総合分析編 ~マーケットの変化を捉える~総合分析編 ~マーケットの変化をいち早く察知して捉える
そう書くと難しく感じるかもしれません。
ですが、このTradingViewの投稿をご覧いただいているということは、初心者の方でも簡単にできますのでご安心ください。
総合分析というと、各銘柄について総合的に分析することもありますが、
ここでの総合分析は、主要な銘柄の変化を同時に見ることでマーケットの変化を探るというものです。
ですから、まず最初に皆さんが行うことは、主要な銘柄を選定します。
時期によって多少の入れ替えはあると思いますが、基本は「株式市場」「為替市場」「金利市場」「コモディティ市場」の4種類を選択します。
皆さんが使っているプランによって表示できるチャートは違いますが、画面が一つでも4銘柄を見るだけですので簡単にできますね。
では次に銘柄を決めます。
株式市場、今回は「NYダウ」、為替市場からは「ポンドドル」、金利市場は「米10年債利回り」、コモディティは「ゴールドのドル建て」
株式市場は「SP500」でも良いでしょうし、「ナスダック」でも良いでしょう。時期によって変えてもいいと思います。
為替は英国問題から「ポンド/ドル」を選択しましたが、「ユーロ/ドル」でも「ドル/円」でも良いでしょう。
4銘柄を選択しました。
そうしたら、今度はそれぞれのチャートの変化を見ていきます。
今回は9月に入ってからそれぞれ変化しているのが分かりますね。
一銘柄だけ変化しているときは、その銘柄だけの変化、すべてが変化しているときは、マーケットに何か大きな変化の兆しが発生した可能性が出てきます。
そして、その後の動きを観察してその変化が本物か、一過性かを見ていきます。
そのヒントの一つが、「水平線」となります。
各銘柄の直近の高値と安値に水平線を入れました。
これらがどちらに抜けるかが最初のヒントになります。
元の相場に戻るのであれば、今回の変化は一過性の可能性が高くなります。
変化した方向の水平線を抜けてくれば、本物の変化の兆しに近づきます。
上下の水平線の間で推移するのであれば膠着となります。
いずれにせよ、もう直ぐ答えが出そうです。
チャート上に浮かび上がるヒントをどれだけ沢山探すことが出来るかがポイントとなります。
一つでも多くのヒントをチャート上から探しましょう。
チャートパターン
ビットコインはトライアングルの宝庫ビットコイン 日足チャート
ビットコインのチャートを見ると、要所要所でチャート上にトライアングルが浮かび上がることが多いですよね。
トラアングル好きの私にとっては、たまらないチャートです。
トライアングルはトレンド相場が終わり、調整局面となる時に出現し易くなります。
ただ、トライアングルはトレンド継続に出るパターンと、トレンド転換で出るパターンがあります。
トライアングルを勉強すると、最初はトレンド継続でっ出るケースが多いので、トライアングル=トレンド継続という考えになりがちですが、
トレンド転換で出てくることもあります。
ですから、決め付けてみるのではなく、トライアングルは上下にトレンドを形成しきれずに、エネルギーを蓄積している時間帯であると考えましょう。
そして、そのエネルギーが放出された方向に追随するという柔軟な考え方が必要ですね。
決め付けると逆に動いたときに対応が遅れてしまいます。
ですから、「もみ合いは放れに付け」という相場格言を言い聞かせて対応していきましょう。
チャート上には過去2つのトライアングルがありますが、それぞれトレンド継続とトレンド転換となっています。
今回、大きなトライアングルが形成されています。
トレンド継続となるのか、トレンド転換となるかはわかりませんので、決め付けずに素直に流れに乗っていきましょう。
相場は上がるか下がるかではなく、動くか動かないかであるということを意識していきましょう。
中級編 移動平均線大循環分析 ~トレンドラインとチャネルライン~(7936)アシックス 週足チャート
チャートはその銘柄の年表のようです。
その銘柄がどういった動きを見せて、買い方と売り方がどのような攻防をしたかを
包み隠さず表示しています。
天井打ちまでの流れも、分かり易い展開でした。
最後は逆Cカーブとなり、そこから急落しトレンド転換となりました。
そして下降チャネルラインを形成して、直近のトレンドラインを上抜けてきました。
チャネルラインの上値抵抗線と200週EMAが重なっているということは、重要なポイントと考えられます。
今まさに、そのポイントに差し掛かってきました。
抜けるのか・・・
抜けないのか・・・
相場の考え方としては、トレンドの方向性、その角度、振幅など幾つかあるポイントをチェックしていくとヒントが見えてきます。
ここからアシックスという銘柄は、買い方と売り方がどのような攻防をして、そして、どのような年表を刻むのでしょう。
アクビ式反省会:モナコイン暴騰?実は7月から始まっていた大暴落の序章かもしれません。(GMMA[グッピー]を使おう)こんにちは。アクビファクトリーです。
いつも、イイねで応援してくださり、ありがとうございます!
さて、モナコイン、ばりばり下落トレンドに入ってましたね。
あ〜あ〜。FXではない通貨なので、上昇トレンドが続く気になっておりました(言い訳( ´ ▽ ` )ノ
情けない限りです。
というわけで、詳しくはビデオをご覧ください。
皆さんのアイデアもお待ちしております。
それでは、また!
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アクビお気に入り7つテクニカル道具
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①RSI・MACDダイバージェンス理論
②アクビ・ウォルフ波動
③フィボナッチエクスパンション
④一目均衡表
⑤移動平均線(EMA/GMMA)
⑥Cフォーク
⑦チャートパターン
他にも:ギャンスクエア・水平線/トレンドライン・他
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覚えておくと便利な仮想通貨用語
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仮想通貨
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“仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが、法定通貨(法貨)との比較において強制通用力を持たない、または特定の国家による裏付けのないものをいう。ただし、定義や分類は必ずしも一様ではなく複数存在する。”
“600種類を超える仮想通貨が存在し、それらの推定時価総額は2016年4月時点で約80億ドルである。” また、仮想通貨は時価総額トップのビットコイン(BTC)以外をアルトコイン(その他のコイン)と呼ぶことが多い。また、法定通貨をフィアットと呼ぶこともある。
以下、代表的な仮想通貨
・ビットコイン(BTC)世界で最初の仮想通貨と呼ばれている
・リップル(XRP)海外送金のためのブリッジ通貨としてすでに利用されている。
・イーサリアム(ETH)契約行為を組み込めるため不動産や信託などに使われている。
・ライトコイン(LTC)ビットコインから派生した暗号通貨。
・モナコイン(MONA)ライトコインから派生した日本発祥の暗号通貨。
・ネム(XEM)・オミセゴー(OMG)・ビットコインキャッシュ(BTC/BCC)
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ブロックチェーン
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“ブロックチェーン(英語: Blockchain、ブロックチェインとも)とは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術(サトシ・ナカモトが開発)を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、Peer to Peerネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。フィンテックに応用されるケースでは独占や資金洗浄の危険が指摘されることもある。
日本ブロックチェーン協会は、独自に技術としてのブロックチェーンを定義している。
ブロックチェーンは以下の諸点でビットコインよりも一般化された概念である。
・管理者を置けるし、取引履歴も非公開の形で運用できる。
・採掘者(マイナー)や、暗号通貨ないしトークンは設計次第で必ずしも要しない。
・企業などによって運用されている既存の決済・ポイントサービスなどのシステムを、記録が非公開で運用されるブロックチェーンのシステムに代替することにより運用コストが削減され、決済手数料等が抑えられると期待されている。
同団体による狭義のブロックチェーンとは、「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装」をさす。同団体による広義のブロックチェーンとは、「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術」をさす。”
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ビットコイン
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ビットコイン(英: bitcoin)は、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号資産である。
ビットコインはサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto) を名乗る人物によって投稿された論文に基づき、2009年に運用が開始された。
ビットコインシステムは、Peer to Peer型のコンピューターネットワークにより運営され、トランザクション(ビットコインの所有権移転: 取引)は仲介者なしでユーザ間で直接に行われる。このトランザクションはネットワークに参加しているノードによって検証され、ブロックチェーンと呼ばれる公開分散元帳に記録されていく。トランザクションでは通貨単位としてビットコイン が使用される。このシステムは中央格納サーバや単一の管理者を置かずに運営されるので、アメリカ合衆国財務省はビットコインを分散化された仮想通貨というカテゴリーに分類している。ビットコインは最初の暗号通貨とも言われるが、DigiCashやRippleといった先行システムが存在し、それを最初の分散化されたデジタル通貨として説明するのがより正確である。
ビットコインは、トランザクション処理作業に対する報酬という形で新規に発行され、ユーザ達が計算能力を提供することでトランザクションは検証され、公開元帳に記録される。このトランザクションの検証・記録作業はマイニング(採掘)と呼ばれ、マイナー(採掘者)はトランザクション手数料と新規発行ビットコインを報酬として受け取る。ビットコインはマイニングにより入手される一方で、他の通貨や商品・サービスの対価として受け取ったり、購入、交換ができる。ビットコインを送信するときに、ユーザはマイナーに任意の額のトランザクション手数料を払うことができる。
ビットコインは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や特別な権限を持つ発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、ピア・トゥー・ピア型ネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払(英語版)の検知のためプルーフ・オブ・ワーク・システムが用いられている。
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イーサリアム
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イーサリアム(英: Ethereum)とは、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称である。イーサリアム・プロジェクトによって開発が進められている。
イーサリアムでは、イーサリアム・ネットワークと呼ばれるP2Pのネットワーク上でスマート・コントラクトの履行履歴をブロックチェーンに記録していく。またイーサリアムは、スマート・コントラクトを記述するチューリング完全なプログラミング言語を持ち、ネットワーク参加者はこのネットワーク上のブロックチェーンに任意のDAppsやスマート・コントラクトを記述しそれを実行することが可能になる。ネットワーク参加者が「Ether」と呼ばれるイーサリアム内部通貨の報酬を目当てに、採掘と呼ばれるブロックチェーンへのスマート・コントラクトの履行結果の記録を行うことで、その正統性を保証していく。このような仕組みにより特定の中央管理組織に依拠せず、P2P全体を実行環境としてプログラムの実行とその結果を共有することが可能になった。
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リップル
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XRPはリップル・ネットワークのネイティブな通貨である。XRPはドルやユーロとは違い、リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産である。1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがない。XRPはリップル内で唯一の資産となる通貨である。リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイの負債であることを意味する。この資産と負債の違いが、数学に基づいた通貨の一つの革命的な性質である。なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、USD残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができる。
ブリッジ通貨としてのXRP
XRPは、特定のタイミングで2通貨間の直接的な取引がない場合(例えば2つのマイナーな通貨ペアによる取引の際)に、ブリッジ通貨として機能する。ネットワーク内での両替において、XRPは他の通貨と自由に交換することができ、その市場価格はドル、ユーロ、円、ビットコインなどに対して変動する。他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせず、サービス手数料もかからないという点である。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもない。リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、両替と分散型即時グロス決済である。Ripple Inc. は、2015年4月にオートブリッジと呼ばれる新しい機能をリップルに追加した。これにより、マーケットメーカーはマイナーな通貨ペアの取引を、より簡単に行うことが可能になった。この機能は更にネットワークに流動性とより良いFXレートをもたらすことを目標としている。
(引用・参照はWikipedia)
チャートは芸術ですね ~エリオット波動的な分析~米国10年債利回り 週足チャート
個人的には米国債利回りが、これからの相場展開のカギを握っていると感じています。
先週ECBが3年半ぶりの量的緩和を決定しました。
今週は、FOMC、日銀と金融政策決定会合という大きなイベントを控えています。
金利が下がり続けて未知への世界に突入してしまうのか、
それとも、切り返して金利高の世界に戻るのか、
非常に重要な局面に差し掛かっていると見ています。
チャートをエリオット波動的に分析してみました。
上昇5波動に、下落3波動と見ています。
そして、最後のC波の中に、細分化された5波動が入っているという見方もできるとみています。
そこから大きな陽線が立ちましたが、これが、反転のトリガーとなるのか、単なる一過性の動きで2016年の安値を割ってくるのか・・・
この違いは天と地の違いとなってきます。
世界がマイナス金利の世界に突入していくのか、金利高への世界に戻るのかですからね。
それにしてもこの金利のチャートは本当に美しいですね。
何度見ても飽きない綺麗なチャートです。
チャートの目盛りを対数チャート(ログチャート)にしているのですが、こうするとフィボナッチの使い勝手が一気に良くなります。
皆さんは、金利のチャートがどうしたの?というくらいで感じている思いますが、
私は、このチャートの行方がこれからのマーケットの展開における最重要銘柄であると感じています。
ポイントは「2016年の安値を割るか、割らないか」です。
注目して見ていきましょう。
これが相場です ~対応できるかどうか・・・~北海ブレントオイル 日足チャート
石油が急騰しています。
チャートでも目が覚めるような大きな、大きな大陽線が立っています。
ニュースで出いますが、日曜日にサウジアラビアで石油施設が攻撃を受けました。
国営サウジアラムコの2カ所の石油施設が攻撃を受け、サウジアラビアの生産量の半分がストップするというとんでもない事件です。
当然、これを受けて供給懸念もさることながら、地政学的リスクへの懸念などから原油価格が急上昇しています。
この攻撃の背景にイランが関与しているといった話も出ているからです。
では、チャートを見てみましょう。
我々はこの急騰を先読みして買いを入れることは不可能ですが、相場の流れに変化を感じることはできたかもしれません。
上下にトレンドラインを引いています。
上値抵抗線を超えてきて、下値も切り上がってきていたので、下降トレンドの流れに変化が出てきているのは分かります。
今回の上昇を期待して買うことはできませんが、少なくとも売りポジションは手仕舞いしているはずです。
なぜなら、移動平均線大循環分析で見れば、第6ステージですのでここは売りを手仕舞いするルールだからです。
チャート上の変化を感じていれば、この上昇の流れに乗れなかったとしても売りを持っているとうことは避けられたのではないでしょうか。
チャート分析は、将来が分かったり、見えたりするものではありません。
ただ、現状分析をすることで将来の方向性をイメージしやすくすることはできるのではないでしょうか。
株式、為替、コモディティ、金利などが動き始めています。
マーケット全体が動きだしているということは、変化の兆しが表れてきているということです。
トレンドが無かった銘柄にトレンドが出てくることが考えられます。
それぞれのマーケットを注視していきましょう。
小次郎講師と出会う前のチャート分析日経225 日足チャート
小次郎講師と出会う前ですから、何年も前になりますが、
出会う前にテクニカルアナリストとして活動していた時に、私が使っていたオシレーターを表示して見ました。
移動平均線は単純移動平均線を使っていました。
やはり、こうやって比べると単純移動平均線よりも指数平滑移動平均線の方が滑らかだとはっきりと分かりますね。
MACDは大循環MACDではなく、通常のMACDを使っていましたね。
大循環MACDは、移動平均線大循環分析との相性が抜群に良いですね。
通常のMACDも使えますが、移動平均線の間隔を見ているわけですから、移動平均線との相性も必要ですよね。
通常のMACDにおけるMACDとシグナルのゴールデンクロス、デッドクロスやダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)をサインとして使っていました。
そして、RCI(順位相関指数)は3本使っていました。
これは、今も見ていますが、相場の大まかな流れを確認するのに私にとっては便利が良いと感じています。
長期RCIと価格のダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)は意識しています。
さらに、STC(ストキャスティクス)も使っていました。
%Kを9日にしていましたので、サインが早かったので、仕掛ける時のマイルールを作るまで時間がかかったことを覚えています。
場合によってはRSI(相対力指数)も見ていました。
RSIは現在の相場の盛り上がりを確認していました。
RSIを使って逆張りする人が多かったですが、逆張りに使うには相当テクニックが必要なオシレーターです。
でも、こうやって見てみると、やはり、移動平均線は移動平均線大循環分析のほうが格段に優れていると思います。
MACDも大循環MACDが移動平均線大循環分析との相性がどれだけ良いかが一目瞭然です。
ストキャスティクスも大循環ストキャスの方が使いやすいですしね。
今となれば小次郎講師との出会いで私のチャート分析も進化をすることが出来ました。
ただ、当時の分析で日経225を分析しても、9月5日の大きな陽線が出るまでにサインが幾つも出ているのが分かりますね。
トレードで勝つためには、チャート上からどれだけのヒントを探すことが出来るかで精度が変わってきます。
それぞれのオシレーターの特徴を理解することで、サインの精度を向上させることが出来ます。
このように、たまにはオシレーターを変更して、そのオシレーターが何を見ている指標なのか、
どうやって計算されているのかなどを考えることでチャート分析に奥深さがでてくると思います。
安定的に勝てる投資家になるために、日々の学習とプラクティス(トレードの模擬練習)をしてレベルアップしてからリアルトレードをしていきましょう。
このチャートに魅力を感じるか、感じないか?(4521)科研製薬 週足
チャートを見ると、弱含みのもみ合い相場のようです。
長い時間をかけて膠着しているのが分かります。
さて、皆さんはこのチャートを見て「凄い!凄すぎる!!」と感じるか、
それとも、「動いていないね。つまらないね。」と思うか。
自分の胸に手を当てて考えてみていください。
私は、このようなチャートを見ると、ワクワクしてきます。楽しくなってきます。
勿論、トレードはしませんが、自分のウォッチリストに入れてもみ合い相場銘柄としてチェックしておきます。
相場はトレンド相場と中間波動で出来ています。
中間波動が終わればトレンド相場となります。
この膠着相場もいずれ終わりの時を迎えます。
そして、終わると同時に始まります。そうです。トレンド相場が始まるのです。
そう考えると、ワクワクしませんか。
直近の動きを見ると昨年の安値の水平線と200週EMAの攻防になっています。
まずは、どちらに抜けてくるかですので注目しましょう。
ワクワク、ソワソワしていますか? ~マーケットから感じる変化の兆し!!今のマーケットから何を感じますか?~上記のチャートは
上海総合指数 240分足 ゴールド/ドル建て 240分足
ポンド/米ドル 240分足 米10年債利回り 240分足
これらのチャートの変化を見て、私はマーケットに何か起きているのではないだろうか。といった雰囲気を感じます。
米中貿易戦争の影響を一番受けていた上海総合が切り返しています。
弱かったポンドも反発しています。
下落が続いていた金利が反発しています。
強かったゴールドが反落しています。
日経225がもみ合いを上放れたとか、ドル円も直近のもみ合いを上反れてきたとか・・・。
何かが起きているのであろう。といいたくなるようなチャートの変化。
それとも、単に気にし過ぎなだけで一過性の反応なのでしょうか。
絶対にチェックしなければいけない銘柄がこのように反転しています。
どうしても何かがあったとしか思えない反応です。
ただ、日足、週足の変化ではないので決めつけは厳禁ですが、
ここからの動きはいつも以上に注目したいですね。
しかも、そういった状況の時に、今夜は米国の雇用統計です。
変化が加速するのか、今の動きが一過性なのか・・・・
ワクワクして、ソワソワしているのは私だけでしょうか?
ポンド円 現状分析 ~チャート上からヒントを探そう~ポンド円 日足チャート
英国のEU離脱の可能性からポンドが大きく売り込まれていますね。
移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージとなっています。
5月から安定下降期となっていましたが、ここにきて小さな変化の兆しが出始めてきています。
ポンド円をトレードするときに、3月から5月のディセンディングトライアングル下抜けと、
移動平均線大循環分析で第4ステージの状態が重なっていますので「売り」狙いになっていますね。
そこから下降の角度が変わりチャネル的な動きとなりましたが、ステージに変化が出ることなく角度が急になって下降しました。
チャネルのところは注意しながら見ていくところでしたが、チャネルを下抜けですので売り継続ですね。
そして、8月に安値を付けてから切り返して、その高値と安値のところに水平線を引きました。
その水平線の下限に向けて9月に下がってきましたが、安値を割らずに切り返しました。
そのときのMACDの傾きと価格の動きから最初の小さな変化の兆し1が出てきました。
次に、高値の水平線を超えてきたことで、変化の兆し2が出てきました。
移動平均線大循環分析でステージが第5ステージになってきましたので、もう一つ小さな変化の兆しが出てきました。
まだ買いにエッジがあるわけではありませんが、早く動く方にとっては手仕舞いを検討する局面になってきているということですね。
チャートを継続して見ていくと、今まで見えていなかったヒントが徐々に見えてくるようになってきます。
やっぱり、「継続は力なり」ですね。
上級編 ~トレンド相場と中間波動の見極めが勝負を決する~ (4825)ウェザーニューズ 週足
大局上昇トレンド3段上げという綺麗なチャートを形成していますね。
そこからゴチャゴチャした動きとなっています。
多くの投資家が陥りやすい投資行動が二つあります。
一つは仕掛けの間違い。
もう一つは銘柄選びの間違い。
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
まずは、仕掛けの間違いですが、これは上昇トレンド3段上げをしていますが、一段目、二段目の上昇相場、もしくは三段目の上昇相場に乗れていればOKです。
ところが、残念ながら大相場に乗り切れなかった方は、次こそはと押し目が入ったところから仕掛けてしまい、その後の中間波動(調整局面)で苦戦するのです。
そして、「私が買えば下がる」といった認識を持ってしまいます。
もう一つは銘柄選びですが、このように綺麗な上昇三段上げの銘柄を見ると、もし買っていたら物凄く儲かっていたという思いから、
こういった銘柄の価格をウォッチしていこうとなり、綺麗なチャートの銘柄を選択してしまいがちです。
この二つの共通点は、トレンド相場を後追いしているということです。
大事なのはトレンド相場を獲ることであって、トレンド相場を追いかけることではありません。
相場の流れは、トレンド相場が終わると中間波動があり、中間波動が終わるとトレンド相場が来るということですね。
その基本的な理屈が分かれば仕掛けの間違いや銘柄選びの間違いの可能性を低くすることができますよね。
ですから、トレンド相場を獲るためには中間波動を理解することが大事であるということを認識しましょう。
ダウ理論 ~トレンドは継続する~XAUUSD (ドル建てゴールド) 日足チャート
先日のチャートはダウ工業株とダウ公共株の比較チャートでした。
ダウ理論では工業株と輸送株を比較しますが、今回もダウ理論からチャート見てみましょう。
ダウ理論に「トレンドは継続する」という言葉があります。
大底を打った相場は天井を打つまでは様々な動きを見せながらトレンドが継続するということです。
そして、明確な天井打ちのサインが出てからやっと反転するのです。
それまでは、とことんトレンドが継続していきます。
大きく分けて日柄調整と値幅調整、
中間波動としては、「フラッグ」や「ペナント」などの形状を見せます。
これらは、天井を打ったと感じさせるフェイク(ダマシ)の動きを見せます。
このフェイクの動きに惑わされてはいけません。
高値から価格が下がってきたので、もう天井だろうと思った矢先、するすると何もなかったように上昇していきます。
そこから更に高値を超えてトレンドが続いていくのです。
実際トレードをしているとこの動きに惑わされる方が続出します。
ちょっとした利益で満足してしまうから、欲に負けて利益確定をしてしまうのです。
もしくは、出た利益が減ってきたらこれ以上利益が減ったら嫌だといった感情が利益確定に走らせるのです。
でも、そこから高値を更新した時に再び参戦できれば良いのですが、後は見ているだけとなる方が多いのです。
そういう方は、移動平均線大循環分析で第1ステージで買い、第4ステージで売り、
ステージに変化が出るまではポジションを持ち続けることが大事ですね。
相場は株や為替、コモディティと時代や時期によって循環しながら、時に大きな相場を形成します。
その大きな相場をしっかりと獲ることが出来るかどうかが重要ですね。
比較チャート ~一つのチャートを見ているだけでは見えないものがある~ダウ公共株15種平均 日足チャート
米国の一番メジャーな株価指数は、「ダウ工業株30種平均」ですね。NYダウと言ったりもします。
そして、ダウは工業株だけでなく、ダウ輸送株20種平均、ダウ公共株15種平均の3つがあります。
それらを合わせた、ダウ総合65種平均があります。
通常、日本の投資家はであれば、日経平均は見ているでしょうが、TOPIXなどと動きを比べたりといったことをしている方はぐっと減ってくると思います。
ましてや、米国のダウ工業株を見ている人はさらに減るでしょうし、さらにこういったダウ工業株以外の物を見ている人はほとんどいないかもしれませんね。
これらを見ている方はさすがです。
これらを比較することで、マーケットの動きにどういったことが起きているかのヒントを見つけることが出来ます。
例えば、米中の貿易戦争が激化した今年の5月と8月の動きをみると、ダウ工業株30種平均はその影響を直接受けて反落しています。
ところが、公共株は大した影響もなく、しっかりとした足取りで上昇しているのが分かります。
つまり、米国は中国に貿易戦争を仕掛けながら、保護主義をとっているので公共株はほとんど影響を受けていないといったことが分かります。
ダウ理論の基本は工業株と輸送株の比較ですが、このように、ダウの3つの平均株価や総合平均などと比べると、また違った一面が見えてくるのが分かりますね。
やり方は簡単です。
まず、銘柄を右上のところに入力してから、その三つ右側に「⊕比較」のマークをクリックします。
そして、比較したい銘柄を入力すると、折れ線のチャートが出てきますので、それで終了です。簡単ですよね。
為替の比較チャートや、株とコモディティの比較、株と金利の比較など、自由に何でも比較ができるので便利です。
相場ですから相関関係が高い時期とそうでない時期とがありますので、そういったものを探し出してヒントを探っていきましょう。
大局と小局を使い分ける ~大きな変化と小さな変化~ドル円 4時間足
大きな変化があったきは大局を確認して俯瞰的に見ることが必要です。
そこから今度は小さな変化が起きるかどうかを確認しながらクローズアップしてみていきます。
どういうことか具体的に見ていきましょう。
大きな変化が起きたときは、大陽線や大陰線など、大きな動きが出てくるので多くの投資家が冷静さを失います。
そして、そこが高いのか安いのか、ここからどうなっていくのか、といった判断ができないまま振り回されやすいトレードをしてしまいます。
ですから、その大きな変化がトレンド相場の始まりか、それともトレンド相場の終わりなのかを確認しなければいけません。
つまりは、中間波動(調整局面)の終わりなのか、それとも中間波動の始まりなのかを大局を見てヒントを探していきます。
大局での移動平均線大循環分析でのステージを確認します。
そこから、絶対的にポイントになる価格や水準、トレンドライン、チャネルラインをチェックします。
ドル円の週足は円高に大きく振れましたが、大局のチャネルラインの中での推移でした。
そこで、次には小さな変化を確認するために、今回は4時間足で確認します。
下降トレンドから、価格とMACDのダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)により、横の動きに変化してきました。
移動平均線大循環分析での帯が細くなってきており、MACDのタスキも小さくなってきています。
ここからは、大きな変化の前の小さな変化のヒントを探すことで、次に大きな変化が起きても対応できるようになります。
大局の動き、小局の動きを確認してからトレードをすることを心がけましょう。
壮大なトライアングル ~中間波動をどう攻略するか~米国株 Verizon Communications
ベライゾン・コミュニケーションズの日足チャートです。
米国の大手電気通信事業者ですね。
様々なチャートを眺めていると200EMAの動きって本当にすごいなと思いますね。
上昇トレンド、下降トレンドでの200EMAの動きと、トレンドの無い中間波動での200EMAの動きは全く違いますよね。
この動きをみて大局の動きをみていきましょう。
トレードをしようと思っている銘柄を見て、現在、トレンド相場か中間波動なのかを確認しましょう。
また、これからトレンド相場となるのか、それとも中間波動になるのかを意識しましょう。
チャートを見ると200日EMAが横向きになっているのが分かりますよね。
移動平均線大循環分析で見ても、背景の黄色と水色が交互に入れ替わっているのでもみ合い相場になっているというのがよく分かりますね。
さて、基本的な考え方としては、波動の動きの高値と安値を意識してください。
上昇トレンドの時は高値と安値が共に切り上がってきます。
下降トレンドの時は高値と安値が共に切り下がってきます。
中間波動で多くみられるトライアングルでは高値が切り下がり、安値が切り上がるといった独特の動きを見せます。
つまり、移動平均線大循環分析での帯の動き、高値と安値の動きに変化が出てくるところが変化の兆しです。
小さな変化の兆しから大きな変化に移行していく流れを掴むことで、トレンド相場に乗っていけるようになります。
トライアングルは比較的分かり易く変化していきますので特徴を覚えていきましょうね。
このチャートのように1年ほどのトライアングルを形成している銘柄を探したときに、
心の中で「チャンス銘柄を見つけた!」と思うことが出来るようになれば、中間波動を理解し始めてきたということです。
さあ、今までは人気が無かった中間波動の動きを理解して、トレンド相場をしっかり獲っていきましょう。
トレンド転換かトレンド継続か ~トレードで意識するべきところ~(2897)日清食品ホールディングス 週足
相場はトレンド相場と調整局面とに分かれます。
トレンド相場は分かり易く、調整局面はわかり難い動きとなる傾向があるといった特徴があります。
大きな利益を狙うにはトレンド相場をしっかりと獲る必要があります。
調整局面は動きが難しく大きな利益も取り難いところです。
ですから、そのトレンド相場と調整局面の違いをはっきりと見極めなければいけません。
トレードをするのであれば、常にその点を意識する必要があります。
その見極めが出来ればトレンド相場だけをしっかりと獲ることが出来るようになります。
勿論、その見極めは簡単ではありませんが・・・
トレンド相場か調整局面か、トレンド転換かトレンド継続か。
常にその点を意識することで、トレンド相場を獲ることに意識が向きますので、大きなチャンスを手に入れることができます。
皆さんもご自身が見ている銘柄のチャートから、どこがトレンド相場かどこが調整局面かを見極める習慣を持ちましょう。
そうずれば、トレンド相場に対する考え方がはっきりとしてきます。
アイデア投稿の公開 200本目! ~チャートを見て何を感じるか~日経225 月足チャート
今回でアイデア投稿公開200本目となります。
皆様のおかげで200本目となりました。
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さて、今回はローソク足だけを表示しています。
しかも、月足です。
何も分析していないじゃないか。といった声が聞こえてきそうです。
ですが、今回は皆さんも一緒に想像しながら分析していきましょう。
1989年バブルの絶頂期に最高値をつけてから2003年まで下降トレンドを形成しました。
そこから反発しましたが、再度ダメ押し的な下げが入りました。リーマンショックの影響もあるでしょう。
そこから2012年までは、疑心暗鬼的な動きを続けますが、安値を更新することなく、上値抵抗線を超えてきました。
アベノミクスが先か、チャートのブレイクが先かは別として、アベノミクス相場で上昇しました。
そこから2段の上昇から現状は下向きの動きになっています。
では、ここから一緒に分析していきましょう。
この単なるローソク足のチャートに200本EMAが浮かび上がりますか。
短期・中期・長期の移動平均線は見えますか?
移動平均線大循環分析でのステージはどうなっているでしょう。
トレンドラインを引いて、そこからトライアングルやチャネルライン、フラッグなどが見えていますか?
高値と安値から見たフィボナッチのイメージは湧いていますか。
小次郎講師は「チャート分析は右脳で行う」と言っています。
私もチャートはアートだと思います。
想像力をフル活動させて、ここからのチャート形状を考えることでもチャート分析の力がついてきます。
ということで、今回は敢えてローソク足だけで皆さんと一緒に想像しながら分析してみました。
金価格(円建てETF)2011年以降の最高値更新!!市場最高目指すか?!TSE:1540
金ETF(1540)が、2011年来の高値をザラバで更新しました。(終値は同値)
ちなみに、明治初期以来の、国内最高価格(税抜き 田中貴金属での小売価格)は、
1980年の6495円です。
今後の目標価格をざっくり計算してみました。
まず、 5600円 。(2015年〜2019年のまでの値幅の上昇)
次に、 6000円 。(2013年〜2019年までの値幅分の上昇)
さらに、 6500円 (上記、国内最高値の更新)
これだけ高くなってくると、換金売りもどんどん出てくるでしょうけど、
米中貿易戦争など、国際的な不安要因が多く、
ドル建て金価格が上昇を続けているので、上記目標は十分達成できるのではないかと思います。
もしも、ドル建てで 2000ドル に達したときに、円高が進行していて、
ドル/円レートが、100円であっても、国内金価格は、 6430円 となります。
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ちなみに、1540は、愛称「金の果実」(三菱UFJ信託銀行)という国内ETFです。
裏付け資産として国内に金の現物を保有しているので、ペーパーゴールドではないので、安心です。
買い付けは、1口単位(1口=金1グラム)からなので、お手軽に金に投資するのには良いと思います。
現物と交換もできます(1キログラムから、つまり1000口からですが)
大きく動きた時ほど俯瞰的に見ようドル円 週足チャート
米中の報復関税合戦からマーケットはリスクオフの動きとなっています。
移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージの安定下降期となっているのが分かります。
「売り」にエッジ(優位性)がある状態が週足ベースで継続しているのが分かります。
大循環MACDで見ると、「タスキ」が帯MACDの下で推移しているので、トレンドに勢いがあることが分かります。
大循環ストキャスで見ると、ボトムゾーンに突入しています。
現在104円台半ばで水平線を引いていますが、高値切り下げ、安値が一定の「ディセンディングトライアングル」のような形状です。
ここを下抜けるとさらに売りにエッジが出てきますね。
その次に意識されるのが高値に引いているトレンドラインに対する平行チャネルラインの下限が意識されます。
その下は100円といった節目や100円割れが意識されますね。
世界のマーケット全体のボラ(変動率)が高くなってきました。
このようなときは小さな足でチャートを見ていると、動きが大きく感じてしまい固まる方が増加します。
つまり、何もできずに動きが荒いから様子を見ようということです。
大きく動くときはチャンスですので、流れを確認しながら、このチャンスを活かしていきましょう。
超シンプルなチャートで考える【ドル/円】ほぼほぼ三角レンジ、上辺抜けあるか?!FOREXCOM:USDJPY
ドル/円は、ほぼほぼ三角形の形をしたレンジ内での動きが続いています。
上は106.70前後で圧迫されている一方、下値も徐々に切り上がってきて、
買い意欲が出てきている、
又は、
売り方の少しずつの利益確定やロスカットが進んできている
そういう形となっています。
通常、大きな上昇トレンドの途中でこの形が出た時は、
素直に上に出るのを待っていれば良いのですが、
今は大きな流れは、下降トレンドですので、その途中で出ているのでどうなるのか。
現在はパウエルさんのジャクソンホール講演待ちですね。
そのあと一気にどちらかに動いてくると思います。