チャートパターン
トレンドラインを引こう ~チャネルラインを上抜け~ドル円 日足チャートです。
移動平均線大循環分析で見ると第4ステージの下降期を維持していますね。
「売り」にエッジのある状態です。
価格が上昇してきたら安値と安値のところにラインを引き、
価格が下降してきたら高値と高値のところにラインを引き、
それを「トレンドライン」といってそこからもヒントを探します。
そのトレンドラインに平行なラインを引いたものを「チャネルライン」といいます。
何度も登場しているのでご理解頂いている方も増えてきていると思います。
そのチャネルラインをドル円は上抜けてきまいた。
ここで、サインの流れを確認しましょう。
大循環MACDの帯MACDが縮小してきます。(よくあるのでダマシもそれなりにあります)
大循環ストキャスの買いサインが出ます。(大マクのサインと時期が前後することがあります)
次にチャネルラインの中心ラインを超えてきます。(下限にタッチせずに超えてきたときは変化の兆しです)
価格がチャネルラインを超える。(移動平均線大循環分析でステージが変わる時期とほぼ一緒)
移動平均線大循環分析でステージが変化する(チャネルラインの変化と時期は前後します)
サポレジ転換が出てくる。
トレンド転換
さて、まだ、移動平均線大循環分析ではステージに変化が出ていません。
ここから変化してくるのか注目しましょう。
相場の展開と投資家心理の推移 ~CFTCの動向を考察~ナスダック 週足
CFTC(Commodity Futures Trading Commission)とは、米商品先物取引委員会という政府機関が
毎週火曜日段階のファンドや商業筋などのポジション状況をその週の金曜日に発表しています。
この内容を見てトレードすることはありませんが、投資家心理をみるうえで参考になることもあります。
このチャートの下に掲載しているのはファンドのポジションの推移となっています。
2017年の5月のところも、価格が史上最高値でしたので高すぎると感じると売りが増加します。
ところが、途中で売り方が苦しくなり、買わざるを得なくなっている動きが見えますね。
さて、今回も昨年の秋からの動きで天井を打ったと感じた筋が売ってきているというのが分かりますね。
ところが、価格が切りかえしておりますが、ファンドの売りポジションが増加しています。
投資家心理として、下がると思って売った銘柄が上昇すると、相場観が曲がったと感じる人は直ぐに損切ります。
ところが、自分の相場観は正しいと思うと、損切りが出来なくなります。また、天井を打ったと思っていた方で
最初の下落に参加できなかった方はチャンス到来と感じて売りが増加します。
我々は移動平均線大循環分析を見ていますので、売るところではないと理解していますが、
ローソク足だけでチャートを見てください。
価格が高いから売りにチャンスがあると感じるはずです。
「値ごろ感」というものです。
値ごろ感は絶対に捨てましょう。持たないようにしましょう。
CFTCの推移をみることで、そういった投資家心理の動きが見て取れますね。
微妙な形状のトライアングル ~もみ合いは放れに付け~(4502)武田薬品工業 日足チャート
今期はコメントを頂いたので、この銘柄を見てみようと思います。
この形状が三角持ち合いかどうか・・・というコメントを頂きました。
では、チャートを見てみましょう。
移動平均線大循環分析で第4ステージを維持していましたが、
安値を付けてから切り返し、第5ステージへと移行しました。
そこから安値切り上げ、高値切り上げ型のトライアングルを形成してきました。
日柄が少し足りなようですが、ここでの考え方は
「もみ合いは放れに付け」という言葉を自分に言い聞かせることです。
なぜかというと、この形状がアセンディングトライアングルであれば上抜けですが、高値も少し切り上げているところが気になります。
また、ペナント型の中段保ち合いであれば下値支持線を割って下降トレンドが継続します。
昨年末の安値から二番底で切り返すのであれば、しっかりと上抜けを確認してから対応しても遅くはないと思います。
人を迷わすトライアングルってちょくちょく出てきますよね。
こういったチャートは次の展開が気になります。
「もみ合いは放れに付け」で、注目して見ていきましょう。
移動平均線大循環分析とトライアングル ~帯の考察~ドル円 月足チャートです。
移動平均線大循環分析で見ながら、そこに隠れているトライアングルをラインを入れることで浮かび上がらせてみましょう。
細かく見ればもっとたくさんのトライアングルが隠れていますが、まずは、上記の三つです。
このトライアングルは以前、ジグザグでエリオット波動的に分析したので、トライアングルの内容は一緒です。
ただ、今回は移動平均線大循環の帯とトライアングルの関係を見ることで、
トレードのヒントを探すことが出来るのではないかと考えます。
移動平均線大循環でトレードするメリットは、やはり大きなトレンドをしっかりと獲れることでしょう。
デメリットはもみ合い相場での勝率とRR比率が下がることですね。(RR比率とは平均利益÷平均損失)
そのもみ合い相場を探すためのヒントがトライアングルとなります。
上昇帯や下降帯が長く続いている局面と、続いていない局面のがあるのが分かります。
続いていないところでは、ディセンディングトライアングルやシンメトリカルトライアングル等が出現することが多いというのが分かります。
また、ダイアゴナルトライアングルが出現しているところでは、帯が続いているのがわかりますね。
帯が長く続かないトライアングルの後には、帯が長く続くことが多いことも分かります。
どうなるかは分かりませんが、現在シンメトリカルトライアングルの終盤戦のような動きです。
これが終われば、帯が長く続く局面が来るかもしれませんね。
注目していきましょう。
アセンディングトライアングル ~過去に掲載しましたが覚えていますか?~(米国株)The Walt Disney Company 週足
このチャートは以前に掲載したチャートですが覚えていますでしょうか?
やっぱりね。そうだよね。といった動きを見せました。
しびれますよね。
「えっ?」という方は下記の関連するアイデアをご覧ください。
以前に私がしびれると感じたときに記載したアイデア投稿です。
相場は決めつけてポジションを取って自分の狙った方向と逆に動いているときに自分の相場観に拘った時に大損します。
ですから、相場観は「朝令暮改」の気持ちで柔軟に対応しなければいけませんが、
このチャートは週足ベースで綺麗な「アセンディングトライアングル」を形成していました。
これは上値抵抗線が水平で、下値支持線が右肩上がりの形状です。
基本的には上に抜けやすいパターンですよね。
このチャートはパターン通りに上に抜けてきましたね。
では、次にターゲットプライスをどの辺りに見ればよいのでしょう。
これも、基本形があり二つのターゲットプライスが出てきます。
基本を学べば学ぶほどチャートからヒントを探すことが出来るようになります。
一つでも多くのヒントを探して勝ち組トレーダーを目指しましょう。
サイクルとトレンドライン ~強気型から弱気型へ~(4519) 中外製薬 週足チャート
何度かサイクルの記事を作成しました。
「ジグザグ」のオシレーターを入れることで、サイクルの動きが分かり易くなりますね。
そこにトレンドラインを入れました。
そうすると、見えてくるのもがあります。
トレンドラインを維持しながら強気型のサイクルを形成しているのがわかります。
そこに、弱気型のサイクルが出てきました。
まさに、ここが変化の兆しです。
ただ、トレンドラインは維持しています。
この弱気型がダマシとなれば、強気継続ですので、買いで攻めていけます。
逆に、次のサイクルが弱気型になってトレンドラインを割ってくると流れが変わります。
チャート上には様々な変化の兆しが出てきます。
その変化の兆しが出てきたときに、その変化の兆しが一つであればダマシの可能性が高く、
兆しが多く出てくればダマシの可能性が低くなる傾向があります。
移動平均線大循環分析を使いながら、それ以外のヒントを多く探せばご自身のトレードに役立ちますよね。
サポレジ転換 ~200日EMAの考察~日立製作所 日足チャート
移動平均線大循環分析で見てみましょう。
昨年は200日EMAの攻防から下抜けして、下降帯が長く続く下降トレンドでした。
そこから、今年に入って再び200日EMAの攻防となり、今度は上抜けてきました。
下降帯から上昇帯に移行して200日EMAがレジスタンス(抵抗)からサポート(支持)にかわってきているのが分かります。
特に、200日EMAは大局の強気と弱気の分岐点といわれているだけに重要なポイントのラインとなります。
このトレンド転換するときに、大循環MACDのMACD2(短期EMAと長期EMAの間隔を見るMACD)がチャート上一番乖離していました。
乖離したからトレンド転換したと判断するのはいけませんが、乖離しているところは要注意ポイントであることは間違いありません。
このような局面のときに、帯MACDが拡大から縮小に移行したり、大循環ストキャスの買いサインが出てきたりすると、
その乖離はトレンド転換の可能性が高まってきます。
200日EMAが下向きとなっているか、上向きとなっているかというのはトレンドの流れを判断するのに重要なサインの一つです。
下向きだった200日EMAが上向きに移行してきました。
ということは、大局の流れが下降トレンドから上昇トレンドになってきたということです。
レジスタンスラインだったところが、サポートラインにかわるとトレンドの方向性がかわります。
非常に興味深いところであり、且つ、重要なところですね。
このままトレンドが継続するのかどうかに注目していきましょう。
相場が煮詰まってきているのか? ~トレンドラインを引こう~日経225 日足チャート
トレンドラインを引こうのシリーズ、日経225バージョンです。
これまで沢山、トレンドラインを引いていきました。
慣れていない方にとっては、目がチカチカして見難いかもしれませんね。
ただ、個人的にはトレンドラインを沢山引くことでヒントが見つかることがあります。
現状の日経225を見ると、どうも煮詰まってきているように見えてなりません。
まだまだ、決め付けるには材料不足のところはありますが、トレンドラインの2点引き(高値と高値の2点、安園と安値の2点のライン)では
三角持ち合いになっているのがわかります。
ただ、トレンドラインの2点引きはダマシが多いので確率は低いと言わざるを得ません。(トレンドラインの3点引きとなると精度が高まります。)
ここから上下のトレンドラインをどちらに抜けてくるのか、また、そこから大きなトレンドが出てくるのか。
一先ず、第一弾目のもみ合い相場が煮詰まってきているように見えますので、注目して見ていきましょう。
移動平均線大循環分析では、現状は第4ステージですので、売りにエッジ(優位性)がある状態が続いています。
大循環MACDは帯MACDが細い状態ですので、トレンドに勢いが無いというのが分かりますね。
三角持ち合い ~これがトライアングルだ~ドル円 週足チャート
ジグザグでトレンドラインを確認しようと思っても、
綺麗なトレンドが出ていないことが一目瞭然ですね。
このような動きをもみ合い相場といい、三角形の形になっているので、三角持ち合い(トライアングル)といいます。
相場は分かりやすい波動とわかり難い波動が交錯して出来上がっています。
当然、分かり易い波動は、移動平均線大循環分析(イド大)でトレードをするのが一番利益を取りやすいと思います。
逆に、わかり難い波動は、移動平均線大循環分析(イド大)でトレードをするとロスカットが増えます。
ということは、分かりやすい波動と、わかり難い波動ではトレード手法が必然的に変わってきます。
現在のドル円はご覧いただいた通り、わかり難い波動になっています。つまり、イド大では取りにくい動きですね。
わかり難い波動だからといって、銘柄選びの選択から外して価格の推移すら見ないというのは間違いです。
なぜなら、わかり難い波動が終われば、次には分かり易い波動が出てくる可能性が高くなるからです。
ですから、現状のトライアングルが上下どちらに抜けてくるかだけでも、しっかりとウォッチしていきましょう。
チャートはトライアングルの上限と下限がいずれ交差しそうだというのは予測できます。
それが、次の分かりやすい波動のサインとなるかもしれません。
5円前後の波動から20円前後の波動にかわるかもしれません。
答えは「神のみぞ知る」ですが、注目して見ていきましょう。
さらに大きく上げ始めたビットコイン、本物になるかの分岐点に!BTCUSD日足チャート(2018年3月より)
2017年末に天井を付け、昨年1年下げ続けたビットコインが今年2月から上げだして、勢いを増してきている。もはや一時的な動きとはいえない。
ビットコイン。投資商品としてはさまざまな規制が入りむしろ妙味性は下がっているような気がする。しかし、「仮想通貨」から「暗号資産」と名前を変え、世の中に次第に定着してきていることも事実だ。
爆上げする投資商品という位置づけから最先端の金融テクノロジーというふうに目線を変えれば、ビットコインが魅力的なものであることは間違いない。
上図見れば上昇トレンドが帯にサポートされて上昇しているのがよくわかる(赤丸部分参照)。これは安定した上昇トレンドとなっていることの証明だ。そしてついに一昨年の天井からの下げ幅に対して38.2%の戻しラインに到達した。これはフィボナッチの比率であり大きな分岐点となる値位置だ。ここで再度売られだすのか、ここを突破するのか。突破すれば50%ライン挑戦となり、そこを打ち破れば本格上昇トレンドとなるかもしれない。
2017年12月の高値(2万ドル)更新などというと夢の話になるが、勢いづいてくると何が起こるかわからない。ちなみに2017年には現在の価格から最高値の2万ドルまでわずか1か月で到達したということも知っておきたい。
ビットコインのバブルが終わり、そこから復活しているとしたら次第に本物になっているのかもしれない。しかし、投資の教育をするものとして暗号資産は投資商品としては欠陥だらけでお薦めできるものではないということも伝えておきたい。だとしても、これからビットコインが上げ続けるのかは大きく注目に値すると言っておきたい。
小次郎講師
サイクルの考察 ~ジグザグとトレンドライン~日経225 週足チャート
前回ダウの週足でジグザグを描画して、サイクルの流れを確認しました。
今回はジグザグを入れてサイクルを確認しながらトレンドラインとの関係を見ていきましょう。
サイクルは、小さなサイクルが幾つか合わさって、大きなサイクルになっていきます。
イメージとしては、強気型+強気型+強気型+弱気型+弱気型が合わさって、一つの大きなサイクルになります。
あとは、それが強気型か弱気型かになるかです。
日経225の週足で見ると、小さな強気型のサイクルが続き、その後、弱気型のサイクルとなっています。
大きなサイクルで見れば現状は強気型を維持していますね。
ここから価格が高値を更新してくれば、大きなサイクルは強気型継続となり、
安値を割ってくれば、大きなサイクルでも弱気型に移行する可能性が高まってきます。
仮に弱気型のサイクルとなるのであれば、サイクルの基本となる高値の位置から弱い流れが相当続くであろうと予測できます。
そして、今回は底にトレンドラインを引きました。
トレンドラインのブレイクとサイクルの流れを見ていくと、トレンドラインを下抜けたところからサイクルの動きに変化が出てきているのが分かります。
つまり、トレンドラインの動きとサイクルの動きの関連性は高いので、皆さんの普段の分析にプラスアルファしてみてはいかがでしょう。
今夜はストロベリームーン ~アストロジー~いちご 日足チャート
今日は満月ですね。
今日の満月を別名ストロベリームーンと呼びます。
様々な研究がされていますが、満月の日には事故や犯罪が増加するといった研究もあるようですね。
満月などから相場を検証するのを占星術(アストロジー)といい、
満月や月、惑星と株価の関係から株価の未来を予測していきます。
そして、アストロジーとサイクルを組み合わせて予測をしてる方もいらっしゃいますよね。
今日の満月をストロベリームーンと呼ぶので、「いちご」のチャートを検証してみました。
昨年末に安値を付けてから、現在は二番底を探しているのか、それとも、底抜けとなるのかの見極め局面のようです。
移動平均線大循環分析では、昨年末の安値から第1ステージへと移行し変改の兆しが出ていましたが、今は再び第4ステージです。
第4ステージは下降期となりますね。
このようなとき、私は2本のラインを入れます。
昨年末の安値と今年の高値のところです。
そして、この高値と安値のどちらに抜けてくるかという点にも注意を払います。
現状は第4ステージですので、売りにエッジがある状態です。
ただ、大循環MACDの帯MACDが拡大から縮小に移行してきていますので、小さな変化の兆しが出てきています。
今夜の満月によって、下降トレンドが加速するのか、それとも、トレンドに変化が出るのか・・・
トレンドラインを引こう ~チャネルの中にチャネル?~ドル円 日足チャートです。
トレンドラインを引きながらチャートからヒントを探していきましょう。
チャートは「宝の地図」であり、その宝を見つけるためのヒントを探すものです。
チャートをどれだけ見ても「トレードの聖杯」はありませんよ。
勉強あるのみです。頑張りましょう!
では、移動平均線大循環分析(イド大)で見てみましょう。
第4ステージの安定下降期となっています。
売りエッジ(優位性)がある状態ですので、売りで利益を伸ばす局面ですね。
価格が帯の下で推移していますので、非常に分かり易い動きをしているのが分かりますね。
そして、高値と高値を結んだ線をトレンドラインといいますが、それと並行に安値と安値を結んだラインを合わせてチャネルラインといいます。
綺麗なチャネルラインを形成しています。
現在は、大循環MACD(大マク)の、帯MACDが拡大から縮小に向かってきていますので、イド大の下降帯の幅が小さくなってきていることが分かります。
そして、青色の点線でラインを2本入れると小さなチャネルラインのようにも見えますね。
価格が青色の点線の上下どちらに抜けてくるかが、最初のポイントになります。
この動きが中段保ち合いのフラッグ型であれば、下抜けて下降トレンド継続となります。
トレンド転換となれば青色の線を上抜けし、尚且つ、赤色のチャネルラインをも超えてくるでしょう。
現状は、大循環ストキャス(大スト)がボトムゾーンから上抜けてきました。
確かに「買い」のサインではありますが、流れに反した「買い」であることを考慮すると、ロスカットの可能性が高い「買い」であることが分かります。
ゆえに、買うならロスカットは絶対で厳しめにする必要があります。
もしくは、買わずにもう少し流れを見て、売りを一部利食いをする程度にしておくかですね。
チャネルラインは価格推移の上限、下限だけでなく、
そのチャネルの中間点を超えてきたところも小さなヒントになります。
移動平均線大循環分析に少しプラスαをすることで、精度が変わってきます。
大マクや大ストをプラスしてもよいでしょうし、トレンドラインを引くのもよいでしょう。
トレードの精度を上げるために一緒に学んでいきましょう。
綺麗なチャートから学ぶ ~どこで大ストを使うか~S&P/ASX200 日足チャート
上昇トレンドも下降トレンドも、とても綺麗なチャートです。
チャートの教科書にのせたくなるような綺麗さですね。
このような綺麗なチャートは滅多にありませんが、だからといって参考にならない、と決めつける必要はありません。
綺麗な上昇トレンドと下降トレンドのときに、移動平均線大循環分析(イド大)の形がどうなっているか、
そして、そのときの大循環MACD(大マク)の動きがどうなっているかを確認すると、ヒントが見えてきます。
そして、イド大と大マクの動きを見て大循環ストキャス(大スト)をどこで使えば機能し易いかを検証してみましょう。
また、使って上手くいかないときには、どこで手仕舞うかを検証してみましょう。
イド大も大マクも、もちろん大ストもそうですが、大事なのは売買サインがどこか、ではありません。
ゴールデンクロスが買い、とかデッドクロスが売りというのは大事ではありません。
それよりも大事なことは、その指標がどこを見ている指標なのかです。
イド大も大マクも大ストも見ているところが違います。
どこを見ている指標かを理解できれば、その売買サインが、なぜ、そこがサインなのかが見えてきます。
それを理解することが一番重要なのです。
ですから、「買い」と「売り」のサインだけに拘っていては成長しないのです。
一緒に学んでいきましょう。
大循環ストキャス ~複合トレードの考察~スイスフラン/シンガポールドル 日足チャート
移動平均線大循環分析(イド大)
大循環MACD(大マク)
大循環ストキャス(大スト)
三つの複合トレードを考察してみましょう。
イド大では、第1ステージで買いにエッジ(優位性)があるところですね。
ただ、第1ステージですと仕掛けとしては遅いと感じる方も多いと思います。
そこで、第6ステージや第5ステージでの仕掛けが考えられます。
大マクでは、MACD1やMACD2の動きは大ストと同じように反応しますが、
帯MACDの変化を使うという方法もありますよね。
帯MACDが拡大しているところから縮小する局面では帯MACDの色がかわります。
大ストのボトムゾーンでセットアップ(準備の時間)から
ボトムゾーン上抜けから買いサインとなりますが、帯MACDよりは少し早くサインが出ているのが分かります。
早く仕掛ければ仕掛けるほどダマシガ多くなります。
そのダマシを回避するには、それまでのチャート形状から判断するしかないのですが、
仕掛けた後の動きを大スト、大マク、イド大の動きの変化を確認することで、正しい判断だったのか、間違いだったのかをチェックするというのもあります。
この変化がおかしければ、ロスカットがヒットしていなくても、一先ず撤退してチャートの動きを再確認するというのも考えられます。
個人的には、ロスカットを1回設定すれば、変更することは殆どないので、
むしろ、大スト、大マク、イド大の変化を確認して正しかったと感じれば買い増しを考えますね。
皆さんも、自分のトレードルールを考えてみましょう。