チャートパターン
私のデイトレードのやり方01上に載せたのはナスダック100の日足チャート。
チャートに記載したように、トレンドラインまで下がってきた局面。
ここからどのように考えてトレードをするか、私なりの考えを説明する。
日足チャートをもう少しアップで見てみる。
トレンドライン上でWを描くような感じになっているが、Wの右側が下ヒゲピンバーになっている。
この下ヒゲピンバーが上昇圧力の強まりを示唆している。
なお、Wの左側は仮想通貨が急落している局面だったので、左側ではロングせず様子見が無難だっただろう。
次に1時間足チャートを確認する。
Wの右側で力強い上昇が起きていることがわかる。
その上昇はニューヨークタイムで発生している。
しかもニューヨークタイムの引けにかけて全然下がっていない。つまり、決済売りや新規売りがあまり入ってきていないことを示唆している。
最終的に確認するのは1分足チャート。
下の画像に載せたようなことに着目する。
下の画像は1分足チャートの拡大。
私が重要視していることを画像に記載してある。
以上のように、日足、1時間足、1分足を確認してきた。
その結果、日足は上、1時間足も上、1分足も上というふうに三者が同じ方向を示唆していることが確認できた。
ここまで確認してからエントリーするのが自分の基本的なやり方。(今の場合ならロング)
では、ストップとリミットをどこに設定するか?
ストップは、こういう状態になったら自分の想定が崩れたと思える場所だ。
今回の事例だと、その日のレンジ上限を上に抜けていくという想定をしているので、逆にその日のレンジ下限を下抜けたところにストップロスを置く。
あるいは、結局その日のレンジ内でウロウロしていたり、レンジを超えたとしてもすぐにレンジ内に逆戻りして不安定な値動きになってしまうような時はいったん手動で決済する。
利食いについては、今回の場合だとニューヨークタイムでかなり力強い上昇が見られた場合は利食い設定せずに次の日まで待つかもしれないし、仮に金曜夜だったら自分が寝る前に決済してしまうかもしれないし、目先に分かりやすい節目があるならそこに利食いラインを置くかもしれない。状況によってさまざまだ。
私は、チャートは基本的に1分足で見るものだと思っている。
1分足チャートの値動きは相場で何が起きているかを一番よく伝えてくれる。
週足、日足、時間足チャートなどは大まかに全体像を捉えるためのもので、あまり信じすぎてはいけないと思っている。
なぜならたとえば週足で長い下ヒゲが出現したとしても、その下ヒゲの中身の値動きの仕方によっては下ヒゲの意味が全然変わってくるからだ。
トレンド継続か、トレンド転換か?(6199)セラク 週足チャート
右肩下がりの時代から右肩上がりの時代に移行しているチャートです。
右肩下がりの時代は高値切り下げ、安値も切り下げとなっています。
その動きに変化が起きます。
どういった変化かというと、安値を更新しなくなり、今度は高値を切り上げていきます。
どういったところがポイントとなります。
右肩下がりの時代は高値が切り上がり、安値も切り上がります。
2020年10月に高値を付けてからは高値が切り下がり、安値も切り下がっています。
こういった動きのときに、この変化がどういった変化かを見極めなければいけません。
トレンド転換の動きなのか、それとも、一時的な調整の動きかということです。
この判断は難しいところなので、何度もチャートを見て判断力を高める必要がありますが、
基本的な考え方は、高値の位置、安値の位置を気にすることが重要です。
高値や安値が切り上がっていた動きに変化が起きたり、切り下がっていた動きに変化が起きます。
そこにいち早く気付くかどうかです。
この銘柄もそういった意識でチャートを見ていきましょう。
勢いのある相場(6967)新光電気工業 日足
コロナショック以降、安定上昇が続いています。
そして、その上昇の角度が徐々に切り上がっていることが分かります。
それは、相場に勢いが出てきていることを示しています。
相場に勢いが出れば出るほど、天井を打った時には下げるスピードも速くなります。
いわゆる「逆Cカード)の動きになると天井打ちが警戒されます。
とはいて、だから「逆Cカーブ」の動きだから天井を打つと決めつけていけません。
勢いを弱めてから再び上昇することもあるからです。
しっかりと今後の展開を見ていきましょう。
VIX(恐怖指数)がベースライン割れ。市場に安心感広がる。それとも慢心?コロナショックから1年が経過して、米国の株価は史上最高値を更新し続けています。
そして、VIXもコロナショック後のベースラインを割り込んできています。
別名「恐怖指数」とも呼ばれるVIX (COBE VOLATILITY INDEX)は、
コロナショック前は概ね10付近をベースラインとして概ね~20の範囲で動いていました。
それがコロナショック後はコロナショック時の大きな上昇が収まった後も元のベースラインには戻らず、
新たに20付近がベースラインになって推移していましたが、ここにきてその低下が顕著になってきています。
もとのベースラインに戻っていくかのような動きになっています。
今後、金利の上昇スペースが穏やかになり、株価も穏やかに上がっていくという、
所謂 「適温相場」 になっていくのかに、注目しています。
VIXが下げているという事は、
米国株の個別銘柄の株価オプションのプットのプレミアムが下げているということです。
それだけ、 株価の下落に備えている(下落を警戒している)投資家がいなくなっているということ。
安心感が広がっているということになりますが、逆に言えば、
投資家が慢心している、油断しているという事でもあります。
ショックへの耐久性のない相場ともいえるでしょう。
「天災は、忘れたころにやってくる」(寺田寅彦)
という有名な金言がありますが、相場の世界では、
「暴落は、忘れたころにやってくる」
ということをいつも心に置いておきたいと思います。
話題の銘柄のチャートを確認 ~ノイズの拡大と収束~(8604)野村ホールディングス 日足
米投資会社の巨額損失に伴い、野村証券も20億ドルの損失が発生する可能性があると発表がありました。
チャートもその影響を受けて大きくマドを空けて下落しました。
チャートを見ると拡大型のトライアングルと、2021年からの収束型のトライアングルが出来ていた状態でした。
確かに、収束型のトライアングルは上向きになっており、天井警戒のトライアングルにはなっていましたが高値で逃げ切るのは難しいところでしょうね。
ポイントは、この下降によって、収束型のトライアングルを下抜けたのですが、拡大型のトライアングルの下限にきたということです。
ここを下抜けば、流れが大きく変わってきます。
拡大型のトライアングルはノイズが大きくなっている動き。
収束型のトライアングルはノイズが小さくなっている動き。
トレードにおいては、このノイズをどう捉えるかという点も大事になってきますね。
IGF:インフラ関連ETF、トレンド継続・レンジ抜けるかを注視iシェアーズ グローバル・インフラ ETF
❑上位構成銘柄(上位10位)
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ENB(エネルギー 5.24%)
AENA(資財・サービス 4.87%)
NEE(公益事業 4.56%)
TCL(資財・サービス 4.23%)
ATL(資財・サービス 3.85%)
TRP(エネルギー 3.71%)
ENEL(公益事業 3.03%)
IBE(公益事業 2.95%)
GET(資財・サービス 2.78%) DUK(公益事業 2.77%)
トレンドラインは意識されている。
44.8ドルを超えてきたら買おうと考えてる。
RSI :上昇転換
MACD:ほぼ横ばい
ADX :GC手前(勢いはまだ)