チャートパターン
大きく見れば中間波動~目先の動きだけで判断しないように~(1928)積水ハウス 日足
直近の動きを見ると下降期である第4ステージから、上昇期である第1ステージに移行してきたので流れが変わってきたようにも感じます。
しかし、もう少し大きな流れを見ると、高値を付ける前の安値とその後の高値に2本の水平線を引くと、まだ、どちらにも抜けていないことが分かります。
こういった相場展開を中間波動といいます。
大きな流れは上昇トレンドとはなっていません。
第1ステージに移行していたことは評価できます。
ただ、トレンドは未だ発生していないということも合わせて理解しておきましょう。
2本のどちらかのオレンジの水平線を抜けてきたところが新たな展開の入り口となりますので、どんな展開になるのかを見定めていきましょう。
トレンド転換のパターンを理解しよう(6098)リクルートホールディングス 日足
今回はトレンド転換の基本系を理解しましょう。
上昇相場が下降相場の切り替わるところが転換期となります。
それまで安定的に上昇していた相場が、突如姿を変えて上がってもそれ以上に下げる動きに変化する。
買い材料が出ても下がる。
このリクルートHDのように過去最高の決算発表が公表されても株価が大して上がらずに下降する。
やはり、株価はニュースにではなくチャートの動きが大事だなと感じさせてくれます。
いずれにせよ、トレンドが転換する時の基本を確認しましょう。
まずは、
1,上昇トレンドで天井を付けると、そこから陰線が増えます。
2,そして、次の切り返しで高値を更新出来ない。
3,そこから、今度は直近の安値を下抜けていく。
4,1~3が繰り返されていく
この高値と安値の位置をしっかりと確認するだけで、トレンドの流れが分かり変化を捉えやすくなります。
このパターンをしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
1.7兆円の大赤字のソフトバンクグループ(9984)ソフトバンクグループ 日足
株価のチャートとファンダメンタルズの推移の違いというのは、非常に興味深いと言わざるを得ません。
なぜなら、昨年ソフトバンクグループの最終利益はざっと5兆円という過去最高の利益だったにもかかわらず、そこから、株価は急反落していきました。
過去最高の利益というものをマーケットは決算発表のときには、株価に織り込まれていたということでしょう。
そして、決算発表が行われると、「知ったらしまい」で売られて一気に下落していきました。
次に、先日1.7兆円の大赤字の決算を発表したら、今度は株価が急反発しました。
まだ、下降トレンドの流れは変わっていませんが、大赤字の決算発表の後に株価が上昇すると動きもファンダメンタルズでは、読み取れない動きです。
なので、チャート分析に基づいて分析することが大事ですよとお伝えしておきます。
では、そのチャートを見ると、ここからは非常に重要な局面になってきていると言えます。
なぜなら、3月15日の安値(4210円)が一番底になれば、トレンド転換の可能性が浮上するからです。
一方で、底抜けすれば、反転が遠のくということになります。
ここからの動きに注目していきましょう。
円安/ドル高の恩恵を受ける日本の米国株投資家2022年に入り、米国株は大きく下落していますが、
ドル建て資産を円換算した場合の評価額は、ドル建てほど大きく下げていません。
言うまでもなくこれは円安/ドル高が進行しているためです。
円建てによる米国株インデックスファンド(為替ヘッジ無しタイプ)はこのチャートの赤ラインのようになっています。
また、マネックス、楽天、SBIなどの証券会社の外国株口座で直接ETFを買っている場合も
預け入れ資産の円換算パフォーマンスは同様になっているはずです。
米国株投資では為替変動はあまり気にせずドル建て資産を増やしていくのがもちろん一番大事ですが、
私たち日本人は最終的には日本国内で円建てで資産を現金化して使うので、
円建て換算によるパフォーマンスアップがあるとさらに良いですね。
円安ドル高のメガトレンドが続く間に、本資産である米国株の回復に期待しています。
ギャンチャートの見方(゚Д゚)ノ最近ギャンチャートの見方が分からないとメッセージをもらうので、簡単ですが動画を撮りました。
喋りは得意ではないのでわかりにくいかと思いますがリプレイを参考にしてください(*‘ω‘ *)
それと、たまにアンチコメントを頂くのですがその方々は目が疲れていると思うのでアロンアルファを点眼してみてください。
ストレスが減ると思いますよ(・ω・)ノ
ギャンの見方として円弧は全てレジスタンス・サポートラインとなります。
特にギャンスクエアでオレンジ色、青色の部分。ここを突破するということは、それだけ強い相場と捉えることができる。逆に弱い時は力なく円弧に沿って落ちていく。
つまり、実際のトレードにおいては、斜めの白線、タイムサイクルに来た時、円弧に差し掛かった時、この3つの時は局面といえ、そこでローソクがどのような形を作って次の足に進むのか見極める、大事な時間がいつなのか事前に把握することができる。このようにして、今この通貨がどのような状況に置かれているか把握し、次に相場が動きそうな時間を知ることで、適切なエントリーポイント、損切りポイントが定めることが出来ます。
トレンド転換の基本を知ろう!(8056)武田薬品工業 週足チャート
週足チャートの動向を見ると、大局の下降トレンドになっているのが分かります。
ただし、2020年からは安値を更新しなくなっており、厳密に見ると、下降トレンドから中間波動になっているのが分かります。
トレンド転換する時のケースは幾つかありますが、大きく分けて3つのパターンがあると思います。
一つは、「V字型」に反発して一気にトレンド転換するケースです。
チャート的には後から見ると分かり易く反発しているように見えます。
実際は、上昇のスピードが速いと、ついていけない方が多く出るパターンです。
次に、安値を付けた後にもう一度同じような安値を付けたり、安値は割っていないが近いところまで下がってから反発するパターンです。(もしくは3回目があるケースも)
ケースとしてはこのケースが多いように感じますね。
もう一つは、ずるずると底ねりしてから反発するパターンです。
今回は2019年の高値を更新するまではトレンド転換したとは言い難いのですが、現状では二番底を付けて反発が始まったように見えます。
トレンド転換か、否か、注目していきましょう。