チャートパターン
足種を変えると見方が変わる(7203)トヨタ自動車 月足
2022年になってからは日本の株式市場はパッとしな動きが続いています。
しかも、米国の株式式市場は2022年が始まってからずっと右肩下がりの展開となっています。
そして、ニュースを見ていると、米国の中央銀行が金融引き締めに動きているので
リセッションに陥るという話しても出てきており、株式市場に懸念を持っている投資家も多いかもしれません。
ただ、そういうときこそ、チャートをしっかり見ることが大事になってきます。
なぜなら、ニュースを見ていると勝手にマインドコントロールされていまうからです。
なので、ニュースで判断するのではなく、チャートの形状で判断する必要があります。
また、それを、日足で見るのではなく、時には週足や月足で見ることで大局の動きが見えてきます。
今回のトヨタの月足を見ると、移動平均線大循環分析ではまだ第1ステージ(上昇期)だということです。
月足で第3ステージ(下降相場の入り口)になれば注意が必要になりますが、それまでは、大局の押し目であるということを理解すると、見え方が変わってくきます。
皆さんも、色々な銘柄で確認してみましょう!
値幅調整と日柄調整(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
現状を見ると、陰転していたものが陽転してきました。
200日EMAを突破出来るかどうかがカギとなります。
今回は、値幅調整と日柄調整という点について考えます。
直近の下落をトレンド転換と読むのか、それとも大きな上昇の調整とみるかによって戦い方が変わりますよね。
実際は、その両にらみでトレードする必要があります。
話が逸れましたが、値幅調整とは価格が大きく下がって調整をする。
日柄調整は、日柄だけがどんどん経過して調整をするケースです。
チャート上に横向きの三角保ち合いが出れば日柄調整の可能性が高いです。
トレードをする上で調整局面をどう捉えるかがカギとなりますので、このチャートのどこの部分が値幅調整で、どこが日柄調整かを各自チェックしてみましょう。
200日EMAを見ると大局の動きが分かる(7011)三菱重工業 日足
200日EMAの方向性を見ていると、大局の動きが見えてきます。
200日EMAが右肩上がりであれば、大局は上昇トレンド。
200日EMAが右肩下がりであれば、大局は下降トレンド。
200日EMAが横ばいであれば、大局は中間波動(もみ合い相場)。
その大局の動きに対して、直近の動きがどう関係しているかで見えてくるのがあります。
それは、トレードするときに利益を狙いやすいかどうかです。
200日EMAが右肩上がりで価格が200日EMAから放れる動きは利益が伸びやすく、その反対は利益が小さくなる傾向があります。
200日EMAが右肩下がりで価格が200日EMAから放れる動きは歴が伸びやすく、その反対は利益が小さくなる傾向があります。
ただし、トレンドが転換し、大局の上昇トレンドから下降トレンド、下降トレンドから上昇トレンドに移行する局面は、利益が伸びやすく傾向があります。
このように200日EMAを見ることで、どこをトレードすればよいかといったヒントを得ることができるのです。