ビットコイン4年間共通している法則 3日足チャートの20SMAを見よ!BTCUSD 週足&3日足&月足 トレンド判別方法BTCUSD 週足チャート
上昇トレンドでは単純移動平均線20SMAを上抜けて、20SMAに沿って上昇し続けます
下降トレンドに切り替わるのは20SMAを下抜けたときです
底打ちは週足200SMA接触です 魔改造RCI3linesが強い、濃い緑発光したところが大底になっています これは2015年、2018年ともに底打ちの条件が共通しています!
2015年、2018年、今年2019年 この法則は4年間、共通しています
フルHDなどの低解像度ではサムネイル画像が潰れてしまうようです 解像度のでかい画像を貼っておきます 4K解像度の画面モニターを使っていると快適ですよ
現在は紫色の単純移動平均線20SMAに接触し、反発上げしています
20SMAを上抜けている間は上昇トレンドと言えますが、下抜けると下降トレンドが始まります
画面左下を見てみると
単純移動平均線100SMAと
指数平滑移動平均線100EMAを下抜けて暴落し、下降トレンドが始まっています
100SMAと100EMAを上抜けると強い上昇トレンドが始まっていることが分かります
2015年指数平滑移動平均線
100SMAを上抜け 上昇トレンド開始 2018年はサポートラインとして機能していましたね
大底では
単純移動平均線200SMAと指数平滑移動平均線200EMAがちょうどサポートラインとなっていることが分かります
200週移動平均線ですね 200という数字は重要です
証券取引所は基本的に週休2日制ですので
株や為替の世界では
100日線は約半年間の移動平均線、
200日線が1年間の移動平均線として使われます
(20日線は約一ヶ月間の移動平均線)
ビットコインでも100期間移動平均線や200期間移動平均線がよく効くのは株、為替由来なんですね
IDOUHEIKINSEN SET (GMMA KUMO SAR MTF EMA SMA )では20日線、100日線、200日線をどの時間足でも表示できるようにしています(SMA&EMA)
旧作『25-50-75-100-200-EMA+ichimoku+TripleBB (12EMA+3SMA+kumo+3BB+SAR+GMMA+ATR ver7.2 )』
新型 『IDOUHEIKINSEN STT (20EMA+6SMA+SAR+kumo+6GMMA ver8.1)』
bitFlyer BTCJPY 8時間足チャート
赤色の単純移動平均線20SMAを見ていると分かりやすいですね
テクニカルの基本通り、移動平均線上抜けは買い、下抜けは売りです
BITSTAMPは2011年創業で歴史があります
TradingViewチャートでは最古かもしれませんのでここではBitstamp BTCUSDチャートを貼ります
1日足だと2011年8月18日から
3日足だと2011年8月17日から
週足だと2011年8月15日からチャートが始まっています
BITFINEXのBTCUSDは2013年3月31日から、
bitFlyerは2015年6月24日からチャートが始まっていて歴史が浅いです
やはり週足となると移動平均線を表示させるために歴史のある取引所の方が有利です
(BITSTAMPのチャートでは
200週目の2015年6月から200期間単純移動平均線が出現し、
うまい具合に、サポートとして効いて見事に2番底になりました 2015年8月下旬にトリプルボトム三番底でついにトレンド転換しました)
さて、そんなBitstampのBTCUSDチャートですが
200週目が2015年6月8日(週足)でちょうど始まり、大底となっています!
Bitstamp利用者が移動平均線200SMAが表示されはじめたことに気がついて、ここが底だと買い支えてくれたのでしょうか
2015年8月から上昇トレンドへ転換しました この上昇トレンドは丸々2年間も続き、第一次仮想通貨バブル崩壊の2017年12月まで続きます
バブルの天井はBTCJPYだと2017年12月8日です この日は出川組が誕生した日です
(ここから1ヶ月ほどアルトコインバブルが起きますが、ビットコイン自体はチャートを見て分かる通り、バブル崩壊で下落しました)
上がり止まったBTCをアルトコインや草コインに両替、換金していたからアルトコインバブルが起きたんですね
BTCJPY 2017年12月8日(Coincheck Web CM公開日、2017年12月8日が日本円建てでのバブルの天井となりました テレビCMは12月13日)
最高値は、現物BTCJPYチャートで231万円2100円
bitFlyer Lightning FXBTCJPY価格で最高値293万1424円
BTCUSDだとバブルの天井は2017年12月17日です この日はbitFlyerがSFDを導入を検討しているというツイートで大暴落開始しました
2017年12月17日 BITFINEX:BTCUSD史上最高値を記録 19891ドル 2万ドルに届かずバブル崩壊開始です
出川組が悲惨すぎますね CoincheckのテレビCMが始まってから買うと2018年1月10日に売らないと現物の含み益がなくなります
・2018年1月5日の最高値は200万8000円
(2017年も1月5日に上ヒゲをつけて落下)
(Coincheck本人確認はがき
新年初回発送日:2018年1月5日)
本人はがき発送日に現物買っても二度と
ちょうど三尊?の右肩のてっぺんでした coincheckのWEB CMやテレビCMを見てから買うと、かなりの天井つかみでしたね
かろうじてビットコインを買って含み益だったのは
WEB CM 初期出川組だと38日間(2017年12月8日~)
テレビCM出川組だと28日間(2017年12月13日~2018年1月15日)だけでした
1ヶ月間も、2番天井227万円~3番天井ネックライン170万円でヨコヨコしていたんですね
でも上がると思って買っているのだから逃げ切れないですね
ちなみにCoincheck本人確認はがき、新年初回発送日2018年1月5日の高値で買った場合、一度も含み益になっていません(三尊の右肩の先端)
BTCJPY 2017年10月~2018年4月までの1日足チャート
紫色の移動平均線が
単純移動平均線20SMAです
濃い緑色の指数平滑移動平均線が100EMA(オレンジ色の点線が単純移動平均線100SMA)
赤色の+状の点線が単純移動平均線が200SMA
重要な移動平均線は3本、4本しかありません
200EMAも意識されていましたね
2018年12月~2019年1月のダブルボトム(逆三尊?)時の
レジスタンスライン→サポートライン4000ドルで活躍しています
紫20SMA上抜けた途端4000ドルから5000ドルまで垂直爆上げ
赤色の単純移動平均線200SMAは2015年、2018年12月初旬、2019年1月末で見事にサポートラインになっています
ビットコインは150万円を超える」「200万円まで上がる!」「いやいやビットコインは400万円まで行く!」「2000万円まで行くぞ!」
いろいろ予測されていますが、
月足チャートを見たことありますか?
月足
2017年12月の終値、2018年1月の始値1万3871ドル
(2017年12月30日、31日 リバウンド安値 150万円(149万円)ライン)
2019年6月27日(木) 2019年最高値 149万5427円
2017年12月31日の終値、2018年1月1日の始値が意識されて
149万円で弾き返されたことが分かります(2019年6月27日)
149万円を超えられない限り、150万円や200万円まで
水平線
1万3871ドル(約148万円)
1万755ドル(約115万円)
ボリンジャーバンド+2シグマ
1万2000ドル=約128万円
中心線7000ドル(約74万円)
大底サポートの週足200SMAは約47万円
BTCJPY 3日足チャートの単純移動平均線20SMAでもOKです 上昇トレンドか、下降トレンドなのかすぐに分かります
20SMA上抜けは買い、20SMA下抜けは売りです
2017年12月8日(金) 日本円建て最高値
1BTC=231万2100円(FX価格293万1424円)
Coincheckの出川CM Web公開開始が天井
(テレビCM放送開始は 12月13日)
2017年12月17日(日) 227万8193円(bitFlyer現物)
BITFINEXで最高値を記録19891ドル
bitFlyerのSFD導入検討ツイートが天井となった
2017年12月30日、31日
リバウンド安値 150万円(149万円)ライン
2019年6月27日(木) 2019年最高値 149万5427円
長々と書きましたが、言いたいことはひとつだけです
「移動平均線上抜けは買い、下抜けは売りです 」
(付け足すと 移動平均線に支えられたら買い、移動平均線下抜けてリバっても弾き返されたらリターンムーブ戻り売りです)
移動平均線に沿って戻り売り、移動平均線に沿って買い増しという方法も使えます
1日足の移動平均線100EMA,100SMA(100日線)を表示することもおすすめです 20日線、1000日線、200日線は非常に効きます 株、為替、ビットコイン共通です
X-indicator
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションからヒントを探す~NYGOLD 週足チャート
COMEX取引所に上場しているGOLDの週足チャートです。
CFTCは毎週金曜日(日本時間土曜日の朝)に火曜日時点のファンドや商業筋などのポジションの発表が行われます。
今回のチャートは商業筋ではなく、ファンドのポジションの動きを見てみましょう。
そうすると・・・
ファンド(オプションを含む)のロング(買い残)が積み上がっているのが分かります。
この勢いが続けば上昇トレンドが継続しますが、一旦流れが変われば積み上がったファンドの買いの決済(売り注文)が一気に噴出してきます。
ここからどうなるのかに注目しながら見ていきましょう。
TradingViewでは、CFTCも表示できるので便利ですよね。
活用していきましょう。
ワクワク、ソワソワしていますか? ~マーケットから感じる変化の兆し!!今のマーケットから何を感じますか?~上記のチャートは
上海総合指数 240分足 ゴールド/ドル建て 240分足
ポンド/米ドル 240分足 米10年債利回り 240分足
これらのチャートの変化を見て、私はマーケットに何か起きているのではないだろうか。といった雰囲気を感じます。
米中貿易戦争の影響を一番受けていた上海総合が切り返しています。
弱かったポンドも反発しています。
下落が続いていた金利が反発しています。
強かったゴールドが反落しています。
日経225がもみ合いを上放れたとか、ドル円も直近のもみ合いを上反れてきたとか・・・。
何かが起きているのであろう。といいたくなるようなチャートの変化。
それとも、単に気にし過ぎなだけで一過性の反応なのでしょうか。
絶対にチェックしなければいけない銘柄がこのように反転しています。
どうしても何かがあったとしか思えない反応です。
ただ、日足、週足の変化ではないので決めつけは厳禁ですが、
ここからの動きはいつも以上に注目したいですね。
しかも、そういった状況の時に、今夜は米国の雇用統計です。
変化が加速するのか、今の動きが一過性なのか・・・・
ワクワクして、ソワソワしているのは私だけでしょうか?
ポンド円 現状分析 ~チャート上からヒントを探そう~ポンド円 日足チャート
英国のEU離脱の可能性からポンドが大きく売り込まれていますね。
移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージとなっています。
5月から安定下降期となっていましたが、ここにきて小さな変化の兆しが出始めてきています。
ポンド円をトレードするときに、3月から5月のディセンディングトライアングル下抜けと、
移動平均線大循環分析で第4ステージの状態が重なっていますので「売り」狙いになっていますね。
そこから下降の角度が変わりチャネル的な動きとなりましたが、ステージに変化が出ることなく角度が急になって下降しました。
チャネルのところは注意しながら見ていくところでしたが、チャネルを下抜けですので売り継続ですね。
そして、8月に安値を付けてから切り返して、その高値と安値のところに水平線を引きました。
その水平線の下限に向けて9月に下がってきましたが、安値を割らずに切り返しました。
そのときのMACDの傾きと価格の動きから最初の小さな変化の兆し1が出てきました。
次に、高値の水平線を超えてきたことで、変化の兆し2が出てきました。
移動平均線大循環分析でステージが第5ステージになってきましたので、もう一つ小さな変化の兆しが出てきました。
まだ買いにエッジがあるわけではありませんが、早く動く方にとっては手仕舞いを検討する局面になってきているということですね。
チャートを継続して見ていくと、今まで見えていなかったヒントが徐々に見えてくるようになってきます。
やっぱり、「継続は力なり」ですね。
上級編 ~トレンド相場と中間波動の見極めが勝負を決する~ (4825)ウェザーニューズ 週足
大局上昇トレンド3段上げという綺麗なチャートを形成していますね。
そこからゴチャゴチャした動きとなっています。
多くの投資家が陥りやすい投資行動が二つあります。
一つは仕掛けの間違い。
もう一つは銘柄選びの間違い。
では、ひとつひとつ見ていきましょう。
まずは、仕掛けの間違いですが、これは上昇トレンド3段上げをしていますが、一段目、二段目の上昇相場、もしくは三段目の上昇相場に乗れていればOKです。
ところが、残念ながら大相場に乗り切れなかった方は、次こそはと押し目が入ったところから仕掛けてしまい、その後の中間波動(調整局面)で苦戦するのです。
そして、「私が買えば下がる」といった認識を持ってしまいます。
もう一つは銘柄選びですが、このように綺麗な上昇三段上げの銘柄を見ると、もし買っていたら物凄く儲かっていたという思いから、
こういった銘柄の価格をウォッチしていこうとなり、綺麗なチャートの銘柄を選択してしまいがちです。
この二つの共通点は、トレンド相場を後追いしているということです。
大事なのはトレンド相場を獲ることであって、トレンド相場を追いかけることではありません。
相場の流れは、トレンド相場が終わると中間波動があり、中間波動が終わるとトレンド相場が来るということですね。
その基本的な理屈が分かれば仕掛けの間違いや銘柄選びの間違いの可能性を低くすることができますよね。
ですから、トレンド相場を獲るためには中間波動を理解することが大事であるということを認識しましょう。
ユーロドルが1時間足で上昇トレンドにあると言える根拠をいくつ出せるか。たくさんあるほど予測の確度は上がります。こんにちは。アクビファクトリーです。
今日はトレ転したユーロドルから見ていきましょう。
日足ベースでは下向きですが、1時間足ベースでは上昇トレンドに入ったように見えます。
では、1時間足で上昇トレンドに入っていると言える根拠は何でしょうか?テクニカルの根拠を見てみましょう。
① 一目雲の色が変わり陽転している。
② 一目均衡表が三役好転している。
③ ボリンジャーバンドの中央線の上にローソク足がある。
④ MACDが上昇傾向にある。
⑤ GMMAのリボンバーが陽転している。
⑥ 9 Seasons Rainbow が陽転しはじめている。
では、この先下げる可能性はないのか。
あります。
例えば、
・ストキャスRSIにダイバージェンスが発生しています。
・主要移動平均線の下にローソク足がある。
ことなどがあります。
ですので、この上げトレンドは、持って金曜までの可能性があります。
それに日足ベースでは、まだまだ下落トレンドだからです。
皆さんはどのように分析されますか?
ぜひ、アイデアを投稿してみてくださいね。
それでは、また!
ダウ理論 ~トレンドは継続する~XAUUSD (ドル建てゴールド) 日足チャート
先日のチャートはダウ工業株とダウ公共株の比較チャートでした。
ダウ理論では工業株と輸送株を比較しますが、今回もダウ理論からチャート見てみましょう。
ダウ理論に「トレンドは継続する」という言葉があります。
大底を打った相場は天井を打つまでは様々な動きを見せながらトレンドが継続するということです。
そして、明確な天井打ちのサインが出てからやっと反転するのです。
それまでは、とことんトレンドが継続していきます。
大きく分けて日柄調整と値幅調整、
中間波動としては、「フラッグ」や「ペナント」などの形状を見せます。
これらは、天井を打ったと感じさせるフェイク(ダマシ)の動きを見せます。
このフェイクの動きに惑わされてはいけません。
高値から価格が下がってきたので、もう天井だろうと思った矢先、するすると何もなかったように上昇していきます。
そこから更に高値を超えてトレンドが続いていくのです。
実際トレードをしているとこの動きに惑わされる方が続出します。
ちょっとした利益で満足してしまうから、欲に負けて利益確定をしてしまうのです。
もしくは、出た利益が減ってきたらこれ以上利益が減ったら嫌だといった感情が利益確定に走らせるのです。
でも、そこから高値を更新した時に再び参戦できれば良いのですが、後は見ているだけとなる方が多いのです。
そういう方は、移動平均線大循環分析で第1ステージで買い、第4ステージで売り、
ステージに変化が出るまではポジションを持ち続けることが大事ですね。
相場は株や為替、コモディティと時代や時期によって循環しながら、時に大きな相場を形成します。
その大きな相場をしっかりと獲ることが出来るかどうかが重要ですね。
比較チャート ~一つのチャートを見ているだけでは見えないものがある~ダウ公共株15種平均 日足チャート
米国の一番メジャーな株価指数は、「ダウ工業株30種平均」ですね。NYダウと言ったりもします。
そして、ダウは工業株だけでなく、ダウ輸送株20種平均、ダウ公共株15種平均の3つがあります。
それらを合わせた、ダウ総合65種平均があります。
通常、日本の投資家はであれば、日経平均は見ているでしょうが、TOPIXなどと動きを比べたりといったことをしている方はぐっと減ってくると思います。
ましてや、米国のダウ工業株を見ている人はさらに減るでしょうし、さらにこういったダウ工業株以外の物を見ている人はほとんどいないかもしれませんね。
これらを見ている方はさすがです。
これらを比較することで、マーケットの動きにどういったことが起きているかのヒントを見つけることが出来ます。
例えば、米中の貿易戦争が激化した今年の5月と8月の動きをみると、ダウ工業株30種平均はその影響を直接受けて反落しています。
ところが、公共株は大した影響もなく、しっかりとした足取りで上昇しているのが分かります。
つまり、米国は中国に貿易戦争を仕掛けながら、保護主義をとっているので公共株はほとんど影響を受けていないといったことが分かります。
ダウ理論の基本は工業株と輸送株の比較ですが、このように、ダウの3つの平均株価や総合平均などと比べると、また違った一面が見えてくるのが分かりますね。
やり方は簡単です。
まず、銘柄を右上のところに入力してから、その三つ右側に「⊕比較」のマークをクリックします。
そして、比較したい銘柄を入力すると、折れ線のチャートが出てきますので、それで終了です。簡単ですよね。
為替の比較チャートや、株とコモディティの比較、株と金利の比較など、自由に何でも比較ができるので便利です。
相場ですから相関関係が高い時期とそうでない時期とがありますので、そういったものを探し出してヒントを探っていきましょう。
大局と小局を使い分ける ~大きな変化と小さな変化~ドル円 4時間足
大きな変化があったきは大局を確認して俯瞰的に見ることが必要です。
そこから今度は小さな変化が起きるかどうかを確認しながらクローズアップしてみていきます。
どういうことか具体的に見ていきましょう。
大きな変化が起きたときは、大陽線や大陰線など、大きな動きが出てくるので多くの投資家が冷静さを失います。
そして、そこが高いのか安いのか、ここからどうなっていくのか、といった判断ができないまま振り回されやすいトレードをしてしまいます。
ですから、その大きな変化がトレンド相場の始まりか、それともトレンド相場の終わりなのかを確認しなければいけません。
つまりは、中間波動(調整局面)の終わりなのか、それとも中間波動の始まりなのかを大局を見てヒントを探していきます。
大局での移動平均線大循環分析でのステージを確認します。
そこから、絶対的にポイントになる価格や水準、トレンドライン、チャネルラインをチェックします。
ドル円の週足は円高に大きく振れましたが、大局のチャネルラインの中での推移でした。
そこで、次には小さな変化を確認するために、今回は4時間足で確認します。
下降トレンドから、価格とMACDのダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)により、横の動きに変化してきました。
移動平均線大循環分析での帯が細くなってきており、MACDのタスキも小さくなってきています。
ここからは、大きな変化の前の小さな変化のヒントを探すことで、次に大きな変化が起きても対応できるようになります。
大局の動き、小局の動きを確認してからトレードをすることを心がけましょう。
壮大なトライアングル ~中間波動をどう攻略するか~米国株 Verizon Communications
ベライゾン・コミュニケーションズの日足チャートです。
米国の大手電気通信事業者ですね。
様々なチャートを眺めていると200EMAの動きって本当にすごいなと思いますね。
上昇トレンド、下降トレンドでの200EMAの動きと、トレンドの無い中間波動での200EMAの動きは全く違いますよね。
この動きをみて大局の動きをみていきましょう。
トレードをしようと思っている銘柄を見て、現在、トレンド相場か中間波動なのかを確認しましょう。
また、これからトレンド相場となるのか、それとも中間波動になるのかを意識しましょう。
チャートを見ると200日EMAが横向きになっているのが分かりますよね。
移動平均線大循環分析で見ても、背景の黄色と水色が交互に入れ替わっているのでもみ合い相場になっているというのがよく分かりますね。
さて、基本的な考え方としては、波動の動きの高値と安値を意識してください。
上昇トレンドの時は高値と安値が共に切り上がってきます。
下降トレンドの時は高値と安値が共に切り下がってきます。
中間波動で多くみられるトライアングルでは高値が切り下がり、安値が切り上がるといった独特の動きを見せます。
つまり、移動平均線大循環分析での帯の動き、高値と安値の動きに変化が出てくるところが変化の兆しです。
小さな変化の兆しから大きな変化に移行していく流れを掴むことで、トレンド相場に乗っていけるようになります。
トライアングルは比較的分かり易く変化していきますので特徴を覚えていきましょうね。
このチャートのように1年ほどのトライアングルを形成している銘柄を探したときに、
心の中で「チャンス銘柄を見つけた!」と思うことが出来るようになれば、中間波動を理解し始めてきたということです。
さあ、今までは人気が無かった中間波動の動きを理解して、トレンド相場をしっかり獲っていきましょう。
トレンド転換かトレンド継続か ~トレードで意識するべきところ~(2897)日清食品ホールディングス 週足
相場はトレンド相場と調整局面とに分かれます。
トレンド相場は分かり易く、調整局面はわかり難い動きとなる傾向があるといった特徴があります。
大きな利益を狙うにはトレンド相場をしっかりと獲る必要があります。
調整局面は動きが難しく大きな利益も取り難いところです。
ですから、そのトレンド相場と調整局面の違いをはっきりと見極めなければいけません。
トレードをするのであれば、常にその点を意識する必要があります。
その見極めが出来ればトレンド相場だけをしっかりと獲ることが出来るようになります。
勿論、その見極めは簡単ではありませんが・・・
トレンド相場か調整局面か、トレンド転換かトレンド継続か。
常にその点を意識することで、トレンド相場を獲ることに意識が向きますので、大きなチャンスを手に入れることができます。
皆さんもご自身が見ている銘柄のチャートから、どこがトレンド相場かどこが調整局面かを見極める習慣を持ちましょう。
そうずれば、トレンド相場に対する考え方がはっきりとしてきます。
大きく動きた時ほど俯瞰的に見ようドル円 週足チャート
米中の報復関税合戦からマーケットはリスクオフの動きとなっています。
移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージの安定下降期となっているのが分かります。
「売り」にエッジ(優位性)がある状態が週足ベースで継続しているのが分かります。
大循環MACDで見ると、「タスキ」が帯MACDの下で推移しているので、トレンドに勢いがあることが分かります。
大循環ストキャスで見ると、ボトムゾーンに突入しています。
現在104円台半ばで水平線を引いていますが、高値切り下げ、安値が一定の「ディセンディングトライアングル」のような形状です。
ここを下抜けるとさらに売りにエッジが出てきますね。
その次に意識されるのが高値に引いているトレンドラインに対する平行チャネルラインの下限が意識されます。
その下は100円といった節目や100円割れが意識されますね。
世界のマーケット全体のボラ(変動率)が高くなってきました。
このようなときは小さな足でチャートを見ていると、動きが大きく感じてしまい固まる方が増加します。
つまり、何もできずに動きが荒いから様子を見ようということです。
大きく動くときはチャンスですので、流れを確認しながら、このチャンスを活かしていきましょう。
上級編 移動平均線大循環分析、大循環MACD、大循環ストキャスの複合トレード上海総合指数 日足チャート
移動平均線大循環分析(イド大)と大循環MACD(大マク)、大循環ストキャス(大スト)の複合トレードの研究です。
複合トレードをする理由は、トレンド相場だけでなく、もみ合い相場も利益追求するためのトレード手法です。
ですから、現在、イド大でトレンド獲りの勉強をされている方はこの記事を読まないでくださいね。
なぜなら、考え方が混同して却って混乱してしまうからです。
では分析をしてみましょう。
まず、大局の流れを見る200日EMAの方向性をみましょう。
下降トレンドから上昇トレンドに移行してきましたが、その流れが継続せずに反落していますね。
200日EMAが下向きだったのが横ばいになって価格が200日EMAを挟んで推移していますので、もみ合い相場になっているのが分かります。
つまり、下降トレンドから上昇トレンドに移行するも継続できなかったことが、イド大でも大マクでも分かります。
特に大マクの帯MACDをみることでトレンドの強弱を判断しますので、その強弱の違いから大ストを使うか否かの見極めをしていきます。
どういうことからいうと、帯MACDが大きくなっていればいるほどトレンドに勢いがありますので、
大ストのサイン(特に訂正波において)でのダマシの可能性が通常よりは少し高くなります。
逆に、帯MACDが小さいほど、大ストのサインが推進波でも訂正波でもダマシの可能性が通常よりも低くなります。
ここでも、帯MACDの違いと大ストの動きを比較すれば、大ストの精度が向上していきますね。
現在は大ストが機能し易い大マクの動きとなっていますので、
大ストを意識しながらトレンドがどこで発生してくるかを待ち構えましょう。
上級編 大循環MACD ~チャート上に浮き上がる変化の兆しを感じよう~(2659)サンエー 日足チャート
移動平均線大循環分析は本当に優れモノで
トレンド相場が一目でわかるのと同時に、もみ合い相場も一目でわかります。
背景にある上昇、下降の色が黄色と水色となっているので、
同色が続いているときは、トレンド相場、交互に入れ替わるのはもみ合い相場と一発で分かります。
今回は移動平均線大循環分析から派生して進化したツールである大循環MACDの動きも合わせてみていきましょう。
チャート分析を勉強する理由は、将来を完ぺきに予想することではありません。
絶対に儲かる銘柄などといったものはありません。
相場に「聖杯」は無いのです。
では、なぜチャート分析を学ぶのか。
それは、チャート上に浮かび上がるヒントを一つでも多く発見し
エッジ(優位性)があるところを狙い打ちするためなのです。
ではヒントを探しに行きましょう。
下降トレンドが続いていました。
そこからもみ合い相場に移行しています。
一番底から二番底を付けてから、200日EMAに挑戦しています。
一回目は失敗でした。
そこから二番底を割って崩れるような動きを見せました。
ところが、一番底は割らずに再度200日EMAに再挑戦しています。
そうです。この動きです。
この動きの時のMACDの変化に気づくかどうかがポイントなのです。
勿論、ここからどうなるかは分かりません。
答えを求めてはいけません。
変化の兆しを探すのです。
その点に気づくとチャート分析が一気に進化するはずです。
初級編 ~移動平均線大循環分析~ゴールド 日足チャート
今回は移動平均線大循環分析の基本的な考え方を見てみましょう。
そもそも、移動平均線と何を見ている指標かを理解しましょう。
移動平均線とは、価格を平均することで、過去の買い方(売り方)が平均的にどの価格で買い(売り)、
それが現在、損益がどう変化しているかを分析するものです。
つまり、短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線、200日移動平均線(EMA)の動きをみることで、
短期・中期・長期・200日EMAのそれぞれの買い方と売り方の勢力分布を一目で分析することができます。
価格が移動平均線より上で推移しているときは、買いにエッジ(優位性)があり、下で推移しているときは売りにエッジ(優位性)があります。
また、移動平均線が上向きになっていれば買いにエッジがある状態が更に大きくなっており、
下向きになっていれば売りにエッジがある状態が更に大きくなっているというように分析ができます。
そして、200日EMAが下向きか上向きかが大局の方向性を示しており、価格がその200日EMAの上下どちらで推移しているかが大局の強気と弱気を分岐点となります。
上記のチャートでも200日EMAを上抜けたところから強気になってきているのがわかりますね。
短期移動平均線はローソク足の代用ですので、ローソク足の動きに惑わされないようにしましょう。
中期移動平均線は押し目の限界ですので、支持帯、抵抗帯となりやすいところです。
長期移動平均線はエッジの限界ですので、そこを抜けてくると流れが反転する可能性が高まります。
200日EMAは大局の強気と弱気の分岐点ですので、大きな流れが変わる可能性が高まります。
移動平均線の計算式を知り、その意味を理解し、その指標がどこを見ているかを知り、そこから始めて売買サインを学びましょう。
そして、それがなぜ買いサインなのか、なぜ売りサインなのかを知りましょう。
そうすることで、より深く移動平均線大循環分析を理解できるようになりますね。
セリングクライマックス? ~相場はフラクタル~米10年債利回り 月足(左上)、週足(左下)、日足(右側)チャート
チャート分析をするときは、現在の波動がトレンド相場かトレンドの無い相場(中間波動)かを見極めることが大切です。
そのトレンドの有無を判断するのに、トレードをする足ではなくても、大きな足を見ることでそのヒントを探すことができます。
今回の米10年債利回りのチャートですが、日足だけを見るとどこまで下がるかわからないくらい下がっていますね。
それを週足や月足をみるとことで、大局の動きが分かりますね。
月足で見ると長期下降トレンドのトレンドラインを上抜けてきています。
いわゆる最初の変化の兆しが月足チャートに出ていますね。
週足や日足でみるとどこまで下がるかが見えにくいですが、日足に波動の分析を入れました。
これで見ると、日足の大きな流れは3段下げ(A→B→C)に見えますが、そのC波のなかに、さらに5波(1→2→3→4→5)が入っているように見えます。
もし仮に、その仮説通りとするならば、現在の下落波動はセリングクライマックス(売り波動の最後の局面)のようにも見えます。
それを決めつけて逆張りをするのは厳禁ですが、売り方で攻めているとしても注意をしながら見ていく時間帯になっているかもしれません。
ここから大局の大底の1.321を維持するか、それとも割るのかで今後の展開が大きく変わりますね。
まずは、そこが一番の注目ポイントですね。
このようにチャートをフラクタル的に分析をすると、様々なヒントが見えてきますよね。
ローソク足を消す ~日々の動きに惑わされるな!~(4755)楽天 日足チャート
大きなトレンドを狙うには移動平均線大循環分析で
上昇帯と下降帯のトレンドが続くところをしっかりと獲ることが必要です。
ただ、日々の動きについては、トレンドがある第1ステージと第4ステージのところであっても
ローソク足の動きを見ていると、小さな上昇下降に惑わされてトレンドがあるにも関わらず
ポジションを閉じてしまう、といったこともあるかもしれません。
移動平均線大循環分析の基本を振り返りましょう。
短期移動平均線はローソク足の代用
中期移動平均線は押し目の限界
長期移動平均線はエッジの限界点
このことを理解していれば、短期移動平均線がローソク足の代用として使うわけですから
チャートを見る時にローソク足を消してチャートを見ることで、日々の細かな動きに惑わされることが無くなりますね。
ローソク足の消し方は、チャートの中の左上に銘柄が出ています。
そこをダブルクリックすると、アラートとか、トレードとか幾つもの内容が出ている表がでてきます。
その中に、目のマークに非表示という項目があります。
そこをクリックするとローソク足が消えます。
再度、銘柄をダブルクリックして今度は表示をクリックするとローソク足が表示されます。
トレードで迷った時には、ローソク足を消して移動平均線の動きに素直に対応するという考え方もありますね。
移動平均線大循環分析 上級編 ~大循環MACDと200日EMAを活用~米国株 GS(ゴールドマンサックス) 日足チャート
移動平均線大循環分析(イド大)
大循環MACD(大マク)
200日EMA
これらを使うことで、初心者トレーダーから上級者トレーダーにレベルアップできるようになります。
まず初心者の方は、イド大を使うことで、第1ステージが買いのサイン、第4ステージが売りのサインということを学びます。
そこから上級者にレベルアップするために、大マクを活用していきます。
それにより、移動平均線大循環分析での分析よりも一歩早い判断が出来るようになります。
そこに200日EMAを入れることで、大局の流れが判断できるようになるので、難しいところでのエントリーが減っていきますね。
200日EMAの動きをみることで上昇トレンド、下降トレンドといった大局が見えていきます。
さらに、もみ合い相場のところもわかります。
200日EMAが横ばいになるところがそうでうね。
200日EMAが支持線、抵抗線として機能していきますのでトレードに役立てることができます。
このようにすることで、自分でも現状分析をしていくとができますね。
これらの3つをフル活用して上級者を目指していきましょう。
世界で何が起きているのか? ~高値更新が続く国内ゴールド~ゴールド (円建て) 週足チャート
以前にも長期トライアングルを形成しているゴールドがトライアングル上抜けしたといった記事を作成しました。
今度は2012年の高値を更新してきました。
移動平均線大循環分析で見ると第1ステージですね。
ゴールドを見る時は確かにドル建てが基本ですが、
気になるのは円高が進行している国内のゴールドが高値を更新したことです。
今、世界で何が起きているのでしょうか?
今、日本で何が起きているのでしょうか?
私はファンダメンタルズ派ではありませんので、詳しいことは分かりません。
しかし、様々なチャートを見ている限り、何かが起きているのであろうということは想像がつきます。
平時の時は株と国債(ゴールド)は逆相関の関係となり易いのです。(・・・国債やゴールドは安全資産とされています・・・)
どういうことかというと、
株が上昇しているときは国債(ゴールド)は売られやすくなります。
株が下降しているときは国債(ゴールド)は買われやすくなります。
その両方が最近まで上昇していたわけですから、世界で何かが起きている、というここが推測できます。
これに伴い、トレードをするお時に、株をするときもゴールドをするときも、いつもよりも慎重に対応しようとなります。
チャートの不思議ではありますが、こういった大きなトライアングルを上抜けした時は、
エネルギーが爆発することがありますよね。
次はトレンドラインと高値更新のラインがサポレジ転換すれば強気、
サポレジ転換できなければ弱気というのが、まずは現状のイメージですね。
本当にチャートって面白いし興味深いですね。
ヒンデンブルグオーメン ~暴落の予兆といわれるが・・・~ナスダック 日足チャート
マーケットに変化の兆しが出てくると、
「ヒンデンブルグオーメンが点灯した。暴落予兆だ!!」といって、紙面がざわつきます。
こういった派手なコメントは読者受けが良いですから、ニュースになりやすいのでしょう。
では、この「ヒンデンブルグオーメン」とは何なのでしょうか?
これは、株価予測のためのテクニカル分析指標で、このサインが発生すると1か月間は有効とされています。
そして、サインが発生した場合は、80%弱の確率で5%以上の下落が起きるとされています。
故に、市場関係者の間では、株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標とも言われることもあるようです。
これだけ聞くと、サインが発生したとなると慌てる人が増えるかもしれませんので、どのようにサインが出るのかを見ていきましょう。
このサインが発生するには幾つかの条件があり、その条件を満たすと、ヒンデンブルグオーメンのサインが発生したとなります。
では詳細を見てみましょう。
・ニューヨーク証券取引所(NYSE)での52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数が共にその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.8%以上であること。
・NYSE総合指数の値が50営業日前を上回っている
・短期的な騰勢を示すマクラレン・オシレーターの値がマイナスであること
・52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない
ここで出てきた「マクラレン・オシレーター」の計算方法は、
まず、Xを出して、(騰落銘柄数、X)=値上がり銘柄数-値下がり銘柄数
マクラレン・オシレーター=Xの19日EMA-Xの39日EMA
この数値がプラスだと上昇傾向、マイナスだと下降傾向と一般的には判断します。
つまり、株価が50営業日前を上回るには上昇していないといけませんので、
上昇しているときの相場の強弱が激しくなり、値下がり銘柄が増加してくると発生するサインであるということですね。
故に、マーケットの変化の兆しとして捉えることは大事ですが、
ヒンデンブルグオーメン発生=暴落すると決めつけるのはよくないことが分かりますね。
チャートを見ると、確かにサインが発生して下がってきていますが、
1000日EMA(200週EMAを日足に代用、大きな流れの大局の強気と弱気の分岐点)は維持しています。
ここからどう変化してくるのかに注目しながら、兆しが出てきているのは事実ですので、
大慌てするのではなく、冷静にマーケットの変化に対応していきましょう。
円高なのでドルが安いと感じるかもしれませんが・・・ドルインデックス 日足チャート
トランプショックで円高ドル安となっていますが、
実はドル自体はそれ程大きく下落はしていません。
それはなぜわかるかというと、ドルインデックスを見れば分かります。
ドルインデックスとは何かというと、一般的には、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど
複数の主要通貨に対する「米ドルの総合的な価値」を示す指標です。
これを見れば、円高でもありますが、ドルも堅調に推移しているのが分かりますね。
つまり、円もドルも強いのですが、さらにドルよりも円が強いということです。
このように主要通貨をインデックスでみるとその通貨の動きがよく分かります。
ちなみに
ドルインデックス、「DXY」
円インデックス、「JXY」
ユーロインデックス、「EXY」
ポンドインデックス、「BXY」
豪ドルインデックス、「AXY」
などとなりますので、それぞれチャートを出してご覧いただければと思います。
では、現状のチャート分析をしましょう。
大きなチャネルラインで推移しているのが分かります。
200日EMAは右肩上がりですので、上昇トレンドを維持していますが、
上昇帯と下降帯が入れ替わっているので、移動平均線大循環分析では獲り難いチャートです。
このようなときは、チャネルラインの確認と200日EMAの方向性を確認して、
大循環MACDや大循環ストキャスを使いながら、対応することになりますね。
このようなチャートの特徴はチャネルラインの幅が広いケースが多いですね。
チャネルラインの幅が狭いときは、綺麗な上昇トレンドになりやすいのですが、
幅が広くなると、上昇帯と下降帯が交互に入れ替わり易くなりますので、
チャネルラインの幅が広いか狭いかも見ていきましょう。
中間波動攻略メソッド ~一目均衡表とトレンドラインを合わせる~日経225 日足チャート
相場はトレンド相場ともみ合い相場が合わさって波動が出来ています。
そして、多くの投資家が陥るケースがあります。
それは、もみ合い相場やレンジ相場を気付かづにトレードして上手くいかないケースです。
綺麗なトレンド相場を探して、その銘柄が調整局面入りしてからエントリーするもそこからは調整局面入りしているので上手くいかない。
そういった経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。
「私が買うと下がる。」「売りと上がる」ありませんか?
そこで、もみ合い相場を見抜き、そのもみ合い相場が終わるところを狙うのがトレンド相場を獲ることがポイントとなりますね。
もみ合い相場を見抜く方法は、トレンドラインを引くことでも探せますが、
実は、一目均衡表もトレンド相場ともみ合い相場を見分けるのに適しているのです。
では、一目均衡表の5つの線を復習しましょう。
転換線・・(過去9日間の最高値+過去9日間の最安値)÷2
基準線・・(過去26日間の最高値+過去26日間の最安値)÷2
遅行スパン・・当日の終値を26日過去にずらして描画
先行スパン1・・(転換線+基準線)÷2を26日将来に描画
先行スパン2・・(過去52日間の最高値+過去52日間の最安値)÷2を26日将来に描画
一目均衡表はそれぞれ5本の線の均衡が一目で分かります。
トレンド相場は5本の線が離れていきますが、もみ合い相場になると5本の線が収束していきます。
現状の225を見ても5本の線が収束しているのがよく分かります。
もみ合い相場ですね。トレンドラインでもトライアングルになっているので、もみ合い相場になっているのが分かります。
現状分析をすると、現在「三役好転」しているのが分かりますね。
「三役好転」とは
均衡表の好転(転換線が基準線を上抜ける)
遅行スパンの好転(遅行スパンが価格を上抜ける)
三役好転(価格が雲を上抜ける)
この流れのまま上昇トレンドが出てくるのか、それとも、もみ合い相場が続くのか・・・
サポレジ転換 ~浮かび上がったトライアングル~ドル円 日足チャート
チャネルラインを上抜けていたドル円ですが、チャネルラインのレジスタンスライン(抵抗線)が
サポートライン(支持線)にかわる「サポレジ転換」を起こして切り返しています。(チャートに赤丸を付けているところです)
トレンドラインやチャネルラインを引き続けていると、サポレジ転換が頻繁に起きているということがよく分かりますね。
そこから価格が切り返していますが、現在の価格が直近の高値と安値の間で推移している場合、その直近の高値と安値に水平線を引きます。
その水平線とトレンドラインによって、それまで隠れていたトライアングルが浮かび上がってきます。
そのトライアングルの上下どちらに抜けてくるのかが目先の最大の焦点となりますね。
直近の動きを見ると、6月25日が一番底として7月18日が二番底となるのであれば、トレンド転換となるでしょう。
7月18日の二番底を割ってくればこの見方は否定されトレンド継続となります。
トレードで重要なことは、トレンド転換とトレンド継続の見極めです。
そのヒント探しの一つがトライアングルやチャネルということですね。
このようにチャートはトライアングル(三角形)やチャネル(平行四辺形)を組み合わせたパターンも多く、
チャート上にトライアングルやチャネルを探すことで様々なヒントが浮かび上がってきますので、
そこから現在価格がトレンド転換なのか、それともトレンド継続なのかを見極めていきましょう。