トレードテクニック2(4.グランビルの法則)
ここではグランビルの法則についておさらいと何故有効なのか,
どのように手法に組み込むかについてまとめたいと思います
4.グランビルの法則
グランビルの法則は以下の通り
買いパターン
①移動平均線が「水平または上昇中」でレートが上抜け
②移動平均線が「上昇中」でレートが一時的に下抜け後,再度上昇
③移動平均線が「上昇中」でレートが下抜けせずに再上昇
④移動平均線が「下降中」でレートも下落,乖離が発生
売りパターン
①移動平均線が「水平または下降中」でレートが下抜け
②移動平均線が「下降中」でレートが一時的に上抜け後,再下降
③移動平均線が「下降中」でレートが上昇せずに再下降
④移動平均線が「上昇中」でレートも上昇,乖離が発生
このように見ると①②③に対して④だけ毛色が違うのが分かります
これは①②③がトレンドフォローな法則に対して④だけ逆張りな法則なためです
従ってここでは①②③の法則に従ったトレード構築を行います
ただし,④の法則も上位足レベルでは逆張りなだけでトレード足レベルではトレンドフォローとなる
ポイントもあるため全く無意味というわけではありません
ここに関してはMTF(Multi TimeFlame)の時に説明します
さて,ここではトレンドの初動にあたる”①移動平均線が「水平または下降中」でレートが下抜け”
において何故有効かをチャートを用いて説明したいと思います
移動平均線(以下SMA)は非常に強力なツールですが,多くの場合ただ表示しているだけでこの線の持つ本質的な意味を理解していないことがあるかと思います
SMAはある設定区間における平均価格を示しており,トレンドの把握に用いられます
では何故”①移動平均線が「水平または下降中」でレートが下抜け”において有効に機能するのか
それはSMAが平均価格を示すということが言い換えれば”損益分岐点”に相当するからです
(ただし,実際には中央値ではなく終値ベースで設定していることがほとんどなので正確ではありませんがレンジでは無視出来るレベルだと思います)
すなわち,ここを下抜けると含み損に耐えられなくなってきたトレーダーの損切り注文を巻き込んでレートが下げやすくなるわけです
これと以前紹介したダウ理論を組み合わせると図示されているポイントは高値を明確に切り下げ,①移動平均線が「水平または下降中」でレートが下抜けを満たす優秀な売り候補となるわけです
実際にはMTFの観点も必要な訳ですがとりあえずはこの解釈がベースとなります
多くのインジケータや手法を使用してトレードを組み立てるトレーダーもいますが,トレードで重要なことはむしろ如何に無駄をそぎ落とし,状態をシンプルに捉えることが出来るかだと考えています
知識を技術に昇華させるには時間が掛かりますがトレーニングを繰り返せば到達できると考えています
チャートパターン
トレードテクニック1(1.トレード目的2.相場分析3.ダウ理論)ここではこれまで理解してきたトレードにおけるテクニックをまとめていきたいと考えています
1.トレード目的
トレードにおける私の目標は次の通りです
一度に大きな利益を上げたい,ファンダメンタルズ分析を主にしている方には当てはまりません
マーケットから退場せずに長期的に成功するためのテクニカル分析,手法のまとめとなります
1.1再現性のある手法およびマインドセットの獲得
相場自体には再現性はありませんが,手法に対しては一貫性が必要です
そのための手法構築と徹底したマインドセットの確立
1.2損小利大の徹底
これが最終的なターゲット
如何にリスクを抑えられる局面でのみエントリー出来るようになるかが目標です
1.3複利への理解
一度で大きな利益を上げることはロットを上げ,リスクを取れば誰でも出来るわけです
長期的に成功したいのであれば小さな繰り返しの利益で目標を到達する
2.相場分析
2.1ファンダメンタルズ分析
ニュースなどの情勢に基づいた分析,テクニカル分析では用いない
2.2テクニカル分析
チャートパターンやインジケータに基づいた分析
3.3心理分析
広義ではテクニカル分析に当たると考えています
マインドセットの確立に使います
テクニカル分析が徹底できていれば不要ですが私には必要でしたので後述します
3.ダウ理論
価格は全ての事象を織り込む
→チャートを正として取り扱う,ファンダメンタルズ分析を持ち込まないことを指している
主要なトレンドは三つの段階から形成される
→先行期,追随期,利食い期(この段階では既にポジションを持っている)
価格は相互に確認される必要がある
→株における項目,FXでは利用しない
トレンドは出来高でも確認されなければならない
→株における項目,FXでは利用しない
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
→上昇トレンドは高値,安値の切り上げ,下降トレンドは高値,安値の切り上げの継続
具体例をチャートで示します
チャートでは高値切り下げから直近安値を割ることで下降トレンドが開始しています
その後は高値,安値共に切り下げ下降トレンドを継続しますが,最終的に安値を切り上げ,高値を抜けています
このポイントがダウ理論における"明確な転換シグナル"に当たります
これは今後利確の際に使用するので当たり前ではありますが非常に重要な事前知識となります
この当たり前を全てのテクニックにおいて徹底できるかがキーになると考えています
トレードは本当に小さなテクニックの組み合わせだと考えています
そしてそれらのテクニックは感覚に依存せず,定量的,もしくは確率的に評価出来る必要があります
この後は事前のベース知識とテクニックについてまとめていきたいと考えています
既に知っている,当たり前だと思っている知識を再確認するこことで認識を改めたいと思います
価格とMACDのダイバージェンス(GBPJPY) ポンド円 4時間足
今回は価格とMACDのダイバージェンスについて見ていきましょう。
ダイバージェンスとは「逆行現象」といい、今回であれば価格が右肩下がりになるのにMACDが右肩上がりとなり、
価格とMACDの動きが逆行する現象のことです。
そして、このダイバージェンスは変化の兆しとなりトレンドが転換するかもしれないというヒントを与えてくれます。
では、このダイバージェンスがどうやって発生するのかというメカニズムを見ていきましょう。
MACDとは移動平均線の間隔を見ているオシレータです。
例えば短期移動平均線と長期移動平均線の間隔が下降相場において間隔が広がればMACDは下がっていきます。
そして、その間隔が下降相場において狭くなればMACDは上がっていきます。
2本の移動平均線の間隔が広がっているところはトレンドに勢いが出ているところです。
2本の移動平均線の間隔が狭くなっているところはトレンドの勢いが弱くなっているところです。
つまり、価格とMACDのダイバージェンスが起きているところは、今回であれば価格は安値を更新しているのですが、
トレンドの勢いは弱くなっていますよ。と、いうことを教えてくれています。
そして、そこから価格とMACDの動きが同じ方向に動きだしています。
今回はダイバージェンスが変化の兆しを教えてくれて、その兆しが変化に繋がったということです。
ということは、変化の兆しが起きても変化しないことを理解する必要があります。
なぜなら、ダイバージェンスはトレンドの勢いが弱くなったサインであって、トレンド転換のサインではないからです。
トレンドの勢いが弱くっても、再び強くなることはよくあることです。
ダイバージェンスのメカニズムを理解することで、マーケットの変化を意識することができます。
「ダイバージェンス=トレンド転換のサイン」と安易に決め付けてトレードしてはいけません。
それぞれのインジケータが何を見て、どういった特徴があるかを理解しましょう。
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションを確認~ (CL2!)WTI原油 週足
CFTC建玉明細明細を見ていきましょう。
CFTCとは米国の商品先物取引委員会であり、毎週ファンドや商業筋のポジションを公開しています。
毎週金曜日にその週の火曜日の段階でのポジション状況が公開されます。
今回は原油を取り上げました。
はっきり言えることは、この数年でファンドのポジションが相当増加しているということです。
しかも、買い越し枚数の増加が顕著だということです。
2018年からの価格の下降と共に買い越し枚数もやや減少していますが、
今回のコロナショックでまた増加しているのが分かります。
ちなみに、チャートの下の赤い折れ線がファンドの買いポジションの残玉、青い折れ線がファンドの売りポジションの残玉となっています。
残玉とはポジションを持っていて未だ決済していないポジションのことです。
それから、オレンジ色の棒グラフが、買い残ー売り残の差となっています。
ファンドのポジションは時に極端に買い越しが増加したり、売り越しが増加したりします。
そういうマーケットが大きく歪曲したときに、その反動が遅かれ早かれ出てきます。
ゆえに、時にはファンドのポジションがどうなっているかというのを確認してもよいのではないでしょうか。
分かりやすいチャートと難しいチャート(9735)セコム 週足チャート
チャートを見るときに、まず大局をみて大きな流れを確認します。
次に目先の動きを確認します。
その方法は足種をかえるというのもありますが、一つのチャートで見る時にも見方があります。
まずは大局を見るために、200本EMAの方向性を見ていきます。
今回は緩やかな右肩上がりの動きになっていますので、非常に分かりやすい動きになっているというのが200本EMAからは分かります。
次に、目先の動きを確認するために移動平均線大循環分析の帯を見ます。
中期移動平均線と長期移動平均線の間を帯と呼び、黄色の帯を上昇帯、水色の帯を下降帯といいます。
そして、この帯の動きを見ると、上昇帯と下降帯が短期間で入れ替わっているのが分かります。
特に直近の相場は値動きも大きく、振り回されやすい相場展開になっています。
200本EMAの動きは分かりやすいのですが、帯の動きを見るとわかり難い動きになっているのが分かります。
こういった動きはトレードするときには難しく感じるチャートとなります。
その時は、200本EMAの方向性に合うときだけトレードをするとか、足種をかえるとかの工夫が必要となります。
場合によっては、難しいチャートになった時にはトレードをしないという選択肢があります。
ただし、難しい動きが続いているからといって、今後も難しい展開になるとは限りません。
この上なく分かりやすいチャートになることもありますので、チャートの動きに素直にトレードをしていきましょう。
移動平均線・ラインによるサポートとレジスタンス投資はマーケットの反発ポイントを見つけ、今進み出した方向の流れに従ってポジションを持つゲームです。
ラインを使い転換ポイントを探す人、移動平均線を使う人など様々ですが、わかれば何でも良いのです。
ラインや平均線はサポートになったりレジスタンスになったりどちらにも効かなくなったりします。時期による異なるのです。
過去の反発ポイントを見ながら次はどの辺が怪しいかな、という目で見て目安を持っておくと良いでしょう。
また、サポートされていた線を抜けてしまった後の動きにも注目して見ましょう。抜けたら次の目安に向かって進んで行きますね。
そして目安がない場合はどのようにして反発ポイントが決まるのだろうか?と、1度考えて見ましょう。今回はその答えは書いていません。
テスラの動きがポイントとなる!?(TSLA) TESLA(テスラ)の日足チャート
コロナショックの安値から見ても株価が5倍ほどになっています。
テスラは電気自動車やそれに付随するものの開発や製造、販売を行っている企業ですね。
それにしても米国株は分かりやすい動きをする銘柄が多いように感じます。
今回の米国株の上昇をけん引していたのはナスダック総合指数となります。
その中でも、GAAFMをはじめとするハイテク関連株となりますが、ZOOMやこのテスラなども凄まじい上昇を見せています。
今回のチャートを見ると2つポイントがあるように感じます。
一つは、値ごろ感を持っていれば、持ち続けるのは難しいということです。
値ごろ感を持つと、高すぎるとか、安すぎるといった思いが判断をするときに邪魔をします。
もう一つは上昇の角度が鋭角になってきていますので、スピード感が増してきているということです。
スピード感があるということは、短期間で大きく儲けるチャンスがある代わりに、大きく損する懸念もあるということです。
トレードにおいては、取引量の調整という方法があります。
動きが小さいとき、動きが大きくなってきたときの取引量は違ってきます。
当然、銘柄によって動きが違うので取引量を変えていきます。
そういうところも意識していけるようになると、トレードにおいて少し余裕が出てくるのではないでしょうか。
拡大型トライアングル ~ボラティリティが高い相場~(9984)ソフトバンクグループ 日足
ソフトバンクグループはアーム株を売却することを決定し、グループ自体のMBOも検討しているといったニュースも流れています。
直近のナスダックの上昇、急落は、ソフトバンクグループのコールオプションの影響であるといった話も流れています。
携帯電話のソフトバンクを売却する計画も噂されており、今、何かと話題の多い企業です。
グループが投資している企業の含み益を考慮すると株価が安すぎるといった見方もあれば、
ウィーワークなど投資案件が厳しい状況にあり、リスクを取り過ぎていて一歩間違えれば大きな痛手となるといった意見も聞こえてきます。
つまり、ファンダメンタルズで見ると、強弱材料が交錯しているということです。
では、チャートはいかがでしょうか。
高値切り上げ、安値切り下げと形になっています。
拡大型のトライアングルを形成しているように見えます。
つまり、ボラティリティの高い相場展開になっていたことがよく分かります。
安値から見れば株価が2.5倍以上になっており、一歩間違えれば大損、上手くいけば大勝ちというファンダメンタルズと同様のチャートになっていることが分かります。
そう考えると、チャートの動きに素直に、且つ、慎重に、そして、素早い行動が求められますね。
ここから、どういったチャートを形成するのか、非常に楽しみですね。
どうなる!? ~ナスダック~(NQ1!)ナスダック先物 1時間足
ハイテク株を中心にマーケットをけん引していましたが、利益確定売りが出て反落してきました。
ニュースを見ると、ソフトバンクのオプション絡みなどといったのも出てきますが、
ポイントは米国株が天井を打ったのか、それとも、一過性の調整なのかというところでしょう。
勿論、上がるか下がるかは誰にも分かりませんが、チャートに変化が起きたときにはチャートをチェックする回数を増やしていきましょう。
そして、ときには小さい足種で確認をするというやり方もありますね。
今回は1時間足で見てみました。
9日まで下がっていたのが、いったん、切り返してから再び反落しました。
先週末には9日の安値を少し割り込む動きを見せましたが、そこからは少し切り返しています。
ここでダブルボトムとなるのか、それとも、まだまだ下がるのかを定期的に確認しながらチェックしていきましょう。
価格と200日移動平均線の関係(2168)パソナグループ 日足チャート
今回は価格と200日移動平均線の関係を見ていきましょう。
200日移動平均線というのは、約1年の平均線ということです。
では、質問です。
「200日移動平均線と価格の関係を見ると何が分かるのでしょう。」
では、まずは200日移動平均線について見ていきましょう。
これは、約1年の移動平均線となりますので、大局の動きを見ています。
そして、200日移動平均線は過去200日平均的な買い値、または、平均的な売り値と現在の価格を見比べています。
つまり、200日移動平均線よりも価格が上にある場合は、その期間に買っているトレーダーはプラスに、売っているトレーダーはマイナスになっているということです。
そして、価格が200日移動平均線を上抜けたり、下抜けたりするところというのは、その買い方と売り方の損益が逆転するところであることを示唆しています。
だから、買い方も売り方も、200日移動平均線に接近してくると、攻防が激しくなり易くなるのです。
そのように考えれば、200日移動平均線に価格が接近してくれば、そこで攻防が起きやすくなるので、暫くもみ合いになることも想定できるのです。
ということは、200日移動平均線と価格の関係を見ると何が分かるかというと、
200日移動平均線と価格の位置を見れば、大局の買い方と売り方の優劣が分かるということです。
200日移動平均線と価格が大きく乖離している局面は、買い方、もしくは売り方が圧倒的に優勢であることを示し、
200日移動平均線と価格が接近してくるところは、買い方と売り方の損益が逆転するところなので、攻防が激しくなるということです。
そのように意識してチャートを見ると、買い方と売り方の攻防がどうなっているのか、また、その心理も見えてくるようになりますね。
日経225の現状分析(NK2251!) 日経225 4時間足
チャートを見ると、7月末から右肩上がりの動きになっていました。
順調に上昇していましたが、小さな変化が出ていますね。
どういった変化なのでしょうか。
チャート上に(A-B-C)の線を入れています。
この線が小さな変化なのですが、お気づきでしょうか。
通常は高値を更新するときは、安値も更新していきます。
ところが、高値を更新するも安値も下回っており拡大型の動きになっています。
この変化の兆しが示唆することは、動きが大きくなるかもしれませんということです。
上下に2本の水平線を引きました。
通常はこの線がトレンド発生のサインとなり易いのですが、このケースは高値、安値を更新しても、すぐに反転することがあります。
どういった展開になるかをいつも以上に注目して見ていくようにしましょう。
米10年債利回りとドルインデックス(US10Y)米10年債利回り 日足
青色の折れ線グラフはドルインデックスになります。
為替と金利の関係を確認していきましょう。
一般的には、その国の金利が上昇するとその国の通貨は買われやすくなります。
なぜなら、二つの国の通貨があり、一つは金利が3%、もう一つは1%とするならば、3%の金利の国の通貨にお金が集まりやすくなるからです。(*新興国通貨は別)
だからこそ、FX(為替)を取引する方は、金利の動向をチェックしておく必要があります。
直近の動きを見ると、8月くらいまでは、米10年債利回りもドルインデックスも下がっていました。
そこからは、ドルインデックスが下がり続けていますが、米10年債利回りが切り返してきました。
さて、ここからドルインデックスに動きに変化が出てくるのかどうかに注目していきましょう。
このように、同じように動いていた銘柄が、違う動きを見せるときに変化が起きることがあります。
マーケットの全体像を見ながら、幾つかの銘柄を比較して変化の兆しを探していきましょう。
世界で最も人気のあるアセット - ユーロドルとテスラ7月の1か月間、ユーロドルは最も検索されたシンボルであり、世界140か国でトップの座を占め、最も近いライバルであるテスラ (17) ポンドドル (14) およびビットコインドル (13) の8倍の人気を博しました。
もちろん国固有の違いもあり、ロシアで最も人気のあるアセットは、ロシア貯蓄銀行とブラジルのボベスパ指数、インドのニフティ50指数でした。
テスラはアメリカで人気ですが(ビットコインもそれに近いです)が、カナダ、ニュージーランド、スカンジナビア、サウジアラビア、さらにはグリーンランドでも信じられないほど人気があることが証明されています。一方、アップルは台湾のみで最も人気のあるシンボルでした。
おそらく最も興味深いのは、私たちのデータが、次のようなトレードにあまり関係のない場所での最も関心の高い市場にも少しスポットライトを当てたことです(ご想像のとおり、検索ボリューム自体は少ないです):
北朝鮮: ビットコインドル
バチカン市国: タルガ・リソーシズ
チャド: ドル円
南極大陸: テスラ
TradingViewに参加して頂き、またいつものようにご覧いただき誠にありがとうございます。ご質問がございましたら以下にコメントを残してください。
【トレード手法】トレンド転換後にフィボナッチでエントリーとターゲットを設定。押し目買い・戻り売りの戦略。OANDA:USDJPY
損切りの位置がわかりやすくリスクリワードを上げるため逆張りエントリーを検証しています。
値ごろ感で逆張りやナンピンを行わないように、手法をまとめてみました。
◯ロング手法
①下降トレンドラインをブレイク
②ブレイク後の戻りをフィボナッチ・リトレースメントで61.8%逆指値注文
・フィボナッチ・リトレースメントだけでなく下降トレンドライン延長のサポレジ反転やSMAが重なる位置がポイント
・フィボナッチ・リトレースメントだけを根拠にしない
・SMAは下位足の20SMA
③安値切り上げのロウソク足を確認後は順張り成行(38.2%までの位置が理想)
④ターゲットはフィボナッチ・エクステンション100%で分割決済。
・上位足の水平ラインに注意
・ロウソク足の勢いがあれば161.8%まで目指してもよい
・チャネルライン上限
⑤前回高値で下落後、サポレジ転換して上昇するなら成行
⑥リスクリワードは1.5以上が目標
※損切りはフィボナッチ・リトレースメント61.8%より逆行してロウソク足確定したら損切り
※損切りの逆指値は前回安値
◯ショート手法
①上昇トレンドラインをブレイク(作画していません)
②高値切り下げの戻り売りをフィボナッチ・リトレースメントで38.2〜61.8%に逆指値(下落は浅く一気に進むことがある)
③SMAと重なるか下の位置
④ターゲットはフィボナッチ・エクステンション100%
・上位足の水平ラインに注意
・チャネルライン下限
・損切りの位置は前回高値だとやや遠くなる
・ヨコヨコから落ちるパターンも多い
⑤ネックラインブレイク後の戻り売りもあり
※損切りはフィボナッチ・リトレースメント61.8%より逆行してロウソク足確定したら損切り
※損切りの逆指値は前回安値
◯メモ
●ダウ理論(トレンド判断)
●フィボナッチ(逆張りエントリーとターゲットの位置を設定)
●チャートパターン(トレンド転換)
●移動平均線(トレンド判断、サポレジ判断)
●トレンドライン(トレンド判断、サポレジ判断、逆張りエントリー)
●チャネルライン(トレンド判断、ターゲットの設定)
感情的に成行で注文しやすいため、基本を守って検証と実践を繰り返していきます。
小さな変化で終わるか、大きな変化に繋がるか(IXIC)ナスダック総合指数 日足チャート
数カ月ぶりの大きな陰線が出ました。
チャート的には、天井、トレンド転換したといった動きではありません。
ただ、大陰線が出たというのは変化の兆しとなります。
では、チャート上にどういった変化が起きたのかを見ていきましょう。
まずは、チャネルラインが安定した動きをしていることを示しています。
そして、最後のところで、少し上抜けてから反転していますね。
打ち上げ花火を上げてから反落しています。
次に、短期移動平均線が下向きになってきました。
それに伴い、MACDが下向きになりました。
帯MACDも薄い緑から濃い緑に変わりました。
これだけでは、小さな変化のままです。
ここから、トレンドラインを下回るとか、ステージに変化が起きるなどとなれば、大きな変化に変わっていきます。
そういった意味では、ここからの値動きというのは、いつも以上に重要となってきます。
小さな変化で終わるか、大きな変化に繋がるのかを見ていきましょう。
仮想通貨バブルの戻り高値「1万1765ドル」で今年も戻り売り?2018年2月高値 1万2000ドル127万円前後にレジスタンス毎年毎年、1万1800ドル~1万2000ドル(特に127万円前後 130万円 132万円)で戻り売りされています 2018年、2019年、2020年連続
124万5000円=2018年3月5日高値
127万5190円=2018年2月20日高値
127万4500円=2019年8月8日高値
127万7046円=2020年8月10日高値
128万6662円=2020年8月2日高値
130万5300円=2020年8月17日終値
130万6050円=2019年8月6日高値
132万5062円=2020年8月17日高値
2018年2月高値1万1765ドルは仮想通貨バブルの戻り高値
2018年2月6日VIXショックで底打ちしてからの2番天井
・月足 BitMEX XBT ボリンジャーバンド+2シグマがレジスタンスラインにになっています(期間20 期間30共に)
2018年2月高値=1万1765ドル
2018年3月高値=1万1663.94ドル
2019年6月終値=2019年7月始値=1万755ドル(約114万円)
・1日足チャート 日本円建てチャート bitFlyer:BTCJPY
20日移動平均線割れで急落開始 2020年9月3日(木)撮影
100日移動平均線SMA,100日線EMA
200日移動平均線SMA,200日線EMA
365日移動平均線SMAは特にトレンド転換線としてよく効きます
上抜けは買い、下抜けは売りの繰り返し
20日線、25日線、50日線、75日線も効きますね
・週足チャート
BITFINEX BTCUSD米ドル建て
BITSTAMP BTCUSD米ドル建て
SMA(単純移動平均線)EMA(指数平滑移動平均線) 100週線は2年移動平均線 200週線は4年移動平均線 250週線は5年移動平均線 300週線は6年移動平均線
画像左側 文字を書き起こしておきます 2017年の爆上げ、2017年~2017年の仮想通貨バブルとバブル崩壊について
BTCを持っているとハードフォークでBCHを貰える!という思惑買いでビットコインキャッシュ2017年8月1日に誕生
ビットコインを保有しているとビットコイン ゴールド(Bitcoin Gold)がハードフォークにより2017年10月24日(火)に付与されるためビットコインを大勢が買った(思惑買い)
2017年11月9日(木)ハードフォーク(SegWit2X)ドタキャンで瞬間的に大暴落(前日11月8日(水)高値87万4000円)高値7899ドル
底打ち2017年11月11日 5400ドル 2017年11月14日(火)朝(午前4時頃)BCH ハードフォーク実施で爆上げ 難易度調整アルゴリズムの調整のためハードフォーク
ビットコインから派生した通貨「ビットコインダイヤモンド(BCD)が2017年11月24日(金)に
ハードフォークによって誕生 ビットコインの安値7871ドル(bitFlyer 2019年12月3日発表 国内初 2019年12月末or2020年3月BTG付与予定)
2017年12月8日(金) 日本円建て最高値 1BTC=231万2100円(FX価格293万1424円) Coincheck 出川CM Web公開開始が天井 急落開始
2017年12月17日(日) 227万8193円(bitFlyer現物)BITFINEXで最高値を記録19891ドル bitFlyerのSFD導入検討ツイートが天井となった
CMEのビットコイン先物取引 12月17日に立ち上げ 開始は12月18日ちょうど天井となった
SFD導入検討ツイートとCMEのビットコイン先物取引が始まったことでバブル崩壊開始(アルトコインバブルは2018年1月6日からバブル崩壊開始
2018年2月6日のVIXショックでようやく1BTC=64万円~65万円で底打ち)
過去安値・高値まとめ
34万7789円=2017年5月25日高値
35万4350円=2018年12月15日安値
44万1900円=2020年3月13日安値
56万6350円=2017年9月2日高値
64万5650円=2018年2月6日安値
82万4000円=2018年9月4日高値(7429ドル)
94万2530円=2018年7月25日高値(8506ドル)
108万3035円=2018年5月5日高値(9990ドル 1万ドル)
114万8000円=2019年9月4日高値
114万9999円=2020年2月12日高値
115万408円=2020年2月13日高値
117万0654円=2019年9月6日上ヒゲ高値
119万5558円=2019年7月20日高値
120万円=2019年6月20日高値
124万5000円=2018年3月5日高値
127万5190円=2018年2月20日高値
127万4500円=2019年8月8日高値
127万7046円=2020年8月10日高値
128万6662円=2020年8月2日高値
130万5300円=2020年8月17日終値
130万6050円=2019年8月6日高値
132万5062円=2020年8月17日高値
143万0000円=2019年7月10日高値
149万5427円=2019年6月26日高値
(1ドル@ 107円)
10万円=1000ドル
21万円=2000ドル
32万円=3000ドル
42万円=4000ドル
53万円=5000ドル
64万円=6000ドル
74万円=7000ドル
85万円=8000ドル
96万円=9000ドル
107万円=10000ドル 1万ドル
117万円=11000ドル
128万円=12000ドル
139万円=13000ドル
149万円=14000ドル
160万円=15000ドル
1日足チャート 価格帯別色分けチャート bitFlyer BTCJPYチャート 暗号資産・仮想通貨ビットコイン
過去の安値や高値がサポートライン/レジスタンスラインになっていることが分かります レジサポ転換・サポレジ転換・リターンムーブ・ロールリバーサル(表記ゆれ)
大局を意識する (2264) 森永乳業 週足チャート
コロナショックにより、多くの株価が下落しましたが、
そこからコロナ前の高値を更新する企業と更新しない企業にわかれています。
今回の森永乳業はコロナ前の高値を更新している企業の中の一つです。
とはいえ、2018年の高値は未だ更新していませんが、、
今回は大局を意識するということで、週足チャートを表示しました。
そうすると、2013年ごろから2018年辺りまでは、わかりやすいトレンドだったことが分かります。
そこからの動きを見ると、どちらかというとわかり難い動きになっています。
ここからのシナリオを考えてみると、二つの値動きがあると考えられます。
それは、わかりやすい動きとなるのか、わかり難い動きが続くのかです。
もし、2018年の高値をしっかりと更新して上昇トレンドが続くのであれば、わかりやすい動きになり易く、
2018年の高値を更新しないのであれば、わかり難い動きになり易いというのが、
私の個人的な見解です。
なぜ、そう考えるかというと、上抜けると高値更新したために上昇トレンドが継続しやすく、
上抜けないのであれば、買いのエッジがなくなり、下降トレンドに転換するか、もみ合い相場になることが考えられるからです。
もちろん、分かりやすく下降トレンドになることも第3のシナリオとしてはあります。
それらの動きのヒントが水平線やトレンドライン、チャネルラインとなりますので、
チャートの変化をしっかりと捉えていきましょう。
チャネルラインの変化を理解する(AUDUSD)豪ドル米ドル 日足
価格がどう推移するかというところを理解するとチャート変化をより理解できるようになります。
トレンドラインは上昇の時には、安値と安値を結ぶようにラインを引きます。
下降の時には高値と高値を結ぶようにラインを引きます。
トレンドラインを引くと、ラインを割った時にトレンド転換したと感じることもあるのですが、
上昇の勢いが変化するだけで、実際はトレンド継続しているということがあります。
今回のチャートも上昇の勢いが減速→加速→減速といった動きを見せながら上昇トレンドを継続しています。
相場の動きは加速すればするほど、反動が出易くなるため、減速して緩やかに上昇するほうが継続しやすい傾向があるように感じます。
現在、安定上昇が続いていますが、ここから、この流れが継続するのか、それとも、加速したり減速したりするのかを見ていきましょう。
この動きの変化を捉えることで、トレンド転換する場合も一手早い気づきに繋がっていきます。
このようにチャネルラインを入れると、つくづく相場も生き物だなと感じますね。