールしたフィボナッチを表示していますが、これは推進5波と調整3波を縦軸の観点で見た比率です。推進5波全体の価格差の約60%戻しの水準で調整波が終了しています。これも押し戻りの水準として頻出の数字ですね。
これも一つ時間軸をあげて週足を見ると、異なる時間軸間のつながりがわかります。
以下はAUDNZDの週足チャートですが、日足の推進5波、調整3波がパープルの1波、2波に該当します。
つまり、週足というより大きな時間軸の波を捉えた時に、下降の1波目が形成されてそれが60%ほど戻したのが今の状況ということであり、その中に日足で見た5波、3波が形成されているフラクタル構造と見ることができるわけです。
今回、波動サイクルを縦と横の比率の観点から注目して見てみました。
解説で用いたフィボナッチ数、フィボナッチ比率は自然界を始め、建築物や美術作品にも見られます。
ちなみに冒頭説明した推進5波、調整3波の8波1サイクルの数字ですが、5も3もフィボナッチ数。それらを足した8もフィボナッチ数です。
自然界の法則はこのような形でチャートの至る所に出てきます。
今回の例はそれが波動に現れた一つの好例と言えるでしょう。
チャートをこういう視点で眺めてみるとトレードがもっと面白くなるかもしれませんよ。
チャート分析の基本 ~チャネルライン~(8233)高島屋 週足チャート
チャート分析をする上での基本として、まず現状がトレンド相場なのか中間波動なのかを見ることでした。
今回のチャートに引いたチャネルラインはそのトレンド相場の終わりを探すためのものです。
では、チャネルラインとはどういったものでしょうか。
チャートを見る時に主な高値や安値があります。
その値位置を確認するのは「水平線」です。
そして、上昇トレンドの安値と安値を結んだ線や、下降トレンドの高値と高値を結んだ線が「トレンドライン」となります。
そのトレンドラインに平行な線を引いてできるのが「チャネルライン」となります。
チャネルとは運河や河といった意味ですね。
チャート上にチャネルラインを引いています。
そのチャネルラインを今年になって上抜けてきました。
チャネルラインを抜ければトレンドが必ず変わるということではありませんが変化の兆しとはなります。
この変化の兆しが本物となるのか、一過性の動きなのかを見ていくのです。
そうやって、マーケットに起きる小さな変化を探しながら、大きな変化になるところを狙っていきます。
大きな変化は小さな変化の積み重ねです。
小さな変化が徐々に大きな変化に変わっていく動きを見つけ出してみましょう。
チャート分析の基本 ~現状の状態を把握する~(BTCUSD)ビットコインドル建て 日足チャート
トレードをする時に多くの投資家は、安いから「買い」かとか、高いから「売り」といったように売買ポイントを最初に考える方が多いように感じます。
しかし、私がチャートを見るときは、現状がトレンド相場か中間波動かを見ます。
そして、トレードし易い時期なのか、それともトレードをしても振り回されやすい時期なのかを見ていきます。
どれだけファンダメンタルズが良くても、また話題になっていたとしても振り回されやすい時期にはトレードをしないようにしています。
その振り回されやすい時期が終わってトレードし易い時期になるのを待ってトレードします。
今回はビットコインのチャートですが、それはどの銘柄も同じ考え方です。
チャートには「分かりやすい動き」と「分かり難い動き」と書いていますが、分かりやすい時期は特に難しく考えなくてもどんどん利益が伸びていきます。
難しい時期は振り回されるし利益も取り難いのです。
皆さんがトレードしていて難しいと感じているのであれば、分かり難い時期にトレードしているかもしれません。
チャートはトレンド相場(どちらかというと分かりやすい動き)と中間波動(分かり難い動き)が入り交じって出来ています。
よって、中間波動の時期にはトレードをせずに、その中間波動が終わるのを待つのです。
上記であれば、上昇するか下降するかは分かりませんがいずれ分かりやすい動きがやってきます。
そこを狙っていくのです。
そのヒントの一つが移動平均線の向きです。
分かりやすい動きの時は上昇しているので高値、安値が綺麗に更新してトレンドを形成し3本の移動平均線の間隔が広がっています。
ところが、高値、安値更新の動きに変化が出て、3本の移動平均線が横ばいになってくると難しい動きになっています。
今は3本の移動平均線の間隔が狭いので、それが広がってくるところを狙っていきましょう。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!三角レンジのレンジのトレード前回書いた、ノーリスク/ノーストレスにした残りのポジションは注文がヒットして利益確定となりトレード終了となりました。
このようにしておくとお気楽にトレードを続けていくことができます。
その後ですが、すでにもう1トレード終わったばかりなので、今回は「教材」扱いとして投稿いたします。
高値が切り下がり続け、安値はサポートラインができていたので、三角レンジの形になっていました。
このことは、売り圧力が増していく
(前回よりも安いところから売り込まれることが繰り返されているので)
しかし、サポートの付近では買いが入ってくる展開なので、サポートを割れた場合は一気に崩れる可能性があることを表しています。
底辺が水平な三角レンジです。
それで、底辺割れ(サポート割れ)の売りを狙っていました。
そして昨日、割れたので売りエントリーしました。
その後一気に0.7600の切り値割れまで70Pほどの下落となりました。
いつもの通り、半分利益確定。残り半分は売り値下ストップにしましたが、それもヒットして利益確定で、トレード終了となリンました。
今回の三角レンジのトレードはすぐに下落トレンドまでは発展しませんでしたが、今後その可能性もあります。
このような形は、チャートに時々出現します。
上昇すればするほど調整も大きくなりやすい(2413)エムスリー 日足
移動平均線大循環分析でチャートを見ていきましょう。
上昇帯が右肩上がりで間隔が広がっていましたのでトレンドに勢いがあったのが分かります。
200日EMAも右肩上がりですので大局の動きも強気になっています。
移動平均線大循環分析のステージで見ていきましょう。
コロナショックの時に下降期である第4ステージになりました。
そこから、切り返して第1ステージとなり安定上昇が続いています。
途中でステージが2になり、そして、直ぐに1に戻るという、ステージの「1→2→1の押し目買い」パターンになっています。
この動きが2回ありました。
第2ステージになっても直ぐに第1ステージになったので一時的な調整であったことが分かります。
今回も第2ステージになりましたが、一時的な調整となるのか、それともトレンド転換するのかはわかりませんが、分かっていることが一つあります。
それは、今回2本のトレンドラインを引きましたが、相場の上昇が続けば続くほどノイズは大きくなる傾向があるということです。
どういうことかというと、価格は上昇すればするほど、一時的な調整でも値幅は大きくなりやすいのです。
なぜなら、1000円の3%は30円ですが、10,000円の3%は300円となりますので、必然的に価格が高くなればなるほど値動きは大きくなります。
その上がったり下がったりする動きの幅のことをノイズといいます。
今回も含めて3回目の第2ステージとなりますが、そこの部分に赤丸を付けました。
今回の幅が大きいのが分かります。
そして、価格が上がれば上がるほど値幅が大きくなる傾向になり、また、トレンド転換する可能性も上がります。
短期移動平均線が帯を下抜ければ第3ステージとなります。
ここからどうなっていくのかを注視しましょう。
現状を分析する ~原油市場~(CL2!)WTI原油先物 日足チャート
今回は原油市場の現状分析をしてみようと思います。
幾つかの矢印や色が塗られているので見難いところがあるかもしれませんがご了承ください。
今回は上昇している原油を分析するために、TradingViewの予測・測定ツールで描画しています。
原油市場は昨年の4月に先物市場で歴史上はじめてマイナス価格を付けました。
よって、今回は期限が一番短い「期近」ではなく、「二番限」のチャートで分析します。
まずは、価格を見ていきましょう。
2020年4月に安値を付けてから切り返しその年の8月に高値を付けました。そこから、11月まで調整が入り今年の1月まで上昇しました。
ここから2つの計算値で見ると、「V計算値」だとちょうど現状のところとなります。これは、相場の勢いが弱くなった時やもみ合いの時の計算値です。
前回の波動を継続するのであれば「N計算値」になりますので、まだ未達成です。
次にサイクル(安値から安値の周期)から見てみましょう。
最初の上昇のサイクルを今回に当てはめると、次のボトムが今年の5月となります。
ということは、直近の1月に高値を付けてから下がっていますが、この動きが非常に重要になることが分かります。
どういうことかというと、前回のサイクルが強気型だったので、通常ならば今回も強気型になります。
そうであれば、今の調整が「フラッグ」となりここから更に高値更新していくでしょう。
なぜなら、強気型は上昇している時間の方が長いからです。
一方で、今回のサイクルが弱気であるならば、ここから下降トレンドに移行し昨年の11月の安値を割っていきます。
私はこの原油相場がどうなるかを予想しているのではありません。
現状分析をして、考えられるシナリオを考察し、後は、実際の価格がどう動くかを見てその都度シナリオを微調整しながら未来を計測するのです。
そうすることで、上昇しても下降しても直ぐに対応することができるのです。
皆さんも、トレードする銘柄を計測してみてはいかがでしょうか。