どの変化で仕掛けるか ~三つの変化ポイント~(4563)アンジェス 日足チャートです。
大阪府の吉村知事は、府内の大学などと連携して開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンの実用化に向けて、
6月30日から医療従事者を対象に治験を行うことを明らかにしました。
ワクチンの治験は全国でも初めてとのことです。
そこで、再び注目されたのが「アンジェス」ですね。
大阪大学と連携して研究開発を行っている創薬バイオベンチャーです。
この株価がどこまで上昇するかは分かりません。
ただ、チャートを見ると、仕掛けのポイントとなるところが三つあると感じます。
一つ目は、3月の下落局面に引いたトレンドラインのブレイク。
ここは、相当早く仕掛ることができますがダマシも多い局面です。
二つ目は、2019年11月から引いたトレンドラインのブレイク。
ここは、少し早い仕掛けとなりますが、変化し易いところです。ただ、一つ目よりはダマシは少ないですが、それでもダマシがあります。
三つ目は、高値を更新したところです。
ここは、ダマシは少ないのですが、仕掛けるには価格が高くなっています。
では、どこで仕掛けるのが正解なのでしょう。
正解はありません。というのが正解です。
大事なことは、それぞれの特徴を理解しておくことです。
チャートは必ず「変化」します。
その変化を捉えることが大事だということです。
チャートパターン
投資家は絶対チェックするべき ~インデックス比較チャート~ 通貨インデックス(日足)の比較チャートです。
5月20日にも比較チャートの記事を作成しているので、
それをご覧いただければわかりますが念のためもう一度コードの一覧を記載します。
主要通貨のインデックス
DXY ドルインデックス
EXY ユーロインデックス
JXY 円インデックス
BXY ポンドインデックス
SXY スイスフランインデックス
CXY カナダドルインデックス
AXY 豪ドルインデックス
ZXY NZドルインデックス
5月に記事を作成した時よりも、上がる通貨はより上がっており、下がる通貨はより下がっているのが分かります。
順位自体も大きく変化していませんね。
ということは、為替の動きもより大きな動きになってきているということです。
そして、この動きが更に広がる動きを見せるのか、それとも、違った変化が出てくるのかを注意して見ていきましょう。
この動きに騙される!? ~継続パターンを理解する~(AAPL)アップル 日足チャート
チャートを見ると、トレンドが転換するところと、一時的な反転から元のトレンドに戻る相場があります。
トレンド転換は上昇相場から下降相場へ、下降相場から上昇相場に移行します。
一方で、トレンド継続のパターンは、一時的な反転や価格が横ばいになってから、再び元のトレンド相場に戻る動きです。
トレンド転換であれば、買いを中心に仕掛けていたのを売り中心に切り替える。売り中心から買い中心に切り替えるということです。
ところが、トレンド転換と思って、買いから売りに切り替えたら、相場は転換せずに元の上昇トレンドに戻ります。
素早く対応できれば良いのですが、「ここは天井圏だから、切り替えた売りを維持する」となった時に限ってとんでもない上昇をしたりします。
もしくは、「ここは底値圏だから、下がってはいても買いを維持しよう」とポジションを維持していたら、とんでもなく下がるということもあります。
ゆえに、チャートのパターンには「トレンド転換」と「トレンド継続」があるということを理解すると、少しはダマシにあう回数が減るかもしれません。
トレンド転換とトレンド継続のパターンを理解するだけではいけません。
なぜなら、教科書通りの綺麗なパターンになることは殆どないからです。
なぜ、そういったパターンになるのかといったところを理解しないとパターンを使いこなすことは出来ません。
そうはいっても、知らないよりは知っている方が良いに決まっています。
まずは、少しづつでも勉強していきましょう。
最後に、上記のアップルですが、2回継続パターンとなっています。
直近のところにも丸印をつけました。
ここの部分は「トレンド継続」なのか、それとも、「トレンド転換」となるのでしょうか。
注目して見ていきましょう。
分かり易い動きとわかり難い動き ~オルタナティブを理解する~(YM1!)ダウ先物 8時間足
皆さんがトレードをしていて、綺麗な分かり易いチャートだなと思って仕掛けた途端に難しいチャートになったといった経験はありませんか?
恐らく、全ての投資家の方が経験したことがあるのではないでしょうか。
また、難しいチャートが続いているからこの銘柄は様子をみておこうと見ていると、
スルスルっと分かり易くトレンド相場を形成するという経験もあるのではないでしょうか。
チャートは分かり易く動く時期と、わかり難く動く時期が混ざり合って出来ています。
これは、どの銘柄でもいえることです。
もちろん、銘柄によっては分かり易い時期が多い銘柄や、分かり難い時期が多い銘柄があります。
それでも、分かり易い時期とわかり難い時期があるのです。
見極める方法は幾つかありますが、一番シンプルな考え方としては、200EMAを参考するという方法です。
チャートの中心に赤い線が入っています。
この赤い線は200EMAといって、200本の指数平滑移動平均線となっています。
必ずそうなるというわけではありませんが、200EMAから放れる時は分かり易い、接近しているところでの推移は分かり難い傾向があります。
繰り返しますが、必ずそうなるわけではありませんので、決め付けたトレードは厳禁です。
皆さんも200EMAを表示してチャートと200EMAとの関係を検証してみてはいかがでしょうか。
急騰銘柄は人気がある!?~ATRの変化に注意しよう~(6937)古川電池 週足チャート
古河電気工業と古河電池は、鉛バッテリーをベースにした「バイポーラ型蓄電池」を共同開発しました。
再生可能エネルギーの発電量変動抑制に用いられる長周期向けとなっており、
電力貯蔵用蓄電システムを構築する場合にリチウムイオン電池と比べてトータルコストを半減できるそうです。
このように新技術開発となって株価が上昇するケースはよく見られます。
ポイントは、この上昇が継続するのかどうかですね。
ストップ高を絡めていますので、場合によっては高値掴みの可能性も頭がよぎりますね。
では、チャートをみると、第4ステージで推移していたのが、第6ステージへと移行しています。
しかも、今年の高値を更新しています。
また、大局の強気と弱気の分岐点とされる200EMAを超えてきています。
ポイントは次の足となりそうです。
このチャートは週足ですので、来週以降の動きが重要になってきます。
こういった短期間で株価が2倍や3倍になる銘柄はあります。
当然ですが、このままもっと上昇することもあるでしょう。
しかし、大事なことは高値掴みにならないように注意することです。
その為には、皆さんは日足チャートに替えて出来高なども参照してください。
ストップ高で売買が成立していない間は出来高はありません。
その後に更に上昇した時に出来高が急増する場合は、そこで売りを出している人もいるということを理解しましょう。
そして、チャートの下にATR(1日の平均的な値動き)を表示していますが、ATRが上昇しているということも頭に入れておきましょう。
ATRの詳細は下記の関連するアイデアのところをご覧ください。
大きく動く銘柄は魅力的ではありますが、リスクも高くなっているということを理解しましょう。
ナスダック史上最高値更新 ~変化の予兆!?~(IXIC)ナスダック総合指数 日足チャート
世界の経済はコロナショックの影響を受けて大きなダメージを受けました。
GDPは大きく下がり、失業率が上昇し失業者が沢山出ました。
そういった状況にも関わらず、史上最高値を更新している銘柄があります。
それは「ナスダック総合指数」です。
コロナショックで社会にパラダイムシフトが起きました。
働き方が変わり、人生観まで変わったかもしれません。
そのような中で、社会が変わることで大きく儲けている企業がそれなりにあります。
そして、そういった企業が多く入っているのがナスダック総合指数となります。
我々は会社に行かなくなっても、リモートで仕事をします。
外食をしなくなっても食事はします。
つまり、経済が停滞したところもありますが、資金の流れが変わったことにより多くのお金が流れてきている企業もあるわけです。
ファンダメンタルズはこれくらいにして、チャートを見てみましょう。
二つのチャネルラインとトレンドラインを2本入れています。
チャネルラインを見ると、上昇トレンドを維持しながらスピードは減速していました。
ところが、6月辺りから再び加速をして上昇しているように見えます。
そこから、2本のトレンドラインを引きました。
非常に微妙ではありますが、僅かですが上向きのトライアングルを形成しているようにも見えます。
もし、そうであれば変化の予兆かもしれません。(ダイアゴナルトライアングルというには少し無理があるかな・・・)
いずれにせよ、まずは、この2本のトレンドラインをどちらに抜けてくるのか、そして、どう変化するのかを見ていきましょう。
変化の予兆を感じますが、チャートがどう変化するのか楽しみですね。
注目して見ていきましょう!
小さな変化に気づくためにラインを引きましょう。~トライアングル~(US10Y)米国債10年利回り 日足
コロナショックで国債の利回りは大きく下落し過去最低を更新し未知への世界に突入しました。
そこからは、2カ月ほど膠着状態となっていました。
そして、トライアングルを形成していました。
どちらに抜けるかに注目していましたが、上放れてきました。
一先ず小さな変化です。
コロナショックの時に上下に振れた高値と安値のところに水平線を引きました。
まだ、その高値、安値共に更新されていませんので、大きな変化にはなっていませんが、大きな変化を待っていてはチャンスを逃してしまいます。
小さな変化の時に仕掛けて、それが大きな変化に繋がった時にはチャンスをゲット出来る状態にしたいものです。
普段からラインを引いていると、ラインを引かなくても、ここがトライアングルになっているとか、フラッグ(四角形)になっているというのが浮かんできます。
皆さんもラインを沢山引きながらチャートの変化を気付いていきましょう。
テレワーク関連銘柄 ~ここからの展開が重要~(3681)ブイキューブ 日足チャート
まず、トレンド転換の流れを見ていきましょう。
一番底と二番底のところに印をつけました。
このような底打ちのケースは多くの銘柄で散見されるパターンなので覚えておきましょう。
一番底のところで底打ちをしたと思ったら、再び反落して一番底の安値に向けて反落します。
ところが、安値を割らずに切り返し、一番底と二番底の間の高値を更新します。
そして、トレンド転換していきます。
トレンド転換の時は、期間の違いはありますが、よくあるケースです。
では、直近の動きを見てみましょう。
4月に高値を付けてから利益確定売りが出て5月まで反落しました。
そこから切り返して再び第1ステージの上昇期へとなってきています。
4月の高値と5月の安値に水平線を入れています。
ポイントは、このどちらを更新するかです。
どちらも更新出来なければもみ合い相場の可能性が高まります。
勿論、瞬間的に抜けただけでは意味がありませんが、
高値を更新すればトレンド継続、安値を更新すればトレンド転換の可能性が高まります。
現状のようなチャートもよく見かけます。
ここからどのような展開になるかをしっかりとチェックしておきましょう。
変化を意識することが大事(BTCJPY) ビットコイン 週足チャート
ビットコインのチャートを見ると、小さな変化が起きているのが分かります。
2019年の6月からは下降チャネルラインを形成していました。
2020年3月にチャネルを下抜けましたが、それが、ダマシとなり反転上昇へと繋がっていきました。
そして、今度はチャネルの上限を超えてきました。
また、2017年12月の高値から引いたトレンドラインとも重なり、そこを超えてきましたのでチャートに変化が起きているのが分かります。
2020年3月の下抜けはヒゲによる一過性でしたが、今回は5月からの中間波動(三角保ち合い)の上放れも重なるチャネルの上抜けとなります。
そういった意味では下抜けの時よりも変化の大きさが違います。
ここから本格上昇となるには、2020年2月の高値から引いた水平線を超えていく必要があります。
逆に、チャネルラインの下限を再び割り込めば上抜けが失敗したことを示唆します。
比較的チャートの形状が綺麗と感じるのがビットコインですので、日足などでも色々とラインを引いてみると勉強になる銘柄です。
今後の展開がどうなるかはわかりませんが、常にチャートの変化を意識して見ていきましょう。
MACDの考察(GBPJPY) ポンド円 日足チャート
チャート分析は様々な角度からの分析ができます。
水平線、トレンドライン、チャネルラインを引くというのも一つのアプローチですね。
移動平均線大循環分析と大循環MACDを使うというのも、それぞれ一つのアプローチですね。
ということは、それらを複合的に分析するに伴い分析の向上がはかれるという仮説が立ちます。
ラインの状況からはとトライアングルを上下のどちらに抜けてくるのかを待っている状況です。
そこに、移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージから、第5、第6ステージへと移行していますので、
徐々に売り方から買い方にエッジが出てきているのが分かります。
移動平均線大循環分析と大循環MACDを組み合わせると、現在は早仕掛けのポイントに差し掛かっているというのが分かります。
この仕掛けは第6ステージで、MACD3本が右肩上がりになっているということです。
ということは、ラインのブレイクを待つ前に仕掛けるという選択肢も出てきます。
このように、分析手法が増えてくると、ややこしくなるという人もいますが、慣れてくると分析に厚みが出てきますので、
トレードの精度が変わってきます。
基本を学ぶのであれば、移動平均線大循環分析を学び、応用編であれば大循環MACDを理解しましょう。
そこに、ラインも引くとまた、違った分析もできますので、一つ一つ学びながら分析の精度の向上を目指しましょう。
黄金比率 ~フィボナッチ~(NK2251!)日経225先物 日足チャート
日経225先物の動きを見ると、5月後半から相場に勢いが出てきたような動きです。
ウェッジ型のような形状から、トレンドラインを上抜けてきました。
今回のようにコロナショックで大きく下落した相場の時のリバウンド局面などでは、黄金比率(フィボナッチ)が意識されたりもします。
日本では、1/3の戻しとか、半値戻り、2/3戻しなどが良く使われます。
西洋ではこの黄金比率(フォボナッチ)が意識されます。
考え方は似ていますが、比率が若干違います。
日本式では
1/3は0.333・・・
2/3は0.666・・・
となります。
一方で、黄金比率は
0.382
0.618
となります。
さらに、
0.236
0.764
というのもあります。
あくまでも目安に過ぎないのですが、その目安が抵抗線になったり、支持線になったりすることもありますので、
参考程度に黄金比率なども見るというのも選択肢の一つではないでしょうか。
黄金比率で見れば、節目の価格に絡んできましたが、ここから更に勢いよく上昇するのかどうか、
それとも、抵抗を受けて反落していくのか、チャートの変化をしっかりと捉えていきましょう。
勢いの違う銘柄を比べる(MOS)マザーズ指数 日足チャート
コロナショックで2月から世界中の株式市場が大きく下落しました。
勿論、日経平均株もそうですし、今回取り上げているマザーズ指数もその影響を大きく受けました。
しかし、その後の切り返しの力強さには大きな違いがみられます。
チャートの中央に赤い線があります。
これは大局の強気と弱気を分けるとされる200日EMAですが、
マザーズ指数はあっさりと上抜けてきましたが、日経平均株価はやっと、200日EMAに接近してきたところです。
それだけ、マザーズ指数の動きに力強さがあるということを示しています。
また、黄色のチャネルラインを入れていますが、わかりやすい安定上昇となっているのが分かります。
ここから相場に勢いがつけばチャネルラインを上抜きます。
勢いが無くなればチャネルラインを下抜きます。
まずは、その動きが最初の変化となるでしょう。
チャートの小さな変化が大きな変化へとなっていくと流れが変わっていきます。
ときには、一つの銘柄だけを見るのではなく、他の銘柄や他の指数などと比べることで、チャート上の変化やヒントを探すことができることもあります。
RSI(相対力指数)の考察(IXIC)ナスダック総合指数 日足
コロナショックの影響で大きく下落したマーケットでしたが、
世界の都市封鎖の影響は無かったかのような急反騰が続いています。
そこで、今回はRSI(相対力指数)と一緒にマーケットを見てみようと思います。
RSIは大昔は大好きでよく使っていました。
でも、今はほとんどトレードにおいては使うことはありません。
マーケットの状況を確認するときに見るくらいです。
では、RSIとはどういったものかというと、ある期間の値動き(上昇した動きと下降した動きの合計)を計算します。
そのうち、上昇した値動きがどれだけあったかを計算します。
そして、(上昇した値動き)÷(上昇した動きと下降した動きの合計)を計算して%表記にすると出てきます。
仮に、14日間の値動きが1000円で、その内700円が上昇した値動きであれば700÷1000で0.7、%表記すると×100になり70%となります。
一般的には70%以上は買われ過ぎで売りサイン、30%以下は売られ過ぎで買いサイン、となっていますが、私の考えは違います。
私は70%以上や30%以下は相場が徐々に過熱してきたという考えで、売買サインとは違うと考えます。
むしろ、大事なのは真ん中の50%ポイントで、そこが、買い方優勢と売り方優勢の分岐点と見ています。
このように、RSIも見方を変えると参照できるオシレーターに生まれ変わります。
売買サインに使ってはいけないとは言いませんが、考え方と使い方の工夫がいりますね。
チャネルラインとトレンドラインの攻防(GBPJPY)ポンド円 4時間足
直近の動きを見ると、下降チャネルラインの中で推移していた相場が、
チャネルラインを上抜けてきたような動きになってきています。
さらに、その動きにトレンドラインを引くと、「ウェッジ」型のチャート形状になっているのが分かります。
考え方1、チャネルラインを上抜けたのでトレンド転換。
考え方2、ウェッジ型は中間波動のパターンなのでトレンドラインを下抜けて下降が継続。
さて、大事なことはどちらが正解かと考えるのではなく、どちらになっても良い戦術を構築することが出来るかどうかです。
ウェッジ型のトレンドラインを上抜けるのであれば、ウェッジという考え方が否定されるのでトレンド転換の可能性がやや高まる。
チャネルラインの中に価格が戻ってくれば、ウェッジ型が肯定されて下降トレンド継続の可能性がやや高まる。
現状はチャネルラインを上抜けるという小さな変化なので、とりあえず、買い仕掛けを検討するとすれば、
トレンドラインを下抜けたりチャネルラインの中に戻れば、買いはロスカットを検討する必要性が高まる。
ウェッジ型を下抜けてくると考えて売りを検討するのであれば、ウェッジ型上抜けの時はロスカットを検討する必要性が高まる。
どちらの戦術が成功するかは分かりませんが、私の考え方は小さな変化が出た方向へのトレードを考えます。
そして、小さな変化がもう少し大きな変化に繋がっていけばポジションを増やしていきます。
皆さんもトレードの戦略と戦術を構築してマイルールを作っていきましょう。
トレンドラインを引き難いチャート(EURUSD)日足チャート
チャート上にトレンドライン、チャネルライン、水平線などを引いて、チャート上からヒントを探します。
そのときに、トレンドラインが引き難いときがあります。
(強引に引けば引けないこともありませんが・・・)
このようなもみ合い相場になって、ボックスの動きをしているときは、
水平線を入れて変化を見ていきましょう。
高値、安値からそれぞれ3本ずつ、計6本の水平線を入れました。
その水平線をまずはどちらに抜けてくるのかを見ていきましょう。
それが、変化のサインとなってきます。
一番の高値や一番の安値を更新するまでは、大きな変化にはなり難いと考えられます。
1本更新すれば小さな変化で、2本更新すれば少し大きな変化で、3本更新すれば大きな変化といったイメージです。
相場は大きな変化があれば大きなチャンスに繋がり易くなります。
大きな相場を狙うためにも、チャートの変化を意識しましょう。
チャネルラインは相場の強弱を教えてくれる(AUDUSD) 豪ドル/米ドル 4時間足
コロナショック後の為替市場の動きを見たときに、豪ドルの上昇率が高いですね。
ですから、豪ドルをトレードしている人も増えているともいます。
どの銘柄でもそうですが、私はチャネルラインやトレンドライン、水平線を引きながら相場展開がどう推移しているかを見ています。
例えば、今回の豪ドルであれば、大局の強気と弱気の分岐点である200EMAを超えてきており安定上昇期となっています。
そこに、チャネルラインを入れました。
そうすると、チャネルラインが徐々に緩やかな動きになっているのが分かります。
この動きを見ると、上昇してはいますが勢いが弱くなってきているのが分かります。
次のチャネルラインが勢いを取り戻すのか、それとも、更に勢いが弱くなるのかを見ていきましょう。
そうすることで、相場の変化に気づきやすくなります。
上がるか下がるかといった当たり外れでトレードするのではなく、変化をチャンスにつなげていきましょう。
分かり易い時期とわかり難い時期 ~同じ銘柄でも時期によって違う~(4901)富士フイルムホールディングス 週足
写真のフィルム会社から見事に変身した企業です。
また、昨今のコロナ問題で話題になっている「アビガン」といえばこの会社ですね。
それはさておき、チャートを見ると、分かり易く動く時期と難しそうな時期とがあるのが分かります。
これは、この銘柄だけでなく、多くの銘柄でもよくあると感じています。
ですから、銘柄選びをする時に、そのチャートが分かり易い時期になるのか、それとも、難しい時期になるのかも一考することで、
分かり易い時期の銘柄をトレードすることができるようになるかもしれません。
そのヒントが水平線やトレンドラインを引くことで分かることもあります。
今回は2本のトレンドラインを引くと、拡大トライアングル、もしくは「Y波動」になっているのが分かります。
そして、今回のコロナショックで2本のトレンドラインを上下とも更新しました。
ここからの展開は重要だと思っています。
それは、次に上下どちらに抜けるのかで展開が大きく変わる可能性があるからです。
もしくは、暫くもみ合いになるかもしれませんが、2本のトレンドラインのどちらに抜けるかを見ていきましょう。
ビットコイン 保ち合いから抜けている… 2020/05/20 18:49抜けてる…
下に抜けてますよね。
でも、4度目のチャレンジもあるのか?
これは、観物ですね。
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仮想通貨アイデア
その他チャートや仮想通貨の補足
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的中アイデアもチャートアイデアの参考になります。
jp.tradingview.com
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アクビお気に入り7つテクニカル道具
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①RSI・MACDダイバージェンス理論
②アクビ・ウォルフ波動
③フィボナッチエクスパンション
④一目均衡表
⑤移動平均線(EMA/GMMA)
⑥Cフォーク
⑦チャートパターン
他にも:ギャンスクエア・水平線/トレンドライン・他
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覚えておくと便利な仮想通貨用語
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仮想通貨
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“仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが、法定通貨(法貨)との比較において強制通用力を持たない、または特定の国家による裏付けのないものをいう。ただし、定義や分類は必ずしも一様ではなく複数存在する。”
“600種類を超える仮想通貨が存在し、それらの推定時価総額は2016年4月時点で約80億ドルである。” また、仮想通貨は時価総額トップのビットコイン(BTC)以外をアルトコイン(その他のコイン)と呼ぶことが多い。また、法定通貨をフィアットと呼ぶこともある。
以下、代表的な仮想通貨
・ビットコイン(BTC)世界で最初の仮想通貨と呼ばれている
・リップル(XRP)海外送金のためのブリッジ通貨としてすでに利用されている。
・イーサリアム(ETH)契約行為を組み込めるため不動産や信託などに使われている。
・ライトコイン(LTC)ビットコインから派生した暗号通貨。
・モナコイン(MONA)ライトコインから派生した日本発祥の暗号通貨。
・ネム(XEM)・オミセゴー(OMG)・ビットコインキャッシュ(BTC/BCC)
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ブロックチェーン
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“ブロックチェーン(英語: Blockchain、ブロックチェインとも)とは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術(サトシ・ナカモトが開発)を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、Peer to Peerネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。フィンテックに応用されるケースでは独占や資金洗浄の危険が指摘されることもある。
日本ブロックチェーン協会は、独自に技術としてのブロックチェーンを定義している。
ブロックチェーンは以下の諸点でビットコインよりも一般化された概念である。
・管理者を置けるし、取引履歴も非公開の形で運用できる。
・採掘者(マイナー)や、暗号通貨ないしトークンは設計次第で必ずしも要しない。
・企業などによって運用されている既存の決済・ポイントサービスなどのシステムを、記録が非公開で運用されるブロックチェーンのシステムに代替することにより運用コストが削減され、決済手数料等が抑えられると期待されている。
同団体による狭義のブロックチェーンとは、「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装」をさす。同団体による広義のブロックチェーンとは、「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術」をさす。”
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ビットコイン
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ビットコイン(英: bitcoin)は、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号資産である。
ビットコインはサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto) を名乗る人物によって投稿された論文に基づき、2009年に運用が開始された。
ビットコインシステムは、Peer to Peer型のコンピューターネットワークにより運営され、トランザクション(ビットコインの所有権移転: 取引)は仲介者なしでユーザ間で直接に行われる。このトランザクションはネットワークに参加しているノードによって検証され、ブロックチェーンと呼ばれる公開分散元帳に記録されていく。トランザクションでは通貨単位としてビットコイン が使用される。このシステムは中央格納サーバや単一の管理者を置かずに運営されるので、アメリカ合衆国財務省はビットコインを分散化された仮想通貨というカテゴリーに分類している。ビットコインは最初の暗号通貨とも言われるが、DigiCashやRippleといった先行システムが存在し、それを最初の分散化されたデジタル通貨として説明するのがより正確である。
ビットコインは、トランザクション処理作業に対する報酬という形で新規に発行され、ユーザ達が計算能力を提供することでトランザクションは検証され、公開元帳に記録される。このトランザクションの検証・記録作業はマイニング(採掘)と呼ばれ、マイナー(採掘者)はトランザクション手数料と新規発行ビットコインを報酬として受け取る。ビットコインはマイニングにより入手される一方で、他の通貨や商品・サービスの対価として受け取ったり、購入、交換ができる。ビットコインを送信するときに、ユーザはマイナーに任意の額のトランザクション手数料を払うことができる。
ビットコインは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や特別な権限を持つ発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、ピア・トゥー・ピア型ネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払(英語版)の検知のためプルーフ・オブ・ワーク・システムが用いられている。
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イーサリアム
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イーサリアム(英: Ethereum)とは、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称である。イーサリアム・プロジェクトによって開発が進められている。
イーサリアムでは、イーサリアム・ネットワークと呼ばれるP2Pのネットワーク上でスマート・コントラクトの履行履歴をブロックチェーンに記録していく。またイーサリアムは、スマート・コントラクトを記述するチューリング完全なプログラミング言語を持ち、ネットワーク参加者はこのネットワーク上のブロックチェーンに任意のDAppsやスマート・コントラクトを記述しそれを実行することが可能になる。ネットワーク参加者が「Ether」と呼ばれるイーサリアム内部通貨の報酬を目当てに、採掘と呼ばれるブロックチェーンへのスマート・コントラクトの履行結果の記録を行うことで、その正統性を保証していく。このような仕組みにより特定の中央管理組織に依拠せず、P2P全体を実行環境としてプログラムの実行とその結果を共有することが可能になった。
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リップル
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XRPはリップル・ネットワークのネイティブな通貨である。XRPはドルやユーロとは違い、リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産である。1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがない。XRPはリップル内で唯一の資産となる通貨である。リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイの負債であることを意味する。この資産と負債の違いが、数学に基づいた通貨の一つの革命的な性質である。なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、USD残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができる。
ブリッジ通貨としてのXRP
XRPは、特定のタイミングで2通貨間の直接的な取引がない場合(例えば2つのマイナーな通貨ペアによる取引の際)に、ブリッジ通貨として機能する。ネットワーク内での両替において、XRPは他の通貨と自由に交換することができ、その市場価格はドル、ユーロ、円、ビットコインなどに対して変動する。他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせず、サービス手数料もかからないという点である。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもない。リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、両替と分散型即時グロス決済である。Ripple Inc. は、2015年4月にオートブリッジと呼ばれる新しい機能をリップルに追加した。これにより、マーケットメーカーはマイナーな通貨ペアの取引を、より簡単に行うことが可能になった。この機能は更にネットワークに流動性とより良いFXレートをもたらすことを目標としている。
(引用・参照はWikipedia)